川内原発2号機:再稼働反対の住民らハンガーストライキ

毎日新聞 2015年10月11日 20時20分(最終更新 10月11日 21時06分)

ハンストで座り込む住民ら=鹿児島県薩摩川内市久見崎町の九州電力川内原発正門前で15年10月11日午後1時39分、杣谷健太撮影
ハンストで座り込む住民ら=鹿児島県薩摩川内市久見崎町の九州電力川内原発正門前で15年10月11日午後1時39分、杣谷健太撮影

 九州電力川内(せんだい)原発2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に反対する住民らが11日、原発正門前に座り込んでハンガーストライキを始めた。同原発の再稼働を巡るハンストは初めて。2号機が再稼働する見込みの15日まで続けるという。

 住民らで作る「再稼働不同意住民の会」が呼び掛け、約20人が参加。「ハンスト中 再稼働反対」と書いた白い法被姿で午後1時、座り込みを始めた。参加した同市山之口自治会長の川畑清明さん(59)は「事故の起きる前に1、2号機が廃炉になることを祈っている」と話した。

 12日には県内約90の市民団体で作る「ストップ再稼働!3・11鹿児島集会実行委員会」が鹿児島市で2000人規模の反対集会を開く。【杣谷健太】

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