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損保各社 外国人向け旅行保険の販売強化10月12日 6時30分
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日本を訪れる外国人が急増するなか、大手損害保険各社は旅行中の外国人を対象に、けがや病気の治療費などを補償する「旅行保険」の販売を強化しています。
ことし日本を訪れた外国人旅行者は先月10日までに推計で1342万4000人となり、去年の1341万人を超えて過去最高を更新することが確実となっています。
このため大手損害保険各社は、旅行中の外国人がけがや病気をした際の治療費などを補償する「旅行保険」の販売を強化しています。
このうち、「東京海上日動火災」は今年度中に、旅行客が日本の病院で支払う必要がある費用を一時的に全額立て替えるサービスを付けた新たな保険を、タイやインドネシアなどアジアの6つの国と地域で販売する計画です。会社では、東京のコールセンターでそれぞれの国の言語で相談できる態勢を整える方針です。
一方、保険に入らず来日する外国人旅行者が全体の3割に上っていることを捉え、「損害保険ジャパン日本興亜」は来年2月から、外国人が来日したあとにスマートフォンなどを通じて加入できる旅行保険を新たに販売します。この保険商品の開発に当たった井上志織さんは「東京オリンピック・パラリンピックも控え、今後外国人観光客はますます増えていくので、こうした保険の需要は増えていくと思う」と話しています。
ほかの損害保険大手もこうした商品の販売を検討していて、損保各社の間で外国人の旺盛な旅行需要を取り込もうという動きが広がっています。
このため大手損害保険各社は、旅行中の外国人がけがや病気をした際の治療費などを補償する「旅行保険」の販売を強化しています。
このうち、「東京海上日動火災」は今年度中に、旅行客が日本の病院で支払う必要がある費用を一時的に全額立て替えるサービスを付けた新たな保険を、タイやインドネシアなどアジアの6つの国と地域で販売する計画です。会社では、東京のコールセンターでそれぞれの国の言語で相談できる態勢を整える方針です。
一方、保険に入らず来日する外国人旅行者が全体の3割に上っていることを捉え、「損害保険ジャパン日本興亜」は来年2月から、外国人が来日したあとにスマートフォンなどを通じて加入できる旅行保険を新たに販売します。この保険商品の開発に当たった井上志織さんは「東京オリンピック・パラリンピックも控え、今後外国人観光客はますます増えていくので、こうした保険の需要は増えていくと思う」と話しています。
ほかの損害保険大手もこうした商品の販売を検討していて、損保各社の間で外国人の旺盛な旅行需要を取り込もうという動きが広がっています。