ラグビー日本代表桜ジャージのデザイン!エンブレムとブレイブブロッサムズの意味は?

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2015年9月19日、ラグビーワールドカップイングランド大会一次リーグで、日本代表は南アフリカに歴史的な勝利をおさめましたね!

これを例えるなら、伝説のバスケ漫画「スラムダンク」で湘北高校が王者山王高校に勝ったくらいのインパクトになるのではないかと!(「スラムダンク」読んだことがない方、すみません…)

あるいは、バスケットボールで日本代表がアメリカ代表に勝つくらいのインパクトだとも言えるのではないでしょうか。

というわけで今回の記事では、日本代表のジャージ(ラグビーでは「ユニフォーム」ではなく「ジャージ」と言いますね)の赤白横縞のデザインの由来とエンブレムの意味についてまとめてみようと思います。あと、日本代表の「ブレイブブロッサムズ」という愛称の意味についても軽くご紹介しますね!

ラグビー日本代表のジャージはどんなデザイン?

桜

それでは、まずはラグビー日本代表のジャージーのデザインをみてみましょう!

実際に着たところはこんなかんじです。錯視効果を狙って太さを変えた横ストライプが動きを感じさせ、ますますかっこいいですね!スポンサーの「リポビタンD」がやけに目立って、選手の体格とあいまって広告効果抜群な感じです。まっったくどうでもいい話ですが。

赤と白の横ストライプがファーストジャージー(=ホームジャージー)、青と紺の横ストライプがセカンドジャージー(=オルタネイトジャージー)ですね。

ファーストジャージーとセカンドジャージーの違いについてはこちらの記事にまとめましたので、ご参照くださいませ。)

ちなみにこちらが、歴代の日本代表チームのジャージーになります。

左から2015年、2011年、2007年、2003年、1999年のワールドカップ歴代ジャージー

出典:産経ニュース

なんだか、年々シュッとしたデザインになってきているのが分かります!

一番左の2015年のジャージーだと、ストライプの太さを上の方は太く、下の方は細くしているので、確かに錯視効果がありますね。肩幅はますます広くがっちりして見え、一方でお腹周りはきゅっと引き締まって見えます。

ジャージーのデザインの由来とエンブレムの意味は?

ジャージーのデザインの由来

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で、このいかにも「ラグビー」っぽい横ストライプのデザインですが、実はそれは「ラグビー後発国」の証のようなものだったりするそうです。というのも、ラグビー日本代表のジャージーのデザイン選びにおいては、次のような事情があったのだとか。

元々単色でそれぞれのチームが色だけで区別できるようにユニフォームを作っていたのですが、単色には限りがあります。
日本にラグビーが紹介された頃、すでに単色のユニフォームは種類が出尽くしてしまったような状態だったのです。
そのために、苦肉の策として最初日本のチームは《日の丸》を意識した赤と白の横縞シャツを、全日本のユニフォームとして考えだしたのです。

出典:サッカーのユニフォームとラグビーのユニフォームの違いについて

ですので、ラグビーの発祥国イングランドやニュージーランドやオーストラリアなど、ラグビーの伝統が長い強豪国では、単色のユニフォームが多いとのことです。なお、ニュージーランドやオーストラリア、サモアなどのオセアニア各国がラグビーで強い理由はこちらの記事にまとめましたので、ご参照くださいませ!

ちなみに、「ラグビー」という名は、イングランドの有名パブリックスクールである『ラグビー校』でラグビーが発祥したことにちなんでいるそうです。

エンブレムと「ブレイブブロッサムズ」の意味は?

また、サッカー日本代表のエンブレムは八咫烏(ヤタガラス、神話上の足が三本あるカラスですね) ですが、ラグビー日本代表のエンブレムは桜です。「意外にかわいいな…」と私などは思ったのですが、ラグビーでは花や動物がエンブレムとして使われることが多いみたいですね。

日本代表のエンブレムのアップはこちら。かわいい3つの花のついた桜ですね。

この3つの桜は、「作った当時の関東・関西・九州の各協会を表している」そうです。(参考:spin off

海外でも、日本代表は「チェリーブロッサムズ」、「ブレイブブロッサムズ(ブレイブは『勇敢な』というような意味)」、「ブロッサムズ」などと呼ばれていますよね。桜を英語で「cherry blossom(チェリーブロッサム)」と言いますものね。

ですので、よく聞く「ブレイブブロッサムズ」とは、「勇敢な桜たち」というような意味になりますね!

また、日本代表の結成当時は、エンブレムの桜もまだ「つぼみ」だったというのは有名な話です。

ちなみに、この日本代表の桜には「正々堂々と戦い、敗れるときには美しく散れ」というような意味が込められているそうです。(参考:spin off

…完全に私事ですが、私は祖父母から散々第二次世界大戦中の話を聞かされてトラウマになっているので、「敗れるときには美しく散れ」などと言われると、「美しく散って総員玉砕なんてダメだ!!」などとつい考えてしまいますが(考えすぎ)。

水木しげるの「総員玉砕せよ!」というマンガなんかを読むと、どんなに見苦しくなってもなんとしても生き延びたいものだ…と思ってしまいます。

しかし!!今回のワールドカップの南ア戦での日本代表の最後の最後までの粘りを見ると、まさに「簡単に散ってはやらないぜ!!」という渾身の心意気を感じさせられましたよね!本当に勇気をもらいました。

「勝つまで散らない強い桜」として、ワールドカップでの活躍がとっても楽しみです!!

 

ちなみに、他のチームのエンブレムとしては、ラグビー世界ランキングトップ10の各国チームのエンブレムの画像と意味をこちらの記事にまとめてみましたので、ぜひご覧ください!

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