AJスタイルズ 調印式でIWGP王者オカダ挑発「いろいろ教えてやる」
2015年10月11日 19時51分
新日本プロレス10・12両国国技館大会で行われるIWGPヘビー級王座戦(王者オカダ・カズチカVS挑戦者AJスタイルズ)の公開調印式が11日、東京・水道橋のラクーアで行われた。
AJはこの日、大ファンの阪神タイガースのクライマックスシリーズ突破を願って、新たに購入したキャップを着用して調印式に登場。「言いたいことはシンプルだ。俺がオカダにいろいろと教えてやる。そして、もう一度チャンピオンになる」と宣戦布告した。
今年7月の大阪城大会でオカダに敗れベルトを失ったが、G1最終日の8月の両国大会での6人タッグ戦で直接フォール勝ち。ダイレクトリマッチの権利を獲得した。
年内最後のIWGP戦にAJが勝利した場合、来年1月4日の東京ドーム大会に王者として出場する。外国人選手がドームのメーンに出場したのは2006年大会のブロック・レスナーが最後。10年ぶりの快挙に向け「8月のG1公式戦で負けているので、できれば棚橋(弘至)と戦いたい。まずは明日の試合に集中しているけどね」と意気込んだ。
また、AJにとっては3度目のIWGP戴冠を目指す戦いでもある。達成すればビッグバン・ベイダーの持つ同王座の外国人最多戴冠記録に並ぶ。
文字通り新日プロの外国人史に名を刻むフェノメナールは「ベイダーは体格も大きく有名な選手。尊敬している。でも新日本プロレスに来た外国人選手で最強なのはAJスタイルズだ」と豪語し、必勝を誓った。
一方、オカダは「簡単に勝てる相手ではないですから、しっかり勝って、またIWGPに輝きを取り戻していきたい」と宣言。調印後はAJがオカダを挑発する形で大乱闘に発展し、まさに大荒れの展開となった。
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