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福井 高浜原発 来月の再稼働は困難な状況に10月8日 22時29分
福井県にある高浜原子力発電所3号機と4号機について、福井地方裁判所が再稼働を認めない仮処分の決定を出したのに対し、関西電力が異議を申し立てた審理が8日、行われた結果、来月も審理が行われることになり、関西電力が目指す来月の再稼働は困難な状況になりました。
福井県高浜町にある高浜原発3号機と4号機の再稼働に反対する福井県などの住民9人が申し立てた仮処分について、福井地方裁判所は、ことし4月、再稼働を認めない決定を出し、これに対し関西電力は異議を申し立てて、別の裁判長による審理が続いています。
8日、福井地方裁判所で3回目の審理が行われ、裁判所は、双方からさらに詳しく説明を聞きたいとして、来月13日にも審理を行うことを決めました。仮処分の効力が生じているため、関西電力は少なくとも異議に対する裁判所の決定が出るまでは高浜原発の3号機と4号機を再稼働することができません。また、審理の結果、再稼働を認めないとしたことし4月の仮処分の決定が仮に覆った場合でも、地元自治体の同意の手続きのほか、核燃料を入れるなどの準備が必要で、関西電力が目指す来月の再稼働は困難な状況になりました。
8日、福井地方裁判所で3回目の審理が行われ、裁判所は、双方からさらに詳しく説明を聞きたいとして、来月13日にも審理を行うことを決めました。仮処分の効力が生じているため、関西電力は少なくとも異議に対する裁判所の決定が出るまでは高浜原発の3号機と4号機を再稼働することができません。また、審理の結果、再稼働を認めないとしたことし4月の仮処分の決定が仮に覆った場合でも、地元自治体の同意の手続きのほか、核燃料を入れるなどの準備が必要で、関西電力が目指す来月の再稼働は困難な状況になりました。