LIFE〜夢のカタチ〜 2015.10.10


アジア最大級の手作りホビーフェア「日本ホビーショー」
こちらのブースでは女性たちが集まって何やら手作りしています
使うのは手芸の材料
モールを曲げたりねじったりするとこんなふうに…
小さなパンダができあがりました
モールを使って動物のマスコットなどを作るモールアート
この誰にでも簡単にできるモールアートを考案しその魅力を広めようと活動している人がいます
彼はモールアーティスト
その辺りをやっていきたいなと考えてます
子どもから大人まで誰でも楽しめるモールアートが今人気を集めています
この新しいハンドメイドの楽しさを伝えようと奮闘するモールアーティストに密着
彼は思い描いていた夢への一歩を踏み出します
果たしてモールアートは国境を越えるのか?
今回は手作りの楽しさを伝えるモールアーティストの夢のカタチ
大阪ステーションシティにある東急ハンズ
ここで毎月行われているのがモールアーティスト・キタナカアツシさんのワークショップ
ちょっと長い…
材料は針金にふわふわの繊維がついたモール
道具はほとんど使わずに初めての子どもでもちょっとコツをつかめばこのとおり
手のひらにちょこんと載るかわいい動物ができあがります
デザイン・作り方はキタナカさんが考案したオリジナル
キタナカさんはモールアートの魅力をこう語ります
慣れれば1つ完成させるのにほんの10分ほど
トイプードルの作り方を見せてもらいました
使うのはベージュのモール2本
そして目と鼻に使う小さなパーツ
まずは1本で顔を作ります
少ない手数で形ができるようにってのは心がけてますね2cmでこうキュッと…こういう感触ですこれをこう開いてこの部分が耳になります1本をこうお鼻にしますここのお鼻の所に…
黒いピンを留めると耳と鼻のできあがり
もう1本で胴体を作ります
胴体が完成したら先ほど作った顔と合わせます
ひっつけるんですよひっつける時に巻きつけてボリュームを出す色んな個性も出しやすいですし…
みるみるうちにできあがり
最後に目を付けたら完成
小さなかわいいトイプードルになりました
もう1つ教えてもらいましょう
今度は白いモールを3本黒いモールを2本使います
さて何ができるんでしょうか?

白と黒のかわいい動物…
パンダになりました
モールは芯に針金が使われているため自由自在に形を作ることができます
できあがった動物にポーズを付けられるのもモールアートの魅力の1つです
例えば完成したこのパンダをこんなふうにポージング
好みのポーズにして飾ったり写真を撮ったり楽しみ方はいろいろです
モールの長さがあったらこれをできるだけ切らずにそのまま全部使いきるってところにはこだわってますね途中で切ったりするとそれだけ道具もいりますし手順も増えるのでできるだけ一筆で全部できるように考えてます
モールを使ったこの新しいハンドメイドを考案したキタナカさんは昨年モールアートの作り方を解説した本を出版しました
解説書とモールをセットにしたキットも販売され誰でも楽しめるようになっています
モールアーティストとして活動を始めて3年
小さな頃から物作りが大好きだったというキタナカさんは大学院に進んで建築を学びました
卒業後は建築関係の事務所に就職
その後企画デザインの道に進み独立
今手がけているのは高知県の間伐材を使った新製品の企画
製品そのものだけではなくパッケージや販促も手がけます
組み合わせて棚を作るとかそういうことで作り方も含めて…
モールアートももともとは本業での依頼が発端でした
っていうのが最初のきっかけです
しかし最初はうまくいかなかったそうです
今も残してあるのは大量の失敗作
一番初期の頃に作った…名付けて作りながらこれはダメやなとは思いましたねやっぱり…
行き詰まった時ヒントをくれたのが2人の子どもたち
モールを渡してみると楽しそうに思い思いの形を作り始めたのです
(スタッフ)どんなところがおもしろい?これで何か新しいものをできないかなって相談されたんですけどこの茶色のモールを子どもに渡したらハンバーグを作ってくれたんですクシュクシュクシュッとあっそんなんでいいんかなとちょっと思ったんですよねそこで大きなヒントになりましたね
簡単で小さくてかわいくてしかも子どもでも簡単に作ることができるものにしよう!
そうして生まれたのがキタナカさんのモールアートでした
キタナカさんが使っているモールは京都市右京区にあるこの工場で作られています
もともとこの辺り一帯はモール作りが盛んな地域でした
作り方をアメリカ・ヨーロッパから入れた方が滋賀県の方らしい…作りやすい所っていうので京都で商売を始めたってのが昭和30年ぐらい…
(スタッフ)今は京都でどれぐらい?
そもそもモールはどうやって作られているのか?
製造工程を見せてもらいました
作業場の片方に据えられたこの機械でモールを作ります
2本の針金に絡めるようにポリエステルの色糸を巻きつけます
そして裁断して2つに分けるとふわふわのモールになります
そのまま引き伸ばしていきます
オーダーされた長さになったらカットしてできあがり
袋の留め具に使われることも多いモール
それが動物の形になるとは夢にも思わなかったという中野さん
初めてキタナカさんのモールアートを見た時衝撃を受けたそうです
なんでこんなかわいいのができるんやっていうそれを家に帰ってキタナカさんとお話しさせてもらって家帰ってそのテンションですから立って家族に言いましたもんね「こんなすごい人がいる」いうて…この物作りへの熱い思いを…私本業が企画とかやってますんでそういう企画とかデザインで表に出してそのよさを伝わるものにできたら一番うれしいですね
モールアートを始めてから常にモールに関する情報をチェックしているというキタナカさん
この江崎記念館で是非とも見ておきたかったグリコのおまけがありました
モールのおもちゃはこちらでございますここなんです
(キタナカ)おぉ〜
(キタナカ)すごい
(植木)そうなんですよ
(キタナカ)思っていたより小さいですね
(植木)おもちゃというのはその時代・時代のその時の素材を使ってるということですのでモールというのもその1つの素材として…当時は最先端の素材で…だったんだろうと思うんですよね昭和30年ぐらい30年ぐらいでしょうね
モールで作られた動物マスコット
懐かしいモールアートがここにもありました
昔からモールってのは魅力何かあったのかなと遊びの部分は昔から変わらない原点みたいなところはあると思いますんでそれがモールを使って今の子どもたちにも遊びの楽しさが伝わったらなっていうのはあります
モールは子どもの心をつかむ素材だということを再認識
実はキタナカさんはあるオファーを受けていました
経営コンサルタントとしても活躍する谷口さんが作ったこの絵本とモールアートのコラボ
小さな子どもに健康について教えるこの絵本
これに登場するキャラクターを作って読み聞かせのパフォーマンスをしてほしいというのです
そこでキタナカさんこんな試作品を作りました
一番シンプルな素材なのにあらゆる表現とつながってることに驚いたんですこれは新しい立体型のクレヨンですからこれ学びと遊びが一体になってますでしょ音楽の「楽」は「楽しい」と書いて「楽習」ですよねそっちの「楽習」ですよねそれが一番覚えるんじゃないかとやっぱりこっから飛び出す絵本が一番いいですよね
谷口さんからお褒めの言葉
どうやら気に入ってもらえたようです
色んな夢が広がってきたかなというのは感じます
小さな子どもにより分かりやすく伝えるためいつもより大きなサイズで仕上げることにしました
さて狙いどおりにいくのでしょうか?
会場は大阪市天王寺区にある幼稚園
年中さんと年長さん25人が集まりました
先生の名前はキタナカアツシといいます・キタナカアツシでしょ?はいありがとう
幼稚園児たちを対象にしたワークショップは果たしてうまくいくのでしょうか!?
手芸用のモールを使ってかわいい動物マスコットを作る
幼稚園児だけを対象にしたワークショップは今回が初めてです
まずは自由に食べ物を作ってもらいます
幼稚園児には難しすぎるのではと懸念していたのですが…
そしてモールアートを使って絵本の読み聞かせ
「カバせんせい」って大きい声で言ったら本から出てきます
(男の子)カバせんせ〜いあんまり声が小っちゃいと小っちゃいカバせんせいしか出てきませ〜ん
(子どもたち)カバせんせい!
(子どもたち)アハハ出ました〜
大きなサイズにして大成功!
さっき作ったでしょ?いっぱい…イチゴとか色んなもんそれをしっかりかんで食べたらグルグル巻きの大っきいうんちが出るんですそしたら先生みたいに背が高くなるからしっかりごはん食べてねごはんいっぱい食べたら
想像以上の反応にキタナカさんも満足のようです
おもしろいですね子どもたち想像力を刺激するのかなと思います絵本のキャラクターが立体になって表に出てくるっていうのは子どもたちにとってちょっと不思議というかおもしろい体験だと思うのでモールだと結構簡単に作れますし読み聞かせと一緒にセットでやるとまたちょっと違う効果が出せるんじゃないかな…
モールアートを普及させるためにさまざまな活動を行っているキタナカさん
指導者の育成にも力を注いでいます
その1人・都倉さんは有名なフラワーアーティスト
花と合わせる都倉さんのモールアート
また違った魅力が生まれています
でもなぜモールアートの世界に引かれたのでしょう?
「かわいい」みたいな…かわいくて男性が作られてるんだっていうことでどんな人なんだろうお会いしてみたいっていうのが最初でしたね動物が大好きということなので作りたいなと思ったんですけども色んな方がモールアートを応援してくださってるんでほんとうれしいなと思います
キタナカさんとはまた違った作風のモールアートを創作しているのが藤崎琢磨さん
彼が作るのはビビットで大胆な色使いとユニークなキャラクター
サイズもかなり大きめです
作風は違えどモールアーティストどうし意気投合!
ユニットを組んでワークショップなどで共に活動しています
自分も作ってたんですけど…
互いに刺激し合えるいい関係のようです
お互い正反対だとは思うんですけどねだからこそ何か引かれ合ってるところはあると…これを是非動かしてアニメーションにしたりとかいうのもしてみたいですよね
とキタナカさん何やら始めました
いい背景を見つけたようで写真撮影
(スタッフ)色んな所行ったら撮るんですか?そうですね例えば観光地であるとか遠い所行ったら必ず撮るようにはしてます
色んな楽しみ方と可能性が広がるモールアート
実はまた新たな可能性が見えてきました
いつかはと思っていた1つの夢
それが現実になったのです
やはり日本のイメージで一番あるのが折り紙だと思うんですね海外の人から見て…なんで折り紙がはやったのかなと考えた時にシンプルなところと決まった形から色んな発想で色んな形ができるっていうところだと思うのでそれを同じことをモールでできるんじゃないかなと…
期待と不安を胸にアメリカへ
アメリカ西海岸を代表する都市・サンフランシスコ
ゴールデンゲートブリッジと坂道を走るケーブルカーで知られる港町は「花の都」とも呼ばれる美しい町です
この町でキタナカさんは夢への第一歩を踏み出します
さてキタナカさんのモールアートサンフランシスコの人たちに受け入れられるのでしょうか!?
夢の第一歩その舞台はサンフランシスコにある
子どもたちに体験型の学習をさせる施設です
ここで海外で初めてキタナカさんのモールアートワークショップが開催されることになりました
(英語)何か付けたりとかこのままで大丈夫ですよなんかこのザクッとした感じがいいですねなんかちょっとホッとしてます
参加者はあらかじめ募集していましたが当日興味を持って見に来た子どもたちも参加
さぁワークショップの始まりです
慣れない英語で一生懸命説明するものの反応はいまひとつ
そこで実際に1人1人の目の前で見本を作ってそれを見ながら仕上げてもらうことにしました
国は関係ありません
夢中になって思い思いの形を作ります
やがてあちこちで笑顔の花が咲きました
こんなユニークなブレスレットを作った子どもも
子どもたちやスタッフの反応は上々です
さらに大きいホールに移動してワークショップをすることになりました
なんと50人もの人たちが参加して大盛況
次の一歩に向けて歩み出したキタナカさん
夢のツヅキは…
海外で十分通用するなと思いましたんでアメリカに限らずヨーロッパも含めてモールアートを通してコミュニケーションのきっかけを作っていきたいなと思います折り紙が世界中で日本のアートとして親しまれてるのでモールアートを通して日本のよさも一緒に伝えていきたいなというふうに思います2015/10/10(土) 11:00〜11:30
ABCテレビ1
LIFE〜夢のカタチ〜[再][字]

人生はいろんな夢でできている…夢追う人の輝く瞬間を佐々木蔵之介の語りで描きます。
今回は、モールを使ったかわいい動物たちを作るアーティストの“夢のカタチ”!

詳細情報
◇番組内容
手芸用のモールを使い、かわいい動物を作るアーティストのキタナカアツシさん!
子どもから大人まで楽しめる新たな趣味を生み出した彼の活動を紹介!
初の海外でのワークショップに挑む姿に密着する!
◇ナレーション
佐々木蔵之介
◇おしらせ
この番組は、朝日放送の『青少年に見てもらいたい番組』に指定されています。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
趣味/教育 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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