2015-10-11
■[メディア]マスメディアがその自由意志で報道内容を決められることこそ民主的であると思うが。
沖縄基地移設問題で、国連人権理事会は日本からの反対派と賛成派の両方に発言の機会を与えた。それは普通の民主主義。しかし日本のマスコミの大半は反対派の発言だけを取り上げて賛成派の声を完全に黙殺した。結局日本のマスコミこそは反民主主義の全体主義の塊、人民日報並みの言論独裁ではないのか。
— 石平太郎 (@liyonyon) 2015, 9月 23
まず、国連機関とマスコミは期待される機能や役割が異なるのだから、比較の単位として適切とは言えないだろう。民間企業であるマスコミがどのような報道をするかはマスコミ自身の自由な判断に委ねられるべきであり、マスコミの自由意志による判断の結果として基地反対派の声ばかり取り上げたとしてもそれが即ち非民主的と呼べるとはいえない。
また実際には国連人権理事会における基地賛成派の声は産経新聞に取り上げられている。
「沖縄で人権侵害ない」「知事は尖閣狙う中国の脅威を無視」 国連人権理で辺野古賛成派が反論
そして産経新聞は他にも
沖縄知事が無視する地元民意 移設容認の辺野古区
また読売新聞などは9月15日に「辺野古移設工事 知事の承認取り消しは乱暴だ」と題した社説を掲載している。その社説の結びの一文は次の通りである。
産経新聞だけでなく、読売新聞も賛成派が求めればその声を取り上げるだろう。マスコミの大半は賛成派の意見を黙殺すると言うが、これら全国紙2紙なら賛成派の声を黙殺することもあるまい。このtweetでの日本のマスコミと国連人権理事会の比較はおかしい上に事実認識としても疑問がある。
以下蛇足だが、私は石平太郎氏のtwitterアカウントをフォローしてはいるがこのtweetに気づいたのはモトケン氏がこのtweetを無批判にRTしていたのを目撃した時である。
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