医のココロ 2015.10.10


(武川)皆さんおはようございます。
シリーズ「睡眠」。
今週は「睡眠時無呼吸症候群」について京都大学医学部附属病院の陳和夫先生にお話しいただきます。
先生睡眠時無呼吸症候群という病名はよく耳にするんですがどういった病気なんでしょうか?はい睡眠中のですね…。
で無呼吸にならなくてもですね血液中の一定以上の酸素が低下するような小さな呼吸をですね低呼吸と呼んでますね。
更に昼間すごく眠たいとかいうような症状があった場合睡眠時無呼吸症候群といいます。
なぜ寝てる間に呼吸が止まってしまう…無呼吸になってしまうんですか?人間は寝るとですね筋肉は緩むわけですけども特に仰向けに寝ているとですね舌を支えている筋肉も緩みますので気道…空気の通り道を塞ぐような形で落ちてくるわけですね。
である程度狭くなりますと空気も乱流を起こしてですね喉の周りの一部分がですね振動するようになるわけですね。
で更に舌が落ちてきますと息が止まってしまうというようなことになるわけですね。
じゃあ寝る姿勢っていうのもちょっと関係ありますよね。
はい。
仰向けで寝ることがやはりいちばん閉塞性無呼吸…いわゆるいびきをかく無呼吸の方は仰向けで寝るとひどくなりますね。
いびき以外で「あっ無呼吸じゃないかな」って分かる何かこう目安みたいなものは…。
そうですね閉塞性の無呼吸の三大要素っていうのは…。
(陳先生)少し小太りで最近体重が増えてきていびきが大きくなったと。
更にそれに高血圧が例えばあればですねかなりの頻度で無呼吸がある可能性あるかと思います。
今肥満っていう言葉が出ましたけれどもやはり体重を減らす…減量というのは無呼吸を治すのには有効なんですか?
(陳先生)そうですね。
アメリカのデータで1割体重痩せると無呼吸は3割減ると。
で1割体重増えると無呼吸が3割増えるということ。
明らかになっているのは高血圧との関連でですね原因が分かる高血圧の最も頻度の高いのは今睡眠時無呼吸だといわれててですね。
もうひとつ最近いわれてるのはやはり糖尿病との関連でですねやはり高血圧も糖尿病も従来の治療をしても効きが悪いような方の中にはですねかなり睡眠時無呼吸が合併されてるんじゃないかと。
まだまだ分かってないところもあるんですけどある程度…。
では治療法といったらどうなるんでしょうか?
(陳先生)今健康保険に通っている治療法は日本では2つあってですね持続気道陽圧…まあいわゆるCPAPというのと無呼吸用のマウスピースですね。
特に持続陽圧…CPAPでは確実に血圧がある程度落ちるというデータがありますし最近はマウスピースでもそういうデータが出てきてます。
ただ肥満の方はですね同時に減量することが非常に大事で先ほども申しましたけど1割の減量で約3割無呼吸がよくなりますのでいい方法かと考えております。
なるほど。
CPAPや無呼吸用のマウスピースは睡眠時無呼吸の治療に非常に有効な治療法です。
治療することによって日中の過度の眠気などの臨床症状が取れるばかりではなく脳卒中や心筋梗塞を予防することも明らかになっています。
そして肥満の方は減量を同時にすることによって更に高血圧血糖の改善なども見られると思われます。
このように現在はさまざまな疾患が合併することがありますのでひとつの治療法だけではなくその治療法がうまくいかなければ他の病気の合併も考えてあわせて治療していくことが非常に重要かと考えております。
来週は「睡眠時の異常行動」について大阪大学保健センターの足立先生にお話しいただきます。
より詳しい情報が詰まった番組ホームページもぜひご覧ください。
2015/10/10(土) 05:35〜05:45
MBS毎日放送
医のココロ[字]

「睡眠時無呼吸症候群」▽日ごろ気になっている疾患について、地域医療に接している先生が登場。正しい知識をわかりやすくお伝えします。

詳細情報
番組内容
【睡眠】
睡眠はわたしたちにとって必要不可欠なもの。
しかし忙しくて、寝る時間が不足したり、不眠症気味で浅い眠りだったりと、睡眠には様々な問題があります。今回はそんな睡眠に関する様々な悩みやその原因についてわかりやすく紹介いたします。
出演者
【専門家】
陳 和夫(京都大学大学院医学研究科 呼吸管理睡眠制御学講座 特定教授)
【アシスタント】
武川智美(MBSアナウンサー)
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。

ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32722(0x7FD2)
TransportStreamID:32722(0x7FD2)
ServiceID:2064(0x0810)
EventID:8982(0x2316)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: