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石巻で鎮魂と復興テーマにコンサート10月11日 23時01分
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東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市で、犠牲者への鎮魂と復興をテーマにしたコンサートが開かれました。
このコンサートは、震災で3人の子どもを失った石巻市の木工作家遠藤伸一さんが、復興支援を続ける滋賀県のボランティア団体と協力して市内の公民館で開きました。会場には地元の人たちおよそ100人が集まり、ロックバンドやシンガーソングライターなど5組のアーティストが「鎮魂」や「復興」をテーマにした16曲を披露しました。
このうち富山市のテノール歌手近藤洋平さんは、被災者に寄添う気持ちを歌詞にした曲「風に乗って伝えたい」を披露しました。
また、京都市のシンガーソングライター佐々木清次さんは、震災で子どもを失った遠藤さんの心情をつづった「小さなひかり」という歌を歌いました。小学4年生で亡くなった遠藤さんの長男は11日が誕生日だということで、遠藤さんは涙を浮かべながら静かに歌を聴いていました。
コンサートを聴いた60歳の女性は、「震災で自宅が全壊し、たくさんのつらいことを思い出したけど、励まされました」と話していました。コンサートを企画した遠藤さんは「子どもたちも歌を聞いて喜んでくれたと思います。震災で学んだ人との絆を大切にして頑張っていきたい」と話していました。
このうち富山市のテノール歌手近藤洋平さんは、被災者に寄添う気持ちを歌詞にした曲「風に乗って伝えたい」を披露しました。
また、京都市のシンガーソングライター佐々木清次さんは、震災で子どもを失った遠藤さんの心情をつづった「小さなひかり」という歌を歌いました。小学4年生で亡くなった遠藤さんの長男は11日が誕生日だということで、遠藤さんは涙を浮かべながら静かに歌を聴いていました。
コンサートを聴いた60歳の女性は、「震災で自宅が全壊し、たくさんのつらいことを思い出したけど、励まされました」と話していました。コンサートを企画した遠藤さんは「子どもたちも歌を聞いて喜んでくれたと思います。震災で学んだ人との絆を大切にして頑張っていきたい」と話していました。