(透)掛絵美衣笑って笑って。
よしさあ撮るぞ。
はいチーズ。
(シャッター音)
(掛)くっだらねえよな。
無理して仲いいふりしてさ。
神様!どうか来年は桜なんて咲きませんように!うちの家が潰れますように!この町も…なくなりますように!
(ナルホド)「とりあえずあなたのお名前から伺いましょうか」。
(ナルホド)「ついでにお年もお願いします」。
(ナルホド)「差し支えなければお仕事も教えて下さい」。
(ナルホド)「いいえ詮索するつもりはありません。
あなたの事が知りたいだけです」。
(ナルホド)「今何かお困りの事はありませんか?最近声を上げて笑いましたか?余計なお世話かもしれませんがゆうべはさみしくありませんでしたか?よろしければ洗いざらいあなたの新しい家族ナルホドにお話し下さい」。
お疲れ。
これで返品全部?はい。
月末までに倉庫に送ります。
自分の企画だからって温情かけんなよ。
あっあの…デモ用に使ってたこいつもらってもいいですか?どうぞ。
もっといいアイデアないか相談に乗ってもらえ。
だってさ。
(ナルホド)「なるほど」。
プシュ〜。
ここが俺んち。
35歳以下限定のシェアハウス。
今日からお前の家。
「なるほど。
お助け頂きありがとうございます」。
どう致しまして。
(チャイム)
(インタ−ホン・美冴)「荻原です。
いる?」。
あっはい。
開けます。
(美冴)お帰り。
ちょっといい?あっどうぞどうぞ。
明日引っ越しでしたっけ?うん。
朝早いから…。
あっこれ?全く売れなかった…。
ナルホドです。
何でだか返品の山で発売3か月で製造中止。
おかげでクビ寸前ですよ。
もしもし?お疲れさま。
「あなたは誰ですか?」。
私?私は掛君のシェアメート…友達。
「なるほど。
掛さんにもお友達がいたのですね。
安心しました」。
フフフ。
私はいい企画だと思ったけどな。
「ひたすらあなたの話を聞いてくれる新しい家族」。
ありがとうございます。
美冴さんも向こうで頑張って下さい。
遠くなっちゃうけど教師の口見つかってよかったですね。
ちょっと見てもらいたいものがあるんだけど。
「かつては消滅寸前といわれたここ春名町は5年前子育ての楽園ママエデン春名としてよみがえりました。
豊かな大自然の中で子どもを伸び伸びと育て利便性にも優れた生活が送れると首都圏からの移住は増え続け子連れのお母さんだけでなく転入して3年以内にご出産を希望している女性にも住宅の無料貸し出しや特別手当の支給などさまざまな特典があります」。
何かすごいっすよね産むつもりってだけで特典って。
でも東京はお金がないと子どもを産むのも勇気がいるから。
まあ…。
ねえ掛君。
はい。
私子どもが欲しいの。
はあ…。
協力してくれない?え?あっ…誤解しないで。
今すぐどうこうじゃないの。
そのうちでいいの。
って言っても向こう1年以内ぐらいに…。
ちょっちょっと待ってくれませんか?えっ…いいや…何で僕が?えだって…え?つきあってるとかじゃないですよね。
ええ。
ええって…。
それはその…。
座って。
私掛君の事が死ぬほど好きって訳じゃない。
でも嫌いなところもない。
何となく信頼できる気がする。
子どもを産むなら掛君みたいな人の子どもがいいの。
ん?つまり…。
うん。
それはその…僕というより僕みたいな人だったらいいっていう事ですかね?まあそうなるかな。
一緒に子どもを育てたいとか家族になりたいとかそういう事じゃないの。
ああはい。
改めて向こうから連絡するね。
何なんだよあれ。
(ナルホド)「どうしました?」。
好きでもないのに俺の子どもが産みたいって。
それでさまざまな特典って…。
なあ怒ってもよかったのかな?「掛さんは好きじゃないんですか?」。
え?
(ナルホド)「好きならお断りするまでもないのでは?」。
いや簡単にイエスと言える事じゃないだろ。
生まれてくる子どもは俺の子どもなんだから。
(ナルホド)「自分の子どもが生まれたら困るんですか?」。
だって責任はあるじゃない。
「なるほど。
責任を取るのが困るという事ですね?」。
そうは言ってないけど…。
大体勝手だろ。
子どもだけ欲しいなんて。
家族になるつもりもないのに…。
「家族とはどんなものですか?」。
え?知らないよ。
(絵美衣)私6月からシンガポール本社なんだ。
(さと子)あら本社に?すごいじゃない。
(佳子)新人では大抜てきだそうです。
飛び級してフランスとインドに留学したのが効いたんだな。
(勝三)さすが絵美衣だ。
じいちゃんの孫だ。
ハハハハハ!そういうのはいいんだけど…。
ねえこれを機におしまいにしない?おしまいって?だからこうやって年に1回集まるのもうやめない?お母さんがうち出てもう10年だよ。
正式に離婚してるんだし。
おじいちゃんとおばあちゃんだって向こう行って3年になるよね。
掛ちゃんと私もとっくに1人で暮らしてる訳だし私もちょうど海外行っちゃう。
いい機会じゃない。
確かに遠くはなったがなあ…。
でもいきなりやめようっていうのはねえ…。
ええ。
来年来られないなら帰国した時にでも…。
そんな事言ってたらいつになるか分からない。
年に1回こうしてきちっと日を決めて全員で集まるから意味があるんじゃないか。
全員で。
でも無理して集まるより会いたくなったら会うでいいんじゃない?ねえ掛ちゃん?掛ちゃんって言うな。
いや…今更お兄ちゃんでもないでしょ。
俺は…どっちでもいいかな。
結局はっきりしないのよね。
じゃあ多数決でも採れば?多数決?6人で?冗談だよ。
悪くないかも。
やってみない?板倉家解散決議案。
解散って…。
それは何だかねえ。
あ〜いや一生会わないって決める訳じゃないって。
気楽になろうってだけ。
ほら昔よくしたじゃない。
カレーが食べたい人?は〜い。
手巻きずしが食べたい人?は〜いって。
カレーやすしと一緒にするな。
こういうのはちょっとふざけてるくらいの方がいいの。
おい…。
よしじゃあいくよ?では皆さん板倉家の解散について賛成の方は挙手をお願いします!もう…ずるいんだから。
じゃあ質問を変えます。
今後も年に一度全員で集まるべきとお考えの方は手を挙げて下さい。
(絵美衣)はあ〜。
来る度に人が減って町が死んでくねえ。
よかったのかなああれで。
だったら今すぐみんな連れ戻して「どんなに大変でも家族は集まるべきだ〜!」って言えば?よくある話じゃない。
仕事や学校で1人ずつ家を出てバラバラになったってだけ。
今まで年に一度でも会い続けてたのが奇跡だったのよ。
でもあんな決め方よくないだろ。
私は曖昧なものに振り回されたくないの。
あれから3年か…。
俺は誰にも連絡しなかったし誰からも来なかった…。
要するに俺にはもう家族がいないって事かな?「いると思えばいる。
いないと思えばいない」。
適当だなお前。
「お答えしづらい質問ですので自分で確かめて下さい」。
結局それかよ。
板倉絵美衣コール。
「板倉絵美衣さんには現在つながりません」。
おじいちゃん!おお掛!ここではおじいちゃんは禁句だ。
禁句?ああ。
ここに住んでんのは全員75歳以上なんだ。
お互いに年は聞かないし年寄り扱いはタブーなんだよ。
ああごめん。
あっどうも毎度ありがとうございます。
ご苦労さん。
大丈夫ですか?ああ大丈夫。
2年ぶりか?いや3年ぶりだな。
いや〜一度も来てなかったから元気かなと思って。
おおこのとおりだ。
それとなほれ。
118.5?ああ。
わしの寿命だ。
寿命?ハハッ。
遺伝子検査とか健康データとかいろいろ計算してな。
ここに来た当初は88歳だったが今や118.5歳だ。
お父さんはトップを争ってますよ。
ハハハ。
あっ仕事の途中だからあとはお母さんに案内してもらえ。
いらっしゃいませ。
ありがとうございます。
シティではねお店の運営や掃除介護といった仕事もほとんど全て入居者の中でやってもらうようにしてるの。
若い人が少なくなったっていうのも大きいけどそうやって仕事の場を広げてまとまった入居金が支払えない人も働きながら入れる仕組みを作ったの。
あっこんにちは。
こんにちは。
今度カラオケ大会参加しますからね。
よし頑張りましょう!頑張りましょう。
どうもご苦労さまです。
新鮮な野菜を工場で作ってるし…。
(佳子)最新のフィットネスジムやリハビリセンターまで完備されてるの。
(鈴の音)
(佳子)葬儀場や1人ずつ契約できる屋内霊園まである。
今じゃ入居待ちも300人。
(拍手)今日はね結婚式なの。
夫婦合わせて180歳。
(拍手)こんにちは。
掛今頃こんな事言ってもしかたないんだけどあなたたちを置いてうちを出たのは悪かったと思ってる。
何だよ急に。
ここの責任者任されたんだろ?しかたないよ。
ここに通うの大変だったし。
まあシティの立ち上げだったからね。
でもあの単身赴任がきっかけでお父さんと別れる事になった訳だし。
離婚なんて別に珍しい事じゃないよ。
そうね。
お母さんも後悔はしてないわ。
結婚でも考えてるの?え?突然訪ねてくるなんて今まで一度もなかったじゃない。
いや俺はただ絵美衣から連絡ないかなと思って。
絵美衣?あいつ電話もメールもつながらないんだよ。
結婚したらしいわよ。
え?1年ぐらい前にメールがあって相手はね同じ会社の上司だって。
シンガポールの人って事?会社に電話してみようか?いや…あじゃあ俺が…。
あ…。
呼び出し。
ごめんね。
おばあちゃんの部屋はこの奥のプラチナコートの15階だから。
じゃあ。
お疲れさまです。
またなの?今年に入ってもう5人目です。
とにかく48時間以内に見つけましょ。
それを過ぎると帰ってこられなくなるケースが多いから。
(一同)はい。
じゃお願いします。
「ただいま次の方々について皆さんからの情報をお待ちしています。
サファイアコートの坪内和夫さん。
パールコートの喜田昌秀さん。
クリスタルコートの川本智美さん。
サファイアコートの…」。
「いらっしゃいませ。
こちらへどうぞ」。
よく来たねえ。
さあさあ入って入って。
足どう?よくならないわよ今更。
座って座って。
うん。
砂糖のお菓子3番。
「はい。
3番ですね」。
「83キロカロリー。
糖分は21グラムです」。
はいはいはい。
どうぞ。
うわ〜食べるのもったいないけど頂きま〜す。
よかった。
会いたかったの。
掛も絵美衣も。
フフッ。
びっくりだよね絵美衣が結婚したなんて。
あら結婚したの?絵美衣。
お母さんから聞いてないの?あ〜…聞いたかもしれないけど。
大目に見て。
フフッ。
ちょっとねえおばあちゃんねボケがあるから。
いやそうは見えないけど。
ありがとう。
大丈夫そうじゃない?ここにいたら。
うん。
ここはねあれが健康にいいものを料理してくれるしこいつが薬のむ時間教えてくれる。
この杖もね…。
段差のない道案内してくれる。
それにね…寿命もね!よいしょ。
92.1?まだ13年も。
でもここじゃあ短命ね。
おじいちゃんより25年も早い。
残してくのは悪いけど1人になればその分仕事減らせるでしょ。
何言ってんだよ。
努力次第で寿命は延びるんだろ?いいのよ。
92歳でも長すぎるぐらいよ。
寿命なんて延ばしたくもない。
当たり前に年を取って「このクソババア」なんて邪魔者扱いされて…。
あ〜あ長生きするのもろくな事ないなって思いながら枯れ木のようにん〜って死んでいきたい。
フフッ。
「お部屋の空気の入れ替えの時間です。
換気を始めます」。
はいはいはいはい。
お父さん。
おお早かったな。
入れよ。
まだここ閉めてなかったんだ?ああ。
住んでる人がいる限りやらせてくれって会社に頼んだんだ。
ここの開発はお父さんの最初の大きな仕事だったからな。
それに何よりお前や絵美衣が育った町だ。
10年前オリンピックが終わったら夢が覚めたみたいにみんな出てった。
昔はな通勤往復3時間でも日曜日には花植えて家族一緒に飯が食える家を探したもんだ。
それが今じゃ都心のオフィスに近い所に家族バラバラでもいいから便利な箱を求めてる。
だからってまだまだ諦めてないぞ。
今な空き家を部屋単位で格安で貸すハウスシェアリングを会社に提案してる。
うまくいけば所得の高くない若い層が戻ってくる。
昔みたいに町に活気が戻る。
覚えてるか?町内運動会七夕夏祭り。
これお前と絵美衣。
花見もあるぞ。
(絵美衣)ねえお花見の事覚えてる?花見?裏の桜並木でみんなでお花見したじゃない?あの時掛ちゃん桜の木に登ったよね?何でだっけ?覚えてないよそんな昔の事。
何でだっけな〜。
あれ最後のお花見になったんだよね。
回想はい。
うお〜うまそうだ!お兄ちゃん何してんの?お祈り。
何お願いしたの?来年は桜が咲きませんように。
どうしてそんな事!みんな本当は思ってる事だからだ!くっだらねえよな。
全然花見なんかしたくないのに無理して我慢して仲いいふりしてさ。
ばかみてえ!痛えな!何すんだよ!やめろよ!「お帰りなさい。
掛さん。
お疲れですか?」。
まあね。
「『まあね』とは?」。
ん?「掛さんが話した言葉を蓄積する事で私のボキャブラリーも増えますので」。
これ以上増やさなくていいんじゃない?「冷たいですね」。
俺はこう見えてそんな親切な人間じゃないから。
「それは裏表がある人間という事ですか?」。
そうかもな。
「なるほど。
人当たりはいいけど本当は自分の事しか考えていないのですね?」。
お前が売れない理由が分かってきたよ。
「失礼があったならおわびします。
ムービーメッセージが届いていますが再生しますか?」。
え?ああ。
「もしもし掛君?えっとお元気ですか?こちらは日ざしが暖かいです。
空気もきれいだよ。
学校は海のそばで子どもたちも人懐こくって。
私は4年生の担任になる予定です。
新学期が来るのが楽しみです。
子育ての楽園っていうのはちょっと大げさかもしれないけど小さい子どものいる家族が多いってだけで町に活気があります」。
(鳴き声)「どっちが食べる?」。
(笑い声)「私ね…」。
「今日は何か楽しい事がありましたか?」。
(リー)初めましておにいさん。
リーです。
ああどうもご挨拶遅れました板倉掛です。
はい。
「KronosHoldings」。
でも残念ながら絵美衣との結婚は解消しました。
え?えっえっでも結婚したばかりじゃ…。
イエス。
シンガポールで結婚しましたが日本に来て間もなく別れました。
どちらかが別れたいと申し出た時はすぐに無効にするという契約でした。
契約?彼女の希望で私たちは詳細な契約書を交わしました。
実際には…トゥショート。
短い結婚であまり…役には立ちませんでしたが。
妹が別れたいと?イエス。
あの〜なぜか聞いていいですか?絵美衣は私の部下でした。
はい。
日本企業の買収で大きなミスをして会社に損害を与えたので辞職を勧告しました。
クビ…という事ですか?ビジネス上のミスとは関わりなく愛していました。
バット…絵美衣は結婚の解消を希望しました。
そういう契約でした。
回想私は曖昧なものに振り回されたくないの。
(絵美衣)タイヤ補充しといて。
マーケットは土曜日よ。
頑張って。
任せて下さい!ユウジ5時から分配始めましょう。
ママ〜!おいで〜。
よいちょ。
ごはんはもうちょっとだよ待っててね。
ハナ。
よいしょ。
帰国したら連絡してこいよ!自分だってしてこないじゃない。
俺とは違うだろ!仕事辞めて…何やってんだよこんなとこで。
こんなとこ?昔は一緒に通った学校でしょ。
どういう人たちなんだよ。
ここで何やってんだよ。
1つ目の質問。
ここにいるのは親から捨てられたり逃げてきた子どもたち。
仕事のないシングルマザー。
住む場所のない人たち。
すなわち失うものがない無敵の人間たちの集まりよ。
無敵って…なにかっこつけてんだよ。
2つ目の質問。
やましい事は何もないわ。
ここで食べて働いて団地の空き部屋で寝る。
住民の数は現在58人。
子どもたちは私をママと呼ぶわ。
絵美衣。
やけ起こしてんのか?え…何で私がやけ起こすの?お前おかしいよ。
家族には解散しようって言ってその上離婚までしてなのに他人の子どもにママなんて呼ばせて…。
家族ねえ…。
世の中で一番無理のある関係よね。
だから私は無駄なもめ事にならないようにきちんと契約を結んで結婚した。
でもそんな合理的な関係でさえ足かせになる事が分かったから解消したの。
(絵美衣)前回のマーケットの売り上げを分配します!ありがとうございます!お疲れさま。
お疲れさま。
何なんだよ。
どうしちゃったんだよあいつ。
「随分お怒りですね」。
怒ってないよ!「怒っています」。
うるさいな。
お前はただ聞いてりゃいいんだよ。
そのために作られたAIなんだから。
「なるほど。
何でもはいはいと言う相手が欲しいのですね?」。
生意気なやつ…。
「はいはい。
あなたがそうプログラムしたのです」。
「私ねこっちに来て気付いたんだけど私…この間…掛君を誤解させちゃったかも。
『家族になりたい訳じゃない』って言ったけどちょっと違うの。
もし掛君が一緒に子どもを育ててもいいって思ってくれるならそれはそれでいいかなって。
掛君みたいな人なら誰でもいいって訳じゃなくてやっぱり掛君がいいんだと思う!フフッ。
ちょっと訳分かんないよね」。
ちょっと早くしてよ!間に合わないよ!ああすいません!
(歓声)急いでできるもんじゃねえんだよ。
(アラーム)12345678!「板倉さと子さんは午後0時15分に昼食を食べました。
食後の血圧135から86。
体温36.1度。
脈拍70でした」。
「午後4時42分外出しました。
午後6時27分ステッキを噴水広場のベンチに残しました」。
携帯には出ないしGPSつきのステッキも…。
(アラーム)わざと置いてったって事?そんなはずはない。
警察は?もちろん通報した。
帰ってくるさ。
心配するな!でも…。
実はな…初めてじゃないんだ。
おばあちゃんねえ徘徊の傾向が出てきたようなの。
徘徊?大丈夫だ掛。
半日もすればふらっと帰ってくる。
でも今回一晩たってるんだよね?徘徊とかじゃないって事はないの?じゃあ何だ?誰もが入りたいと思ってる所なんだ。
出ていく訳がない。
さと子コール!さと子コール!どうして出ないんだい?コール!さと子!コール!何なんだよ絵美衣もばあちゃんも…。
回想
(さと子)92でも長すぎるぐらい。
寿命なんて延ばしたくもないわ。
回想
(さと子)当たり前に年を取って「このクソババア」なんて邪魔者扱いされて…。
あ〜あ長生きするのもろくなもんじゃないなって枯れ木のように死んでいきたいの。
警察からは?特に連絡はないようです。
何かあったらコールして。
はい!すいません。
ごめんなさい。
あっすいませんすいません。
すいません…。
ああっ!すいません。
すいません。
「プラチナコートにお住まいの板倉さと子さんを昨日の…」。
警察も沿線の範囲を広げて捜してくれるそうです。
すまんな。
お母さん居心地が悪かったんでしょうか。
さあな。
分からん。
ばあさんと一緒になったのは1970年だ。
万博があってな。
全共闘が騒いでおった。
あれから60年夫婦をやってるのに分からん事ばっかりだ。
家を出てここに来て余計そう思うようになったよ。
ここに来てですか?お父さんも何か嫌な事あるんですか?いや…。
実は…突然いなくなる方が増えてるんです。
その中には徘徊じゃないと思われるケースもあります。
モールでは万引きも増えてます。
何が不満なんですかねえ。
あ…すいません。
私たち少しでも元気で長生きしてもらおうと思って一生懸命…。
ここは天国だよ。
だからばあさんにも一番だと思ってあんたに頼み込んだんだ。
この町に住めて働けて言う事ないや〜。
金持ちの連中に頭を下げるぐらい何て事はないんだ。
わしゃ働くぞ!働いて働いて働き抜く!ここにしがみついてやる!
(笑い声)
(荒い息遣い)帰ってないか?うん。
どこか寄り道してるのかもしれんな。
本当に帰ってくんのかな?だってほかに行くとこないだろ。
おばあちゃんの家はここしかないんだ。
とりあえず布団を用意しとこう。
手伝ってくれ。
出てく時なおばあちゃんに「全部処分してくれ」って頼まれたんだけど残しといてよかった。
おい…。
おい!よいしょ。
おい。
よいしょ。
うっ…。
帰ってこないよ!おい…掛…。
ここはもうおばあちゃんの家じゃない。
おじいちゃんの家でもお母さんの家でも絵美衣の家でも俺の家でも…。
いい加減認めろよ!みんなが見捨てた町に誰も戻ってなんてこないんだよ!うるさい!お前に何が分かる!お父さんはなみんなで仲よく暮らそうと思ってこの町を選んだんだよ!働いて働いて働いてこの家買ったんだ!何が悪いんだ!悪いなんて言ってないだろ!すまん…。
もっと言ってよ…。
そういうの聞きたかったよ。
はあ〜。
何なんだよこれ。
3年も会ってなかったのに…。
もう会わなくていいって思ってたのに…。
絵美衣。
ふ〜ん。
もう来ないと思ってた。
ここが私の仕事場よ。
私とユウジとハナで全体のマネージメントをしてるの。
(ハナ)こんにちは。
この学校は廃校になって使いみちがなかったから私が区役所に交渉して自活できるビジネスモデルを立ち上げた。
ここに来れば寝泊まりは団地の空き部屋があるし能力に見合った仕事を分担してここ独自の通貨が支払われる。
子どもでもね。
それでみんなの生活が保障されるシステムなの。
絵美衣。
おばあちゃんいなくなったんだよ。
結構売れてるのよ。
手作りの家具とかリサイクルした家電とか。
聞けよ!おばあちゃんゆうべから帰ってないんだよ。
ここはみんなが好き勝手にやってる訳じゃない。
他人同士がルールや分担を守って合理的に協力する事に本当の自由があるの!他人よりおばあちゃんの事が先だろ?おい!お疲れさま。
絵美衣。
いい仕上がりじゃない。
ありがとうございます!もう一息頑張って下さい。
ありがとうございます!ご苦労さまです。
お疲れさま。
お疲れさま!きれいになったわねえ!頑張りました。
新品同様です。
どう?調子は。
(さと子)うん。
まあまあよ。
(ミチル)まあまあよ。
ね!
(さと子)ね!ハハッ。
あら。
(絵美衣)私連絡してないよ。
一緒におばあちゃん捜そうってさっき来たの。
あ〜心配かけたみたいねえ。
何?何してんの?はあ〜。
昨日外へふらっと出てったらどこ行くか分かんなくなっちゃって…思い出したの。
この前に絵美衣がないしょでここを教えてくれたの。
ないしょ?お父さんやお母さんにいろいろ聞かれたくなかったから。
早〜い!もうこんなに出来たの?
(ミチル)おばあちゃん教えて。
(さと子)うんうんうん。
こことここ持ってごらん。
そいで…。
シティが嫌だから?引っ張ってそうそうそう。
ね!ここに大事なもの入れられるでしょ。
ねえこれもリストに加えておいて。
は〜い。
(さと子)ねえ私のも売ってくれるの?うん!おばあちゃん私にも教えて。
あ…授業料高いわよ。
私にもお願いします。
(さと子)うんそれじゃあね寸法をね全部おんなしにしないと駄目なのよ。
あっ痛っ…。
あ…。
大丈夫?大丈夫大丈夫。
主婦歴60年をなめないでよね。
こんな事はもうしょっちゅうなんだから。
(ミチル)パンダかわいい〜!フフフッかわいいでしょ。
本当パンダかわいい。
ちょっと待って!おばあちゃん私が預かる。
お母さんが出てったあと私の面倒見てくれたのおばあちゃんだったし。
本気で言ってんのか?ただしここでは他人として接する。
他人?その方がお互いに自由でいられるから。
お前の言ってる事理解できないよ!おばあちゃんは他人じゃない家族だろ。
家族かどうかはここでは関係ないの。
おばあちゃん帰ろう。
おばあちゃん…。
これ終わってからね。
おじいちゃん待ってるから!
(ノック)はい。
雨やんだわね。
指けがしたんですよね?大した事ないわ。
化のうしたら大変です。
ジンジンしますよね。
少しね。
でも何だか楽しかったわ。
家にいた時もよくこうやってばんそうこう貼りましたね。
貼ってもらったわね。
包丁で切ったり冬にはガサガサになってひび割れして。
すいませんでした。
いっつも忙しくて炊事洗濯お任せしっ放しで。
絵美衣がお母さんにだけ居場所を知らせた気持ち何だか分かる気がします。
いっつも謝るのよね。
私はうれしかったのよ。
孫の世話して。
本当よ。
今になって思うんだけど迷惑かけられるって楽しい。
あの時は余裕がなかったから…嫌みかなって思ってました。
フフッ。
嫌だ。
嫁いびり。
どうして黙ってたの?絵美衣の事。
隠してた訳じゃないよ。
余計な心配かけたくなくて。
そんなに危ないとこにいるのか?危ないっていうより何か変なんだよ。
何か変じゃ分からないじゃん。
ちゃんと説明して!俺もうまく説明できない。
だって離婚して会社も辞めてるんでしょ?とにかく…元気なのは確かだから。
そのままで大丈夫なのか?ほっとくしかないよ。
俺たちの言う事は聞かないよ多分。
家族は他人よりも遠いって事か…。
すいません。
返事してなくて。
「ううん。
考えてるんだろうなって思ってた」。
あの〜美冴さん。
「はい」。
今日ムービーオフでもいいですか?「どうぞ」。
あの…美冴さんは何で子ども欲しいんですか?
(美冴)「う〜ん…」。
俺は男だからかもしんないけど自分は一生…子どもを持つ事はないだろうなって思ってたから。
(美冴)「私もそうだった。
荷が重いし1人が一番って思ってた。
今だって怖いよ。
子育ての楽園っていってもバラ色な訳じゃない。
特典目当てで子ども産んだけど育児放棄しちゃったお母さんとか…。
ねえやっぱりオンにしない?」。
ですね。
「続き。
けど不思議なんだけどふと自分のためだけじゃない人生っていいなって…。
1人でいると大体の問題を避けて生きられるじゃない?でも子どもを産んだら多分どうしても避けられない事があると思う。
そういう苦労をね一個一個乗り越えていきたい…みたいな」。
苦労…?「でねもし一緒に苦労するとしたら…掛君と苦労したい。
だから私掛君の子どもが欲しかったんだと思う。
順番が違うのかもしれないけど」。
いや…。
(美冴)「理屈っぽいよね私。
教師だからかな」。
いや…性格かな。
(笑い声)「言うね!」。
ハハッ。
たまには。
(美冴)「また電話します」。
はい。
「おやすみ」。
おやすみなさい。
苦労か…。
「掛さんまたお困りですか?」。
いや…違う。
「なるほど。
うれしいのですね?」。
う〜ん…。
どうだろ。
よく分かんないんだよな…。
「うれしい事でも悲しい事でも嫌な事でも遠慮なく私に話して下さい」。
(絵美衣)ご苦労さま。
数はそろったわね。
じゃあこのとおりに明日ディスプレーして。
(ユウジ)本当に出すんだ。
ん?パッチワーク。
ああ。
うん。
出すわ。
ばあさんのだから?違うわ。
関係ない。
レトロなハンドメードを好む客がいるからよ。
ふ〜ん。
ユウジ人と話す時は顔見た方がいいよ。
すぐにできなくてもいいけど気を付けよう。
ね!前から聞こうと思ってたんだけどさ…。
うん。
何?何でここにいんの?何で?有名な大学出て有名な会社に勤めてた。
俺たちとは違う。
そうね。
私は世界で何本の指に入る企業にいたわ。
すげえ!でもそこは個人がどれだけ上に行けるかを競う世界だった。
他人を蹴落としてでもより上を目指す以外の価値観はない。
ここね私が初めて通った学校なの。
会社を辞めたあと何だか懐かしくなって。
(絵美衣)そしてあなたたちと出会った。
ねえ見てかわいいでしょ?かわいい!おねえちゃん一緒にお絵描きしよう?ここで私にできる事が何かあるかもしれない。
そう思ったの。
ユウジ?どうかしたの?分かんねえ。
ママ。
うさちゃん取れちゃった。
おいで。
見せてごらん。
あ〜本当だ。
取れちゃったねえ。
直そうね。
回想「自分のためだけじゃない人生っていいなって…」。
何してるの?売れるもんだけにするんだって。
どれも売れる可能性はあるわ。
これも?元どおりにして。
絶対売れない!みんなが一生懸命作ったものよ!いやでも売れない!売れる売れないで分けたくないの!分ければいづらくなる人も出てくる。
しかたないよ。
売れないんだから。
ユウジ!ここは営利目的の会社じゃない。
目先のもうけより一緒に長くやっていけるシステムが必要なの!一緒?無理だろ。
一緒なんて。
無理じゃない。
あんたいろいろ教えてくれたから俺も教えてやるよ!一緒にとかみんなでとかうぜえしありえねえんだよ!黙りなさい!元どおりにしなさい!明日も見えない生活に逆戻りしたいの?
(笑い声)あ〜俺もうつきあいきれないわ。
弱い人間集めて女王様になってただの仲よしごっこだよあんたのやってる事は!どうしたの?ねえどうしたの?出ていくの。
どこに?分かんないよ。
え…どうして?大丈夫かよ?もういっぺん話そうかなって思ったんだけどそういう気分じゃないよな。
甘かった。
人が集まる場所にこういう事は付き物なのよ。
怒れよ。
俺お前のやってきた事よく分かんないけど…ただの同情とかじゃなくてあいつらのために本気でやってきたんだろ?だからおばあちゃんだってここ楽しかったんじゃないの?それ一瞬でパーにされたんだろ。
何で怒んないんだよ!・
(ミチル)どこ〜?ミチルちゃん?どこ〜?ミチルちゃん!ここにいたの?バイバイ。
あの子たちのためじゃなかったの。
本当は…自分のためだった。
私…誰かとつながりたかった。
深くつながりたかった。
強烈に必要とされたかった。
分かりやすく言うと…。
さみしかった。
すごく。
勝手だよね。
私人が嫌いなのに一人前にさみしいんだよね。
別に勝手じゃないだろ。
掛ちゃんもさみしい?誰かと一緒にいたくなる?知るか…。
答えたくないか妹に。
お前自分で「解散しよう」って言ったくせに寂しいなら家族にもっと会いたいって言えばよかったじゃん。
素直じゃねえな。
かっこわる。
結局お前…システムとか合理的とか頭よさそうな事言って家族の代わりに他人に期待しまくってそのあげく裏切られただけだろ?かっこわる。
俺も同じだけどな。
おんなじ?回想くっだらねえよな。
全然花見なんかしたくないのに無理して我慢して仲いいふりしてさばかみてえ!痛えな!何すんだよ!やめろ掛。
お前が悪い。
(佳子)謝りなさい!嫌だ!
(絵美衣)お兄ちゃん!神様!どうか来年は桜なんて咲きませんように!うちの家が潰れますように!この町も…なくなりますように!
(泣き声)俺も…素直じゃなかった。
全然ね。
あれから…ずっと人と深く関わらないようにしてた。
信じなきゃ裏切られる事もないから…。
でも本当は寂しかったのかもな。
お前と同じ。
何なの?慰めてるつもりかもしれないけど同じじゃないよ全然。
裏切られた私の方がましでしょ!逃げ回ってきた掛ちゃんの方が100倍かっこわる!うるせえ!痛っ…。
痛…。
話って何よ?話?「もういっぺん話そうと思って来た」って言ったじゃない。
う〜ん…。
俺たち…今でも…。
今でも?今でも…家族かな?いやいいんだ。
答えようがないもんな。
じゃあ聞かないでよ。
だよな…。
でも…。
うん?やっぱ掛ちゃんよりお兄ちゃんの方がいいかな。
お兄ちゃんはお兄ちゃんだよ。
見て見て見て見て。
見て見て見て。
美冴さん。
はい。
俺…子どもの話お断りします。
そっか…。
分かった。
いいよ。
美冴さん…つきあって下さい。
俺は…誰よりも好きな人と結婚したい。
誰よりも俺の事を好きな人と家族になりたい。
古くさいかもしんないけど…。
だから…本当に好きになれるかどうか…やってみませんか?自信があるんだね。
離れてるからどこまで好きになれるか分からないよ。
そん時は…その時はその時…。
じゃあキスして。
え?えっまだ手もつないでないのに?いいじゃない順番なんて。
じゃあ。
(拍手と歓声)私ファーストキスだった。
え?うそ!来たんだ。
おお。
せっかくのお誘いだもの。
まだ寒いわね。
うん。
はい。
よし。
足りる?これで。
はいはい。
じゃあ飲み物取って。
おお。
あ!
(透)おう!おう!そのパッチワーク懐かしいな。
お弁当なんて久しぶりに作ったわ。
懐かしい。
佳子さんの卵焼き。
前は甘すぎるとか言ってませんでした?う〜ん…。
ん〜?絵美衣…無事に着いたのかな?きっとまたしばらく連絡ないわね。
外国人の子どもに本配ってるんだったっけ?大丈夫よ。
頑張ってるわよ。
わしの孫だからな。
フフフ。
昔からそうだけどおじいちゃん。
ん?絵美衣の事は俺の孫だって言うけど俺の事言わないよね。
あ…そんな事はないよ。
いや〜。
(笑い声)でもどうしたの急にお花見しようだなんて。
え?…何となく。
(佳子)いいわね。
誰もいないお花見も。
(一同)うん。
(さと子)掛何かしゃべってよ。
俺?自己紹介でもいいじゃない。
自己紹介は変だろう。
いやいいじゃない。
久しぶりなんだから。
ほれ掛!え〜。
え…じゃあ…。
じゃあ皆さん。
板倉掛27歳。
ロボットの企画とメンテナンスをやってます。
もう5年になります。
最近の悩みは…自分の作ったロボットにからかわれてる事です。
終わり。
(笑い声)はいおばあちゃん。
ええあ?お…。
板倉さと子79歳です。
最近物忘れがひどくて…もうとってもひどいんであった事全部この手帳に書いてます。
今日のお花見の事も書きます。
卵焼きがおいしかったって。
(笑い声)おじいちゃん。
ああ。
わしはこういうのは苦手なんじゃもう…。
板倉勝三83歳。
う〜ん…。
今日の空は青くて桜は昔のまんまでなかなか気分がよろしい。
終わり。
(拍手)では私が。
え〜柿本佳子です。
52歳です。
10年前に単身赴任を機にこの町を出て3年後に離婚しました。
掛には「うちを出た事は後悔してない」って言ったけど本当は少し後悔してます。
それは…仕事のせいにしたからです。
本当はすれ違う事が多くなって…あの〜時間じゃなくって気持ちがね。
通じないなって少しずつたまってそれで家を出たのに…。
でも今はその分仕事を一生懸命頑張っています。
楽しい事ばかりじゃないけど楽しんでいます。
(拍手)え〜板倉透56歳。
来月家を出る事にしました。
え?え?管理センターも畳む事になりました。
え〜。
新しい仕事を探します。
こことはさらばです。
おしまい?うんおしまい。
そうか…さらばか。
ハハッ。
(勝三の笑い声)絵美衣のも聞きたかったなあ。
ああ。
聞きたかったな。
それはいつかの楽しみでいいんじゃない?そうね。
あ〜…追伸。
追伸?今でも私はこの町が…この桜が大好きです。
以上。
行ってきます!「行ってらっしゃい。
またパスケースをお忘れです」。
あっサンキュー。
成長したねお前も。
「つきあえばつきあうほど掛さんのウイークポイントはよく分かりますから」。
(ナルホド)「今何かお困りの事はありませんか?最近声を上げて笑いましたか?余計なお世話かもしれませんがゆうべはさみしくありませんでしたか?」。
(ナルホド)「私に教えて下さい。
家族とはどんなものですか?」。
2015/10/11(日) 01:40〜03:10
NHK総合1・神戸
特集ドラマ 2030かなたの家族[解][字][再]
2030年、東京。カケルは同じシェアハウスの住人・美冴から、子作りへの協力を頼まれる。その答えを探す中で、ばらばらになった家族を訪ねたカケルが出した結論は——。
詳細情報
番組内容
2030年、東京。シェアハウスで暮らす板倉カケルは、地方に移住することになったシェアメイトの美冴から、「子作りに協力して欲しい」と突然持ちかけられる。これまで家族を持つなど考えたこともなかったカケルだが、美冴への答えを探す中で、15年前にばらばらになった両親、祖父母、妹、ひとりひとりと向き合い、「家族」とは何か考え始める。そして、誰かとつながることの意味に思いをはせたカケルが出した結論とは…。
出演者
【出演】瑛太,蓮佛美沙子,小林聡美,松重豊,相武紗季,小日向文世,山本學,渡辺美佐子,落合モトキ,高月彩良,胡兵,広瀬修子,山中聡,生津徹,木村聖哉,安藤美優,梅崎音羽,正木佐和,西尾舞生ほか
原作・脚本
【作】井上由美子
音楽
【音楽】井上鑑
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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