よしもと新喜劇【「辻本茂雄の、小説家、大丈夫か?!」】 2015.10.10


(場内拍手)
(新名)よし。
ではこれでお部屋の準備大丈夫ですね。
(サキ)はい準備ばっちりでございます。
床のお掃除もきちんとしましたし…。
あら?ここぬれてる。
これ猫がおしっこしてますわ。
(新名)ほんまですか?ちょっと。
もう〜かないませんわ。
手で拭いたらあきませんよちょっと!サキさん。
よく見たら影でした。
あっ影ですか!?すみません。
はははっ。
ややこしいですよほんと。
ではそろそろお客様来られますんで。
はい。
ところで新名さん今日のお客様ってどんな方なんですか?なんでも小説家の方らしいんですけどね。
そうなんですか。
あっ言ってたら来られました。
あっほんまですね。

(珠代)はいはいこちらでございます!はいはいこちらでございますよ!
(珠代)いらっしゃいませ〜。
(裕)なんちゅう挨拶や!やらかっ!
(新名)お待ちしておりました。
私番頭の新名徹郎です。
(サキ)私仲居の五十嵐サキです。
(裕)どうも。
(珠代)こちら小説家の吉田様とついてきた人です。
(信濃)雑な紹介ですね。
出版社の信濃です。
皆さんよろしくお願いします。
吉田さん執筆の方よろしくお願いしますよ。
いいですか?デビュー作以来ヒット作に恵まれてないんです。
前回の作品もクライアントからまだいい返事がもらえてません。
ですから今回がラストチャンスだと考えてください!しかしここで連載が決まれば…吉田さんあなたは作家として生き残れますんで。
ねっ。
あの〜皆さんも吉田さんがいい作品を書けるようにいい環境づくりの方よろしくお願いします。
(新名)はいお任せください。
では吉田様館内のご説明さしていただきます。
あちらまず階段を上がられまして展望露天風呂がございます。
そしてこちら窓の外をご覧ください。
観光名所の「水晶の滝」でございます。
夕日を浴びたらクリスタルのように輝くことから別名「滝がクリスタル」と呼ばれております。
(裕)「滝がクリスタル」。
ダジャレかいな。
そ・の・と・お・り。
(裕)しなくていいですよ!そんなんされてましたけど。
(新名)すみません。
では女将の方からご挨拶ありますんで少々お待ちください。
女将のおなぁ〜りぃ〜!
(裕)大層やな!
(由美)ごめんやしておくれやしてごめんやっしぃ〜!
(裕)けったいな挨拶ですね。
(由美)すみません。
これを言わないと湯婆婆に間違えられますから。
(裕)間違えんでしょ。
(由美)ああ〜でも吉田様ようこそお越しくださいました。
本日は従業員もう誠心誠意おもてなしをさせていただきますのでごゆっくりなさってくださいませ。
いえいえ。
静かに小説が書ければそれで十分です。
さようでございますか。
(まき)女将さん大変なことになりました!
(由美)どうしたのよ?慌てて。
(まき)実は手違いでこのお部屋のご予約が重なってましてもうひと組のお客様がロビーでお待ちなんです!
(由美)ええっ?そのお客様のお名前は?
(まき)あの〜辻本様です。
(由美)辻本様。
辻本様…。
その予約私がお受けしました。
(新名)ええ〜!?ダブルブッキングやないですか!女将さんどうしましょう?
(由美)あの〜吉田様誠に申し訳ございませんが相部屋ということでお願いいたします。
(裕)無理ですよ!一人で作業ができるからこの部屋を選んだんです。
お断りします!
(珠代)そこをなんとか相部屋でお願いいたします。
(裕)無理なもんは無理ですよ!
(珠代)そんなぁ…。
もっと優しい言い方してくださいよ〜!
(裕)そう言われましても…。
(珠代)だってお願いしてんのにこんなに…。
ああ〜好き。
(裕)おかしいやろ!なんで好きになったんや!
(珠代)あはっ二人っきりね。
(裕)なんでやねん!今しゃべってたでしょ。
おいどこ行くね〜ん!ちょっと信濃さんまで!あれれれれっ?やっぱり二人だったんだね〜!やったね!ねえねえねえすっごいチャンスやねぇこれ!ねえねえねえねえ!なんのスイッチが入ったんや!
(場内笑い)ねえ吉田様一つお願いがあるんです。
できたらあの〜吉田様の下のお名前教えてけろ。
あはっ。
(裕)全然かわいくないぞ!んん〜。
教えてほしいのだ!うふっ。
裕です。
あっ「裕さん」?あはっいい名前だぁ〜!
(裕)気持ち悪っ!なんですかその動きは!ねえあの〜今だけでいいんです。
あなたのことを下の方のお名前で呼ばせてください。
それぐらいいいでしょ?今だけですよ!
(珠代)やったぁ!うふっ。
出歯。
誰やそれは!歯の特徴を名前にすな!
(珠代)好きなんです出歯が!いやいや知りませんよそんなの。
(珠代)だって好〜きだ。
好〜きだ。
ええかげんにしてくださいよ。
何してるんですかほんとに。
(珠代)好〜きだ。
(裕)どっから顔出しとんねん!おかしいやろ!下から見ても出歯。
当たり前やろ!上からでも出歯や。
ねえお願いしますおつきあいしてくださ〜い。
無理に決まってるでしょう。
やだ〜あなたしかもう見えないのよぉ。
何を言ってるんですかほんとに。
泣いちゃうからぁ〜!やめてくださいもうねほんとに。
ああ〜ドカ〜ン!
(裕)何しとんね〜ん!何をしとんねや!わあ〜ドリルした〜い。
(裕)訳分からんこと言うな!ここドリルしたらあかんねん。
訳分からんこと言うなほんまに。
もういいわ二人っきりだから。
こうギュッとしてギュッとして。
うふふっ。
放してよ。
(裕)なんもしてないわ!自分で持っていっとんやないかい。
(珠代)もういいわ。
えいっ!あはははっ。
(裕)うわ〜。
ちょっとおい助けて!助けて〜!カシャ!カシャ!
(シャッター音)
(裕)おい!お前何写真撮っとんねん!
(新名)あの〜相部屋を許してくれないとこの写真ばらまきますよ。
(裕)汚いぞ!分かりましたよもう!相部屋でいいですから。
(新名)いいですか?
(裕)そのかわり執筆の邪魔はしないでくださいね。
(新名)ありがとうございます。
(まき)お客様こちらでございます!
(辻本)一体どないなってんねや!
(アキ)ほんとよね。
ほんまに〜。
どないなってんねや!?旅行に来て相部屋って最悪やないかい!
(アキ)ほんまやねぇ。
(由美)誠に申し訳ございませんもう。
満室でございまして何か手だてを考えさして…。
はよ考えてくれよもう〜。
(由美)はい申し訳ございません。
(信濃)じゃあ私はこれで。
女将さんお願いしますよ早急に。
旅行に来て相部屋って最悪やないかい!ほんまやねぇ。
ほんまにもう〜。
何を考えて…。
邪魔やねんこれ!
(裕)ああ〜!邪魔やこんなもん!ちょっと…。
ははははっ。
今のはわしもびっくりした。
(新名)大丈夫ですか?ほんとに申し訳ございませんでした。
私番頭の新名と申します。
番頭しっかりしてくれよ。
ちゃんとこっちは予約してんねん。
何か月も前から楽しみにしとったんや。
旅行に来て相部屋や。
あいつのせいや!あいつさえおらんかったらこんなことになってないねん!トラックにひかれて死んだらええねん!ちょっとそれは言い過ぎでしょ!すみません!いいよぉ。
(新名)えっいいんですか!?
(アキ)いいよぉ。
トラックにひかれればいいのよぉ。
(新名)だめですよそんなん。
トラックがかわいそうやわ!
(アキ)あっかわいそう?トラック汚れるやろ。
そやからな隕石落ちてきたらええんちゃうか?隕石直撃…。
ああ〜!隕石降ってきて…。
わあ〜!隕石降ってきて…。
わあ〜!隕石降ってきて…。
わあ〜!うるさいねん!作業してるんです。
静かにしてください。
あんたそれ何してんねん?
(裕)小説書いてるんです。
小説?
(裕)明日が締め切りなんです!作家生命懸かってるんで静かにしてください。
なんや上から物言いやがって。
(アキ)ねえ!
(新名)あの〜よかったらこちらご覧ください。
水晶の滝でございます。
水晶の滝?おお〜ほんまや!水晶のように輝いとるがな!
(アキ)すご〜いきれい!お前の方がきれいやけどな。
(アキ)ああ〜ちょっと〜!ちょっともう落ちたら死ぬやんか!冗談やないか〜。
もう〜。
死ぬかと思った。
ごめんごめん。
(アキ)死ぬかと思った。
ごめんごめん。
(アキ)死ぬかと思った。
(新名・辻本)ごめんごめん。
(珠代・アキ)死ぬかと思った。
(新名・辻本)ごめんごめん。
(珠代・アキ)死ぬかと思った。
うるさいね〜ん!何はしゃいどんねん!お前ら参加すんのおかしいやろ。
(新名)すみません。
(裕)はよ部屋探してこい!
(新名)分かりました。
(アキ)めっちゃ怒るやん。
(裕)当たり前やろ!
(アキ)ええ〜?なあ?ほんまにもう。
(新名)ではこれで失礼します。
はぁ〜。
楽しそうですね。
(裕)楽しないねん!状況分かってんのか?
(もじゃ)失礼します!
(裕)また誰か来たやん。
(もじゃ)巡回中に叫び声が聞こえましたが。
(アキ)あっ今ちょっと楽しすぎて盛り上がってまして。
全然大丈夫ですよ。
(もじゃ)あははっそうでしたか。
お詫びのしるしに上がってお茶でも。
(裕)なんで上げんねや!
(もじゃ)それでは遠慮なく。
(裕)遠慮せぇよ!小説書いてるんです。
帰ってくれ!ええやないかお茶ぐらい。
なんやねん怒ってばっかり。
すみません上がってもうたけど邪魔やねんて。
お帰りください。
(今別府)ぴゅっ!ん?
(今別府)ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっぴゅるぴゅっぴゅぴゅっぴゅるぴゅっぴゅ…ドン!
(アキ)おもしろ〜い。
おもしろい。
何?なんですか?それ。
(今別府)私は乳首を4回触られたらこうなるんです。
はあ〜。
でも最後「ドン!」で終わってましたよね?この「ドン!」以外の終わり方ってあります?あります。
あります。
(アキ)楽しみ。
ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっぴゅるぴゅっぴゅぴゅっぴゅるぴゅっぴゅ…チェッ!あははははっ!
(今別府)ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっぴゅるぴゅっぴゅぴゅっぴゅるぴゅっぴゅ…ポッ!あはははっ!最後は全員で。
(今別府)ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっぴゅるぴゅっぴゅぴゅっぴゅるぴゅっぴゅ…。
バン!
(裕)やめろ〜!
(裕)お前ら何しとんねん!「ぴゅっ!ぴゅっ!」しか頭に入ってこぉへんわ!作業してるって言ってるでしょ!帰ってくださいほんとにもう!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっぴゅるぴゅっぴゅぴゅっぴゅるぴゅっぴゅ…ヤァ!なんか言えや〜!死んだような目ぇすな!とにかく作業してるんです。
邪魔しないでください!なんやねん偉そうにほんま。
(真理)待って待ってぇ〜。
(ヒロト)なあ真理ちゃんここの露天風呂に入るのほんまに楽しみやな。
(真理)あぁ〜ん露天風呂まじうれぴぃ〜!うれぴぃうれぴぃうれぴぃ〜。
露天風呂に入ったら真理のお肌がうるうるつるつるになっちゃうよ!うるうるちゅるちゅるちゅるるるり〜ん!うるうるちゅるちゅるちゅるるるり〜ん!お尻はぷりぷりぷりぷりぷりりりり〜ん!ぷりぷり…。
バンバン!バンバンバン!
(銃声)
(真理)きゃあ〜!きゃあ〜!えっ!?
(裕)お前…お前何撃ってんねん!どうしてええか分からんかったんや!
(裕)いやいや…だからって撃ったらあかんやろ!ありがとう。
(裕)何貸しとんねん!大丈夫ですよすべて空包ですから。
(裕)そういう問題ちゃうやろ!
(真理)びっくりしたじゃない!もう行きましょうよもう〜!
(ヒロト)もう僕の真理ちゃんになんてことしてくれたんだよもう!怖い目に遭わせて!腹立つ〜!プンプンプ〜ン!うるさいもう!チーン!
(裕)ええ〜!
(アキ)ええ〜!
(裕)ええ〜!お前この階段どうなってんねん!?いやこのベル鳴らしたらそうなったんや。
(裕)はあ!?元に戻せ!どうすんねん?これ。
チーン!
(一同)うわっ!
(アキ)すご〜い!アキコこれ使えるなぁ。
(裕)悪い顔すな!
(今別府)あちらからも行けますよ。
(ヒロト)ありがとうございます。
(もじゃ)それでは我々はここで巡回に戻らしていただきます。
失礼します。
(アキ)ご苦労さまです。
(今別府)おい小説家なんて初めて見たなぁ。
いや俺も初めて見たわ。
あの人どんな小説書くんやろなぁ?たぶんおもんないやろ。
(裕)しばいたろか!とにかく静かにしてくださいね!なんで上からやねん。
半分わしらの部屋やぞこらぁ。
偉そうに言いやがって。
ああっそうや思い出した。
えっ?おい今度町内会の祭りでわしら漫才を披露するって言うたやろ?あっうん!わし台本書いてお前に渡したな。
ちゃんと覚えたか?一応覚えてる。
アキコがボケわしがツッコミ。
まっお前のボケを生かすも殺すもわしのツッコミしだいや。
実はな若い頃ちょっと漫才かじったことあるんや。
えっ?あまりのわしの鋭いツッコミにニックネームが付いた。
「かみそりの茂」言われてたんやぞ。
(アキ)「かみそりの茂」?めっちゃ格好いい。
どんどんつっこんでいくからどんどんボケていけよ!ほな鋭いツッコミと鋭いボケでいくで!どうも〜旦那で〜す!どうも〜妻で〜す!二人合わせて夫婦です〜。
あぁ〜。
私夢いっぱいあんねん。
えっどんな夢?やっぱり女性やからスーパーボディーを手に入れること。
ああ〜みんな欲しがる。
バストが98センチ。
ウエストが42センチ。
細い!ヒップが6センチ。
ほんまかいな!やっぱり格好いい車が欲しいな。
欲しい!どんな車?う〜ん火の車。
乗らして!うん…。
あの〜やっぱりマイホームが欲しいな。
どんなマイホームがええの?う〜んリビングが40畳。
おっ広い!寝室20畳。
和室に…オダギリジョー。
こんにちは!つっこめや〜!
(裕)かみそりの茂〜!仕事せぇやお前〜!「ヒップ6センチ」「おかしいやろ!」言えや〜!「火の車」「そんなん売ってないわ」とか言えやお前〜!「オダギリジョー」なんて言うたん?「こんにちは!」。
(裕)おかしいやろ〜!お前かみそりさびてもうとんちゃうんかい!今研がんでええねん!水掛けんな!二度と漫才すんな!「漫才かじってる」って語るな〜!座れ〜!アキコ。
はい。
こないに怒られなあかんか?楽しかったらええんちゃうんか?なあ?めっちゃキレるやん。
がんがんつっこんでたつもり…ああぁ!あいつほんまに腹立つわ。
性格…ああぁ!性格絶対悪いで…ああぁ!あいつほんまに腹立つわ…ああぁ!
(裕)次どないしたんや!?
(アキ)最近この人悪霊に取り憑かれてまして。
(裕)ええっ!?あの〜霊媒師にみてもろうたら「お前は悪霊に取り憑かれてる」…ああぁ!ってね言うんですよ。
ああぁ!わしはそうは思わん…ああぁ!ああぁ!ああぁ!ああぁ!あっ…。
あなた大丈夫?ああぁ〜〜!ああぁ〜ああぁ〜!ああぁ〜ああぁ〜!ああぁ〜!
(2人)ああぁ〜!ああぁ〜!
(裕)ええ〜!二人とも取り憑かれてもうた!
(2人)ああぁ〜!
(裕)大丈夫か!?ああぁ〜〜!ああぁ〜〜!ああぁ〜〜!ああぁ〜〜!やれや〜!
(裕)さっきずっとやってたやん!死んだような目ぇすな!あんた悪霊に向いてないな。
向いてないってなんや!?とにかくもう邪魔すんな!ほんまに腹立つ!静かにしてください。
偉そうに…偉そうにばっかり言いやがってほんまにもう。
(アキ)分かってるわよ!あっそうや旅行でちゃんと言おう思うててんもういっぺん。
何?何?こんなわしについてきてくれてありがとう。
一生お前を愛するからな。
はいあなた。
・AndI・willalwaysloveyou・Willalwaysloveyouもしもし。
(裕)着メロかい!バシ!お前は!お前は何やっとるんや!ピンクのスパッツはき忘れとるやないか!わし…わしは!わしはこれぐらいの距離でこうしてしもうたやないかあほ!私ピンクのスパッツ忘れてん。
(裕)どうでもええわ!そんな報告すんなほんま。
なんで状況にぴったりの「ボディガード」かかってんねや。
集中できへんから。
ほなもうバイブ!
(2人)「バイブ」?
(裕)変なもん想像すな!バイブにしとけ!分かりましたよ。
バイブにしました。
はい。
改めまして…。
一生アキコを幸せにする。
はい。
あなた。
(「IWillAlwaysLoveYou」マナーモードで)
(「IWillAlwaysLoveYou」マナーモードで)
(裕)バイブで「ボディガード」せんでええねん!これ徐々におもろいな。
(裕)言うてる場合か!えっ?切っとけ!なんやねんあいつほんまに。

(珠代)お客様お待ちください!お客様!
(平山)おいアキコ!借金返されへんのに旅行なんてええ身分でんな。
返済期限がとうに過ぎとんじゃい。
さっさと返さんかい!アキコ借金してたのか?
(アキ)ごめんなさい。
おいくらですか?
(平山)元金利息合わせて300万や。
(新名)300万?
(珠代)300万?
(裕)300万?合わせて900万。
(裕)合わせんでええねん!払わんかい900万!
(裕)増えてますよ!おっさんがややこしいこと言うからじゃい。
お前は信念を持ってたらええんちゃうんかい!お前は信念持って300万って思うてたら間違わへんやろ!わしは「333」で「9」ってもう勢いで言うてしもたんや。
あんたじゃあちゃんと考えてたらええんちゃうんか。
わしのせいにすんな。
「お前900万間違うてるで」ってお前が言うたらええんちゃうんか!それをなんやおっさんのせいにしやがって!おう!?お前さえちゃんとした信念持ってたらそれでええんちゃうんか!わしの責任かこれお前!そうや。
ちゃんとお前がしっかりしてたらええんちゃうんかい。
「しっかり」?お前…「しっかり」ってなんやねんお前。
ははははっ。
(新名)意味分からないんですけど。
そんなんな…。
「そんなんな」?
(平山)お前な言うとくぞ。
なっ?300万300万900万いうたらな…。
300万300万300万900万やお前は。
300万300万やったら600万やろこれお前。
勉強し直せお前は!ここで勉強なんかできへんやろ。
(裕)お前帰れやもう!!帰れ!!もう帰れ!帰ってくれもう。
もう300万すぐ用意するから帰れ。
(平山)すぐ用意したら困んねや。
なんで困んねや?段取り狂うやろ。
お前もう段取り狂ってるやないか。
おい!おいこら!
(アキ)えっ私違うの?こっち?お前どっちターゲットにいっとんねん!こっちやろ!
(平山)お前や。
なあ!ちょっと待てこら!お前ちょっと気にくわへんねや。
(裕)僕ですか?
(平山)途中でお前「帰れ」言うたやろ。
それあなたが訳分からんこと言うから「帰れ」って言うて…。
そやから笑いが生まれたんですよ。
あなたほったままやったらもうえらいことなってました。
命の恩人ですよいわば。
お前命の恩人かい。
(平山)ほなええわお前。
許したるわい。
(新名)許すんですか!?
(新名)許すんですか。
もうええ!
(アキ)何なん?目的なんなの?あかん。
あかんお前こっち来いもう早う。
(レイチェル)なんや?こらぁ。
お前が取り立ててくれ。
そっちの方がおもろなりそうや。
(レイチェル)分かったわ!兄貴任しとってください。
わしが言いますわ。
おい邪魔やお前!いきますから!兄貴…。
何笑うてんねんもう。
下がっといてくださいもうほんとに。
こらぁアキコ!お前さっさと金返さんかい。
(アキ)ちょっとあんまり乱暴なことはやめてください。
(レイチェル)やかましいわこらぁ。
金返さんかったらな…・ドゥドゥクプシュドゥドゥドゥプシュドゥドゥク…
(レイチェル)・お前をこの場でドゥクドゥクドゥク
(レイチェル)・お前をこの場でドゥクドゥクドゥク
(レイチェル)・ドゥトゥルドゥクドゥクドゥプシュ〜!ということや。
(アキ)どういうことですか?「・ドゥクドゥクドゥ」しか言うてないじゃないですか。
(レイチェル)いやいや違うよ。
「・ドゥクドゥクプシュ〜!」や。
(アキ)誰でもできるじゃないですか。
(レイチェル)ほなやってみんかぁ!
(アキ)・ドゥクドゥクプシュ…
(レイチェル)ちゃうちゃうもっと・ドゥクドゥクプシュ〜!
(アキ)・ブットゥクトゥクチッ…
(レイチェル)・ドゥドゥクプシュアウ!アウ!アウ!アウ!
(レイチェル)・ドゥドゥクプシュアウ!アウ!
(アキ)・ブットゥクトゥクチッ…向こうでやれや〜!!練習向こうでせぇや!!
(レイチェル)兄貴なんか楽しかったっす。
(平山)やかましいわあほ!お前…こっちは楽しくないわお前。
引っ込んどけ!いやお前のときいちばん楽しくないで。
(平山)お前いちいち出てくんな!出てへんやん。
(平山)もうええ。
(アキ)ありがとうございます。
何が「ありがとうございます」や?えっ300万の借金もうええってことでしょ?300…お前誰がそんなん言うたんじゃこらぁ。
おう?「もうええ」言いましたやんか。
(平山)「もうええ」っていうのはなこのことに対して「もうええ」や。
(新名)どのこと?
(アキ)どのことかな…。
(裕)もうあいつに話しかけんな!!時間かかるやろ〜!お前なんや?こらぁ!おい忘れてんぞ命の恩人やで!連れて帰れ。
連れて帰れ早う!
(レイチェル)分かった。
300万ちょっとかき集めるからもう連れて帰ってくれ。
(レイチェル)おい行くぞ。
(アキ)いやいや反対なってる。
(新名)逆なってますよ逆。
(アキ)反対や。
(新名)ああ〜…。
おい!みんな気付いてたか?
(アキ)えっ?あの紫のスーツのハゲたやつひと言もしゃべってへんで。
(アキ)ほんまや。
あいつの声聞きたい!
(アキ)そんなことあるんやね。
(裕)もう俺作業してるんで静かにしてください!あいつの声聞きたいんや。
(裕)知らんがな。
はぁ〜あもう。
(ながい。
)あっ吉田裕先生ですよね?そうですけど…。
僕先生のファンなんですよ!先生のデビュー作読みましたよ!そうなんですか。
ありがとうございます!主人公の白鳥カナコちゃんの明るくて素直な生き方に感動しました!そうでしたか。
でも…あの純粋な子が最後は死んでしまうなんて…。
うっううっ…。
まあ悲しい結末でしたからね。
なんで殺したんや?
(裕)はっ?なんでカナコちゃんを殺したんや〜!!いや…物語上の…。
カナコちゃんを殺しやがってお前をぶち殺す〜!!うわぁ〜!死ね〜!あかんあかんあかん!やめろ!助けてくれぇ〜!寝たふりすな〜!わあ〜!わっあかんあかん。
(ながい。
)待てこらぁおい!待て〜!チーン!うわ〜!お前なんで落とすんや〜!もっと見たいもん。
(裕)やかましいわ!チーン!
(ながい。
)吉田死ね!
(裕)あかんあかん!
(もじゃ)待て!何をしている!?
(ながい。
)あっ…ああ…。
(今別府)殺人未遂の現行犯で逮捕する!
(もじゃ)では失礼します。
来い!
(ながい。
)カナコちゃんを殺しやがって。
必ず復讐してやる。
(新名)小説に入り込んだ人って恐ろしいですね。
(裕)借金取りは来るしストーカーは来るしもう!全然はかどらへんやんかもう!
(伊賀)すみませんかくまってください!上がりなさい。
(裕)なんで上げんねや!皆さんでいっぱいいっぱいや。
上げる必要ないやろ!
(珠代)座りなさい。
(裕)座らせんな!時間かかるやろ!
(新名)一体何があったんです?話してください。
(伊賀)実はこの幸恵のお父さんに売れない役者なんかに大事な娘はやれんと結婚を反対されたんです。
(幸恵)父は私が知らない間に「浅香グループ」の社長の御曹子との結婚の準備を進めていたんです。
(伊賀)それで駆け落ちしました。
(新名)駆け落ちですか?
(裕)事情分かったでしょ。
小説書いてるんです。
出ていってください。
お前冷たいな。
今の話聞いて「出ていけ」言えるか?もっと空気読め!お前は。
空気読まれへんからお前の小説売れへんのじゃボケ!ちょっとそれは言い過ぎでしょ。
すみません!いいよぉ。
(新名)いいんですか!?
(アキ)いいよぉ。
一生売れないんでしょ?2回死ねばいいのよ。
「2回死ね」ってどういうことや!?なんで死ななあかんねん。

(まき)お客様困ります!・
(一の介)幸恵はどこや!?
(幸恵)お父さんよ!
(伊賀)どうしよう。
隠れて!
(裕)なんでここに隠れんねや!?
(一の介)おじゃましますぅ〜。
(新名)なんや?
(新名)変な挨拶ですね。
(一の介)おい幸恵はどこや?はっ?
(一の介)「はっ?」やあるかぁ!今カップルで逃げてきたやろ。
どこ行ったんや!?なんのことですか?
(一の介)「なんのこと?」やない!幸恵はどこに行ったんや?言え!しつこいなあんた!チーン!
(伊賀)うわ〜!
(新名)出てきた!これどうなってるんですか!?いやこれ押したら…。
(新名)なんで!?
(伊賀)どうなってんねん?これ。
魔法のベル?
(アキ)すごい。
幸恵。
(幸恵)お父さん!吉田!
(裕)茂雄。
さすな!集中してんねん。
(一の介)幸恵を連れ去りやがって!
(アキ)あっ…。
(新名)何しとんねん!落ち着いて。
お父さん落ち着いて。
(一の介)おい幸恵!まさじ君となそのお母さんがお前のことを心配して一緒に来たぞ!本当に。
すみません。
(あき恵)失礼します。
ああ〜無事だったのね幸恵さん。
心配したのよ。
何よりだわ。
(まさじ)あなたと幸恵さんでは釣り合いませんね。
(一の介)そのとおりや!売れない役者がな幸恵を幸せにできるか!
(まさじ)僕なら幸恵さんを幸せにできます!
(あき恵)今回のこのお話がうまくまとまればお互いの会社のプラスになります。
そこのところはお分かりよね?幸恵さん。
(まさじ)さあ帰りましょう。
(伊賀)帰さない!
(まさじ)よし分かった。
じゃあどちらが幸恵さんにふさわしい人間かどうか一発ギャグで勝負しようじゃないか。
一発ギャグ?
(まさじ)より爆笑を取った方が幸恵さんと結婚できる。
どうだ?
(伊賀)分かった。
えっ?分かった?あなた大丈夫なんですか?絶対に勝たんと引き離されるねんで。
結婚できへんねんで。
100%一発ギャグに勝つ方法…。
吉田お前行け!
(裕)なんで行かなあかんねや!俺小説書いてんねん。
行けるわけないやろ!嫌や。
お前ほんま冷たい人間やな。
おい!二度とパソコン打たれへんように指の骨全部折ったろかこらぁ!
(アキ)ちょっと言い過ぎでしょ。
すみません!いいよぉ。
(新名)またいいんですか?
(アキ)いいよぉ。
折っちゃえばいいのよ指10本。
(裕)折るのはあかんねん。
全部指折ってお前足の指ここに付けたろかお前は。
(裕)やめてくれ!鼻くそほじったときずっと足の臭いするぞお前は。
(アキ)不便な生活。
そらそうやろがほんま。
分かった。
やればええんやろ!やりますよ。
ほな足の指許したるわ。
(裕)なんや?許したるって。
はよ行け!こいつでかめへんか?
(まさじ)いいでしょう。
はははっ。
お前なんでそんな上からやねんお前。
それではまいりましょう。
幸恵ちゃん争奪一発ギャグ対決〜!勝敗を決めるのはあなたたちの拍手です。
それではまいりましょう。
まずはまさじ。
どうぞ!
(まさじ)「ピヨンピヨンマンにやられるヘロンヘロン星人。
それをたまたま見ていて怖くなって泣いてしまったキョエミ」。
「いくぞ!ピヨンピヨンパンチ!」。
ピヨンピヨンピヨンピヨ〜〜ン!「ヘロンヘロンヘロ〜ン」。
「キョエ〜〜!!」。
どえらいことなっとるやないかい。
こらぁ!ええっ!?
(観客)きゃあ〜!どうすんねん?お前。
悲鳴だけやないかお前。
お〜い吉田!お前いろんな意味で頑張らなあかんぞ。
なんやねん。
どうぞ!「お葬式では絶対に言ってはいけないひと言」。
うぅ…ううっ…あの〜誰が死んだんですか?勝利!
(一の介)ちょっと待て。
一発ギャグでな娘の人生を決めるな!お父さん私も同意見です!でもこいつがやるって言って自信満々なのに負けて一人も笑わなかったんですよ。
(伊賀)お願いしますお父さん!
(一の介)絶対伊賀との結婚は認めへんぞ。
二人の気持ちを分かってあげろハゲ!
(一の介)何を言うとんじゃ。
ちょっと言い過ぎでしょ!すみません!いいよぉ。
(新名)いいんですか?
(アキ)いいよぉ。
ハゲてんじゃん。
(新名)言うたらだめです!おい指をさすな指を。
(アキ)あなたは!
(一の介)なんや?
(アキ)なんのためにハゲているんですか?
(一の介)なんて?
(アキ)あなたはなんのためにハゲているんですか?まあハゲたくてハゲたんじゃないしなぁ。
これはお前自然にハゲてきたんやからそんなもん何も目的なんてない。
目的を持ちなさい!
(一の介)えっ?自分のハゲに対して目的を持ちなさい!ハゲていくのに目的があるか?冬季オリンピックに出るとか。
ハゲで出るんです!何…何に出んねや?ハゲって。
何がいいと思う?カーリングのあの…。
そう!カーリングの石になりなさい!あほかお前!そして円のほかのカーリングの石をはじきなさい!
(一の介)あほかお前ら。
何を考えとんのじゃほんとに。
スウェーデンは強いよ。
(一の介)ええっ!?「スウェーデンは強いよ」って言ったんです。
そんなん言ってる場合ちゃうわあほ!スウェーデンに勝ちなさい!
(一の介)勝てるか!あんた…お前なそのカーリングの石なんかなれるかあほ!ええかげんにせぇよほんまに。
ええから帰るぞ。
来い来い来い来い。
ちょっとお父さん!ちょっとお父さんちょっと待ってください。
(一の介)なんや!?我々をご覧ください。
(アキ)あっ…。
二人はね愛し合って結婚したからこそ幸せな夫婦生活を送れてるんです。
二人も一緒です。
愛し合う者同士が結婚するのがいちばん!なっ?アキコ。
(アキ)そうよあなた。
お願い。
(一の介)お前んとことなこいつらは事情が違う。
(森田)アキコ!
(アキ)あなた!
(新名)えっ!?いや…ちょっと待ってください。
誰ですか?
(森田)アキコの夫や。
(新名)えっ!?あんたら夫婦やなくて不倫やったん!?う…うん。
(新名)「うん」やあれへんがな!
(伊賀)幸恵さんを愛してるんです!
(一の介)父親の前でようそんなん言えるな。
アキコさんを愛してるんです。
(森田)旦那の前でようそんなん言えるな!
(伊賀)どうして結婚を許してくれないんですか?
(一の介)お前が役者やからや!どうして結婚を許してくれないんですか?
(森田)俺の嫁はんやからや!
(伊賀)理解してください!
(一の介)お前しつこいぞ!離婚してください!
(森田)お前頭おかしいぞ!
(伊賀)お願いしますお父さん!
(一の介)だめだ!お願いしますお姉さん!
(森田)誰がやあほ!旦那や!どこが女に見えんねんお前は!
(裕)いつまでやっとんね〜ん!はよどっか行けやお前ら!
(新名)すみません皆さんここでは吉田さんの執筆の邪魔になりますんで…。
ではですね島田様と浅香様は1階の事務所へ。
旦那様は2階の休憩室へどうぞ。
(まき)それでは島田様浅香様ご案内いたします。
(一の介)ああ。
幸恵すぐ来るんだぞ。
お父さん!カーリングの石になりなさい。
(一の介)なられへんっちゅうねんお前は!
(サキ)旦那様どうぞ。
(森田)おいアキコ行くぞ。
(アキ)あとで行くわボケ!
(森田)「ボケ」ってなんやお前!「ボケ」ってなんや?
(アキ)うるさいボケ!
(森田)なんやねん。
誰がボケじゃほんまに。
腹立つ。
おいお前これだけは言うとくぞ!チーン!うわ〜〜!
(新名)なんで落とすんですか?みんなの期待に応えたんや。
(新名)期待に応えんでもいいです。
(新名)戻してくださいあれを。
チーン!
(森田)お前何拍手してんねん。
(アキ)うるさいてっぺんハゲ!
(森田)誰がてっぺんハゲや!意味分からんわほんまに。
(新名)あちらから行けますんでどうぞ。
(珠代)伊賀さんと幸恵さんが一緒になれるいい方法ないかしらね〜。
吉田考えろ。
(裕)なんで考えなあかんねん!小説考えてんねん今。
ほんまにお前は冷たいなぁ。
ええっ?お前前歯全部抜いたろかい!ちょっとあなた言い過ぎでしょ。
すみません!いいよぉ。
(新名)なんで許すんですか!?
(アキ)前歯全部抜けばいいのよ。
(裕)抜いたらあかんねん!お前前歯抜いてここに足の指付けたろか。
(裕)やめてくれ!ここに足の指…ず〜っと足臭いぞお前。
(裕)最悪やないか!お前薬局行って何買う?歯ブラシちゃうでこれ。
これ何ブラシや?これ。
ははっ。
あの〜…。
はははっ。
(裕)考えんでええねん!もう考えるから俺。
ほんならあの…ひと芝居打つってどうですか?どういうことや?
(裕)だから伊賀さんカップルと茂雄さんカップルが「結婚を許してくれなかったらこの窓から飛び降りる」って命を懸けて言えば「そこまで愛し合っていたんだ。
結婚を許そう」そうなるんちゃいます?ほう。
セリフ考えろ。
(裕)もう偉そうに!じゃあまず皆さんが騒ぎます。
そしたらここに集まってきます。
じゃあ伊賀さんカップルが「結婚を許してくれなかったら一緒にこの窓から飛び降ります」そう言ってください。
そしたら島田さんはですね「やれるもんならやってみろ」と挑発してくると思います。
ええ〜その次のセリフを茂雄さん。
「この鬼!」。
あっお父さんに対して?この鬼!この鬼!この鬼!よっ!このおぉ〜〜にぃ〜〜!よっ!
(2人)んん…。
ああぁ〜…。
(裕)悪霊に取り憑かれた〜!悪霊はせんでええから。
それ言いました。
そしたら伊賀さんカップルがですね「僕たちは本気です」。
続いて茂雄さんカップルも「わしらも本気や」。
で2人で「結婚を許してくれなかったら一緒にこの窓から飛び降ります」そう言ってください。
ええ〜それを言われた島田さんはですね「こんなことになるんやったら結婚を許しとけばよかった」。
旦那さんは「そこまで愛し合っているのなら結婚を許そう」こうなると思います。
ちょっとややこしいんで一回練習しときましょうか。
あっじゃあ新名さんすんません島田さんの役お願いします。
(新名)分かりました。
(裕)珠代さんは旦那さんの役。
(珠代)はい。
(幸恵)健二さんあなたの実力を見せるときが来たわね!
(伊賀)ああ!おっあんた役者やないかおい。
迫真の演技やで。
(伊賀)任してください!はい!
(アキ)頼もしい。
(裕)じゃあ立ち位置はですねこっち行きましょうか。
島田さんたちはこっちですね。
伊賀さんカップルは窓の所で。
茂雄さんはこの真ん中に…。
ああ〜よしよし。
(裕)いきますよ。
皆さん準備いいですか?いきましょう。
用意…。
パン!
(棒読みで)結婚を許してくれなかったらこの窓から飛び降ります。
飛び降りろもう。
(裕)飛び降りたらあかんねん!いっぺん死んで新幹線に生まれ変われ。
(裕)どういうことや?それ。
いや…。
(裕)もう一度いきましょうか。
下手くそすぎるやろ。
棒読みやぞお前。
(裕)お願いします。
いきましょう。
用意…。
パン!結婚を許してくれなかったら…。
(2人)一緒にこの窓から飛び降ります!
(新名)やれるもんならやってみろ。
この鬼!
(伊賀・幸恵)僕たちは本気です!わしらも本気や!
(2人)結婚を許してくれなかったら…。
(アキ)このまま一緒…。
窓の枠から…。
(裕)バラバラやないかい!
(2人)です!
(裕)おい「です!」やないねん。
「飛び降ります」や。
お願いしますよ。
言いました。
(新名)こんなことになるんやったら許しとけばよかった。
分かった。
そこまで二人が愛し合っているのなら許すしかないなぁ。
(裕)オッケー!
(アキ)ご…ごめんなさい。
ちゃんと合わさんと。
ちゃんと合わさんと二人の息が合ってこそ相手に気持ちが伝わるから。
合わします一生懸命。
(裕)お願いしますね。
じゃあ早速本番いきましょうか。
じゃあ皆さんで「えらいこっちゃ」と叫んでください。
えらいこっちゃ〜!
(新名)皆さんえらいこっちゃ!
(一の介)おいどないしたんや?どないしたんや?ん?この鬼!
(裕)まだやまだ!
(裕)何も言ってないやろまだ。
最初から…最初からいきましょう。
最初からお願いします!最初から。
(アキ)最初から。
はい。
旅行に来て相部屋って最悪やないか!ほんまやねぇ。
(裕)その最初ちゃうねん!来たときちゃうねや。
芝居の最初。
(伊賀)結婚を許してくれなかったら…。
(2人)一緒にこの窓から飛び降ります!こんなことになるんやったら…。
まだや〜!パチン!何してんねんお前は!まだやろお前。
(一の介)なんやねんお前は。
お前反対してるんちゃうんか!
(一の介)そうや。
まさじと結婚した方が会社にプラスになるん違うんか!
(一の介)おう。
ほな許したらあかんやろお前。
お前が言うのは「やれるもんならやってみろ」って言わなあかんのちゃうんかい!言え早う!はよ言えお前は!
(一の介)やれるもんならやってみろ!この鬼!
(一の介)お前が言わしたんやろ!
(一の介)お前が言わしたんやぞ!
(2人)僕たちは本気です!わしらも本気や!
(2人)結婚を許してくれなかったら一緒にこの窓から飛び降ります!合った!やった〜!
(アキ)ああ〜!イエ〜イ!
(伊賀)あっ!あっ!・
(アキ)いやぁ〜〜〜〜〜!!・ボチャーン!
(滝に落ちた音)アキコすみません!
(アキの声)いいよぉ。
(新名)ええんかい!なんで!?
(由美)アキコさんご無事で何よりでございます。
すみません!いいよぉ。
(新名)いやあれはあかんでしょ。
(アキ)いいよぉ。
学生時代「飛び込み」で国体に行ったことあるから。
(新名)奇跡やないですか。
(アキ)奇跡だよぉ。
(裕)用が済んだら出ていってくれ!・
(一の介)ほんまにお前だけは。
ええっ?しょうもない芝居しやがって!ほら帰るぞ。
(幸恵)嫌よ!!
(森田)おいお前ら絶対許さへんぞ!ははっ。
どちらさま?
(森田)とぼけんなあほ!俺やお前。
見たら分かるやろ!
(平山)おい!ああ〜来た〜!
(平山)300万用意出来たんかい!?
(裕)どんだけ人来んねやぁ。
(もりすけ)用意出来たか聞いとんねん!初めてしゃべった〜!そんな声やったんや。
もりすけ?
(もりすけ)おやじ。
(幸恵)お兄ちゃん!幸恵!平山!
(平山)おっ…。
はい…。
(アキ)えっ親子だったんですか?ははっ。
だって親子やんハゲてるもん!DNAや。

(「E.T.」のテーマ曲)
(宇宙人の声)ハ〜ゲ〜。
最高!
(新名)着メロかい!最高!おもしろいわ〜。
ははっ。
ハゲ二人そろわなあかんもんな。
(一の介)何をぬかしてんだ。
(新名)言うてる場合ですかもう!
(幸恵)お兄ちゃんはどうしてここに?俺は今「吉本金融」に世話になっとるんや。
(一の介)なんやと?会社継ぐの嫌で出ていってええっ?借金の取り立てか?情けない。
(もりすけ)やかましいわ!やかましいのはお前らじゃ!出ていけ〜!ガタッ!
(由美)うわ〜!
(ながい。
)吉田〜!
(裕)お前どっから出てくんねん。
(もじゃ)ばかなまねはやめろ!
(裕)捕まえたんちゃうんかい。
(もじゃ)すみません取り逃がしました。
(裕)何をしとんねん!
(ながい。
)吉田お前を撃ち殺してやらぁ!
(裕)なんで拳銃持ってんねや!?私の拳銃が奪われました!ははははっ!
(裕)笑うてる場合か!心配はいりません。
今度は実弾を入れておきましたから。
(裕)余計あかんがな!
(ながい。
)吉田撃ち殺したらぁ!
(今別府)ばかなまねはやめろ!
(ながい。
)あっ…。
くっそ〜!どけこらぁ!
(あき恵)あっあっ…ああ〜!!
(ながい。
)おいどけこらぁ。
吉田お前の命を差し出せ。
さもないとこいつを殺すぞ!!
(もじゃ)ばかなまねはやめろ!
(ながい。
)動くな!いいか?お前らちょっとでも動いたり音を立てたらこいつを殺す!ああ〜〜!ドン!ドン!
(あき恵)よしなさいよしなさい!バタバタバタ…ガンガンガン…
(ながい。
)おい何してんねん!スト〜ップ!やめろ〜!おい!!はあ?
(ながい。
)聞いてんのか!?ちょっとでも動いたり音立てたらこいつ殺す言うとんねん!だからやってるんや。
どういうことや!お前なんの価値もないやないか!向こう行けこらぁ!よし!次あんたが行け!
(幸恵)ああ〜!
(新名)あんた何をすんねん!もうちょっと盛り上がりたいやろ。
(新名)楽しむな!
(ながい。
)吉田お前の命を差し出せ。
さもないとこいつを殺すぞ!待てぇ!幸恵を傷つけたら許さない!
(ながい。
)やかましいわ!邪魔するんやったらお前から殺したらぁ!
(平山)やめろ〜〜〜〜!・ありがとうずっとこの想い・胸に溢れ続ける・不安や悲しみ大きな壁も・きっと乗り越えられる・奇跡のようなあの瞬間に・出逢えたあなたに伝えたい
(ながい。
)死〜ね〜〜〜!バン!ブシュ!・Forever
(「ありがとうForever」)もしもし。
(新名)あんたの着メロかい!
(アキ)あなた…あなた!あっよかった。
あっあなた大丈夫?なんでや?腹に当たったんやけどな…。
(アキ)えっ大丈夫?あっ!スマホが守ってくれた!
(アキ)あぁ…。
おい!お前だけは許さん!
(アキ)あんた!茂雄がキレたら何をするか分かんないわよ!ああ〜〜〜〜!!おらぁ〜!!
(裕)ええ〜〜!?おい…。
俺のすべてがぁ〜!!おいすぐに助けたるわい!チーン!バタン!
(ながい。
)うわ〜!
(新名)あれはなんですか?茂雄と…。
アキコの…。
ラブラブハート!
(新名)何をしとんねんおい!とにかく戻してください。
チーン!
(新名)戻った。
(ながい。
)くそ〜!チーン!
(新名)なんや?ガタン!
(新名)あれは一体なんですの?茂雄と…。
アキコの…。
もうすぐチュー!
(新名)もうやめろそれ!
(もじゃ)よ〜しそこまでや!恐喝銃刀法違反威力業務妨害の現行犯で逮捕する!皆様ご協力ありがとうございました。
さあ行くぞ!
(ながい。
)くそ〜!
(裕)あいつなんやねん。
(伊賀)お父さん僕は何があっても幸恵さんを一生守り続けます。
ですからお願いします結婚を認めてくださいお願いします!
(幸恵)お兄ちゃんが会社を継いでくれないと私健二さんとの結婚認めてもらえないの!だからお願い帰って来て。
俺は平山さんに一生ついてくって決めたんや!もりすけ!
(もりすけ)はい。
今日かぎりでお前はクビや。
(もりすけ)えっ?なんでなんすか!?金貸しはお前には向いてへん。
お前はこの世界向いてない。
お前にはまだ戻ることができる。
わしみたいな人間にはなるな。
なったらあかん!兄貴…。
(一の介)戻ってきてくれるんか?
(平山・大声で)もりすけ!!びっくりするやろこらお前は!距離近いねん。
もうちょいちっちゃくてもええやろボケ!兄貴…分かりました。
おやじ俺が会社を継ぐ。
だから幸恵の結婚を認めてやってくれ!
(一の介)はぁ…。
分かった。
二人の結婚認めよう。
(幸恵)お父さんありがとう!お兄ちゃんもありがとう。
(伊賀)ありがとうございます!
(一の介)健二君君にはな3年間チャンスをやろう。
それでも役者がだめだったらきっぱり諦めてなうちの会社で働きなさい。
ははっ。
こいつ絶対売れへんで。
(一の介)はあ?めちゃめちゃ棒読みやもん!
(一の介)何言うてるんや。
分からへんやないかい。
何が?
(一の介)棒読みでも3年間余裕を与えてるんだ。
3年でそんなんうまくなるわけないやろ。
なめんなよ役者を。
うるさいほんまに!
(伊賀)ありがとうございます。
(一の介)ああ。
(幸恵)健二さん!
(伊賀)幸恵ちゃん。
(あき恵)島田さん。
(一の介)はい。
(あき恵)随分と楽しげに盛り上がっておりますわね。
(一の介)すみません。
(あき恵)うちのまさじのことは一体どう思ってらっしゃるんですか?
(一の介)浅香さん今回の話はなかったことにしてください。
お願いします!
(あき恵)なかったことにしろですって!?
(まさじ)お母さん!二人の間に僕が入れる隙間はありません。
諦めます。
(あき恵)まさじちゃんあなたほんとにそれでかまわないの!?ただ少しだけ泣いてもよろしいですか?楽しみやなぁ。
キョエ〜〜!!お〜い!お前は帰ってるからもうええわ。
残されたお母さんどないしたらええねやおい!ねえお母さんどうやって帰ります?アチョ〜〜!!
(裕)ああ〜小説は書けてないしパソコンは壊れるしもう最悪やぁ〜!・
(信濃)吉田さ〜〜ん!はぁ…。
ちょっと吉田さん!
(裕)信濃さんすみません。
いろいろありまして何も書けてないんです〜。
(信濃)違うんです吉田さん。
前回執筆した小説の連載が決まったんです!
(裕)ええ〜ほんまですか!?
(信濃)はい。
(裕)やったぁ〜〜!吉田恩は返せよ。
(裕)なんの恩や!邪魔しかされてないわ!
(アキ)いやでもみんなうまいこといってよかったね。
これでみんなハッピー!
(森田)いやなんも…。
待ておい!なんもハッピーなことあらへんわお前!ずっと待っとったわここで。
いろんなもん見せやがって…どういうことや!?これ。
わしらもほったらかしかい!まあまああんたとは絡んだで。
(平山)細かいこと言うな。
おい300万円返さんかい!
(アキ)吉田さん恩を返すのは今よ。
(裕)なんで返さなあかんねや。
「3」やらんでええねん。
(アキ)ごめんなさい300万用意してないです。
返せません。
ごめんなさい!
(平山)ああそうかい。
ほな連帯保証人に払ってもらおかい。
森田展義ってどこにおんねや?ここ。
ええっ!?えっちょっと…いつの間に連帯保証人になってんねん!
(平山)連れていけ!
(レイチェル)お前こっち来んかい!
(森田)ちょ…ちょっとおかしいおかしいおかしい。
おい待て待て待て待て。
おいなんとか言え!海に沈めて。
(森田)やかましいわあほ!これで結婚できるなぁ。
一生幸せにするよアキコ。
(アキ)あなたよろしくお願いします。

(友見)二人の結婚許さないわよ!えっ?
(アキ)はあ?友見!みゆき!鮎美!
(友見)このおなかの子供の…。
(3人)責任取りなさいよ茂雄!
(新名)3人も妊娠さしてたんですか!?
(アキ)茂雄!どういうことよ!?私のこと裏切ってたの!?すみません!いいよぉ。
(新名)ええんかい!いいよ一緒に暮らそうよ。
(新名)一緒に暮らすの!?みんなで!?上がりなさい上がりなさい。
上がりなさい。
で一応3年のときにですねキャプテンでかけたときにですね・タッタッタ〜タ〜タタン・タッタッタンタンタンタタン「えっ?」。
実は…後輩がたぶん肘かなんかで押したんでしょうね。
(スタッフ)ははははっ。
(すっちー)「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに「京都国際映画祭2015」が10月15日〜18日まで開催されます!
(吉田)詳しくは「京都国際映画祭2015」のオフィシャルホームページをチェックしてください。
ジャンジャン
(ギターの音)
(すっちー)いやボケてへんよ。
2015/10/10(土) 12:54〜13:54
MBS毎日放送
よしもと新喜劇[字]【「辻本茂雄の、小説家、大丈夫か?!」】

旅館に来た辻本夫婦。しかし締め切りに追われる作家と相部屋になってしまう…そこに借金取りや駆け落ちカップルが!果たして辻本夫妻はこの問題を解決する事が出来るのか!?

詳細情報
番組内容
【辻本茂雄の、小説家、大丈夫か?!】
旅館に来た辻本夫婦
しかし締め切りに追われる作家と相部屋になってしまう
そこに借金取りや駆け落ちカップルがやって来る
問題を解決する為に作戦を考えるがあえなく失敗・・・
果たして辻本夫妻はこの問題を解決する事が出来るのか!?
 
出演者
辻本茂雄/アキ/新名徹郎/末成由美/島田珠代/五十嵐サキ/宇都宮まき/吉田裕/信濃岳夫/伊賀健二/鮫島幸恵/島田一の介/安井まさじ/浅香あき恵/タックルながい。/平山昌雄/レイチェル/もりすけ/森田展義/今別府直之/もじゃ吉田/ヒロト/小寺真理/たかおみゆき/吉岡友見/木下鮎美
ほか
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。

ジャンル :
劇場/公演 – 現代劇・新劇
バラエティ – お笑い・コメディ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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