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 トルコの首都アンカラ中心部で10日起きた連続爆発事件は、死者が95人に達し、トルコで起きたテロでは過去最悪となった。事件はトルコ社会に強い衝撃を与え、政府の無策が事件を招いたとの批判が強まっている。

 事件現場では、政府に批判的な左派やクルド人らが、トルコ政府と少数民族クルド人の過激派による抗争の激化を受け、和平を呼びかけるデモをしていた。

 朝日新聞助手の取材に、爆発時、現場にいた商店主オルハン・ダラさん(49)は「平和的に歌っていたデモ参加者が爆風で吹き飛ばされ、遺体となって空から落ちてきた光景が頭から消えない。爆発はクルド人グループのすぐ隣で起きた。クルド人を狙ったのではないか」と話した。