私は、一昨年の9月に最愛の息子を亡くしました。
学校から帰ってくる帰り道、昼間から酒を飲んで車を運転していた飲酒運転者にハネられ、頭を強打して即死でした。
今、この様にここに綴っているだけで涙が込み上げて来ます。
悲しみと憎しみが混在し、今にも泣き崩れそうな精神状態である事に変わりはありません。
しかし、私の大好きで愛していた息子の死が、これからの無残で悲惨な事故を繰り返さないために、少しでも役に立てば…そう願います。
私の息子は、とても元気で活発的な子でした。
同学年のお友達は、皆ゲームなどに夢中になる年頃。
しかし、私の息子は一度もゲームが欲しいと言った事はなく、それよりも家に帰って来てはランドセルを「ポーン」とほっぽり投げては公園や外でサッカーボールを蹴ったり、一つ二つ上のお兄ちゃん達と元気に鬼ごっこをして遊んでいる様な子でした。