茨城県のニュース
表示したい都道府県を最大2つまで登録することができます。
- 未登録の場合は「登録」ボタンをクリックします。
- 登録したい都道府県を地図から選択します。
- 確認ボタンをクリックすると登録が完了します。
※登録した都道府県を変更するには「変更」ボタンをクリックします。
国交相 堤防改修の検討を指示
関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊してから1か月となった10日、石井国土交通大臣は大きな被害が出た茨城県常総市を視察し、災害の再発防止に向けて、鬼怒川全体を対象とした堤防の改修を検討するよう指示したことを明らかにしました。
石井国土交通大臣は10日、茨城県常総市の鬼怒川の堤防が決壊した現場を視察し、あふれた水が流れ込んだ市街地に向かって黙とうをささげました。
続いて、今も200人余りが避難生活を余儀なくされている施設を訪れ、80代の女性が「家財道具が流されてしまい、元の生活に戻れない」と訴えたのに対し、石井大臣は「生活の再建に向けて取り組みます」と答えました。
石井大臣は視察のあと、「防災や減災の対策の必要性を改めて痛感した。鬼怒川については緊急かつ集中的に改修を行うよう指示した」と述べ、『河川激甚災害対策特別緊急事業』を活用して、決壊した場所だけでなく鬼怒川全体を対象とした堤防の改修を検討するよう指示したことを明らかにしました。
国土交通省によりますと、災害の再発防止に向け5年ほどかけて、堤防を従来より高くしたり、堤防のない場所に堤防を造ったりするなどの対策を進めるということで、今後、具体的な計画の策定や予算の確保を進めるとしています。
10月10日 21時16分