凄惨マッチ“被害者”安川惡斗が引退示唆「ケジメをつけさせて」
2015年10月11日 16時39分
女子プロレスラー・安川惡斗(28)が11日、スターダムの後楽園ホール大会で引退を示唆する発言をした。
安川は今年2月に世Ⅳ虎(5月に引退)との試合が“凄惨マッチ”と化し、左眼窩底骨折などの重傷を負い長期欠場。9月の後楽園大会で復帰し、この日は「5☆STAR GP」覇者の同期・宝城カイリ(27)とのシングル戦に臨んだ。
持ち前のラフファイトを生かしつつ宝城の足に集中砲火を浴びせたが、徐々にペースダウンし、イカリ(変型逆エビ固め)にとらえられて窮地に。最後はダイビングエルボードロップ2連発で3カウントを奪われた。
敗れた安川は試合後のリングで「負けた。カイリ…お前は強くなった。これで約束果たせたな。7か月前に、絶対にリングに戻ってくるって言った。カイリとの約束も果たした。あとは私にケジメをつけさせてください。とりあえず、今日はそれだけ。そのうち私は最後のテメーらとしてた約束をさせていただきます。以上」とマイクアピール。意味深長な発言に会場はザワついた。
バックステージでも「今まで有言実行で生きてきた。自分の持ってる約束はすべて果たした。あとは客と約束した『必ず10カウントゴングを聞いて、スターダム生え抜きとしてリングを下りること』だけ」と、引退を視野に入れているような口ぶり。女子プロ界に今年最大級の衝撃を与えた“凄惨マッチ”の当事者2人が、揃って引退の道を選んでしまうのか――。
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