13歳か、残念だな。
≫太田プロ
(雅也)着いたと。
・
(栄子)どうね?東京はどうね?
(雅也)キラキラしとう。
(雅也)
春になると東京には掃除機のモーターが次々と吸い込んでいくちりのように日本の隅々から若いヤツらが吸い集められてくる
暗闇の細いホースは夢と未来へ続くトンネル
はぁー。
おっきかー。
そこに行けば何か新しい自分になれる気がして
(中西)トイレはあの奥。
共同ね。
お風呂は歩いて5分ぐらいのところに銭湯があるからさ。
あっ。
荷物さ部屋ん中入れといたからね。
ありがとうございます!
(中西)ちょっと!ゴロゴロはやめてゴロゴロは。
そういうことも気を付けてね。
汚れるでしょ!うちは清潔がモットーなんだからさ。
あっ。
ああーここ。
103号室。
はい。
これ鍵ね。
よろしくお願いします。
はいこちらこそ。
フッ。
あっ。
ゴミ部屋ん中ためないでね。
ゴキブリ増えるから。
えっ!?ゴキブリ!?狭かー。
(ラジオ)・『M』
(栄子)マー君迷わずにアパートに着いとうといいけど。
(香苗)迷ったら誰かに聞くばい。
ばってん悪い人に声かけられでもしとったら。
いくつやちょ思うとうと?もう子供やないけん。
(ラジオ)「東京有楽町アーバンスタジオからお送りしています。
窓の外大分雨足が強くなってきましたねぇ…」東京は雨ね…。
(ラジオ)「時刻は午後8時7分を回りました」あっ。
(雨だれ)ここもね…。
(学生)うわぁー!合コンやろう!
(学生)しかもしかも!Winkの相田翔子に超似てんの!
(学生たちの話し声)みんなテレビん中の言葉使いよる。
はぁー。
(学生たち)マジで!?
(鳴沢)ねえ。
ここ座れば?はい。
(鳴沢)学科どこ?視覚デザインです。
(鳴沢)じゃあ同じじゃん。
俺鳴沢。
よろしく。
中川です。
よろしく。
(鳴沢)どこ?出身。
福岡。
(鳴沢)ああ行ったことある!屋台にラーメンにチェッカーズ。
いや…。
それは多分博多。
俺は筑豊。
筑豊?
(玉夫)知ってる知ってる!「青春の門」
(守)炭鉱の町!ばってん今はとっくに閉山になっちょるけん。
(玉夫)「ばってん」?
(守)「ちょるけん」?
(玉夫)じゃあ東京初めてばってんか?
(守)じゃあ俺らが案内してあげちょるけん!
(笑い声)
(学生)言いすぎだよ。
(玉夫・守)言いすぎじゃねえよ!
(鳴沢)お前はいいから。
(守)この服以外の服欲しいんだ。
(鳴沢)だからお前はいいから…。
(玉夫)いいんだよ。
うわぁー。
外人ばい!
(玉夫)ちょっとちょっと。
(守)おい。
何指さしてんだよ!?ここにもおった!
(玉夫・守)おいおいちょっと…。
(玉夫)バカ。
(鳴沢)中川君見すぎ。
(栄子)じゃあキヨさん!行ってくるけんね!
(清原)栄子ちゃん!ホント大丈夫なんね!?心配せんでよか!足腰には自信のあるとやけん!
(鳴沢たち)あっそうだ。
いつもの地下の古着屋行こう。
ああじゃあ行ってみようか。
ああ。
えっ!?ちょっと…。
お古なのに何でこげん高いと!?
(守)高い?うん。
(守)えっ?そんな高いかな?
(玉夫)この店結構安いほうだよ。
(鳴沢)それ格好いいじゃん。
着てみれば?あのう…。
向かいに越してきた中川です。
(手塚)ふーん。
早速都会人のマネ事?はぁ…。
あのうそれ…。
あっこれ?ええ。
都会人の生きる知恵。
おーい!差し入れ持ってきてやったぞ!
(徳本)えっ!?またもやし!?
(手塚)嫌なら結構。
(徳本)しょうがねえなぁ。
ください。
(レオ)これもやし代。
(手塚)バッタもんじゃねえの?ちゃんと使えますよ。
(手塚)でも犯罪だろ?
(レオ)あんた関係ない。
はい。
(レオ)サンキュー。
いる?いえ…。
結構です。
変な人ばっかりや。
(渋谷)皆さんには退屈な課題かもしれませんが大切なのは基本です。
ピカソを知ってますね?あの破天荒で有名なピカソの作品ですが彼は13歳のときすでにデッサンでも天才でした。
基礎なくしてどんなすばらしい作品も生まれません。
(渋谷)何だ。
逆パースばっかりじゃないか。
基礎のキだぞ。
光の方向がしっかり設定出来てないから立体感が出ないんだ。
(たたく音)
(鳴沢)独学!?
(雅也)うん。
(鳴沢)でもかえってすごいね。
予備校通わないで美大入る人は珍しいよ。
みんな高校んときからそんなもん通っとうと?大抵はね。
(学生たち)おおー!おおー!じゃあね!だから大学入ってもメンツあんまり変わんなくてさ。
そうなん?
(鳴沢)うん。
(玉夫)おおナル!
(守)今新歓の話してたんだけど。
(鳴沢)ああ分かった。
ちょっと待ってて。
うわぁー。
東京タワーや
(鳴沢)あっあの子。
えっ?
(鳴沢)佐々木さんだよね?写真の。
総合演習一緒の鳴沢。
(まなみ)ああ…。
(鳴沢)よかったら次の課題同じ班で組まない?
(まなみ)いいけど…。
(鳴沢)あっ。
あいつも同じ視覚デザインの中川。
(玉夫)秋の展覧会何描くか決めた?
(守)さぁ前に描いた風景画を構図まんまで直そうかなと思って。
安パイだなぁ。
単位狙いかよ?お前。
(鳴沢)中川君は?まだ何も。
(玉夫)ランプブラックにしよっかな?ランプ?
(鳴沢)着彩で使うの?
(玉夫)いや展覧会の作品。
黒で決めるとこだけ使ってみようと思って。
(鳴沢)黒で決めるならジェットがお薦めだよ。
ジェット?そうかなぁ?これほら。
マルスのほうがいちばん黒出しやすいと思うけど。
マルス?
(玉夫)中川君どう思う?あっ…。
俺あっち見てくるけん。
(鳴沢)あとメリゲンレッドっていうのもすごいいい。
夕焼けとか。
(玉夫・守)へぇー。
全然知らねえよ俺。
(雅也)えっ?高っ。
・
(玉夫)中川おはよう。
おはよう。
(玉夫)あっ!それアクリルドポッシュだよね?うん。
(守)それ買っちゃったの?中川。
えっ?
(玉夫)最悪なんだってよそれ。
値段ばっか高くて。
そうなん?
(守)うわぁ。
それ5万円以上しただろ?平面構成描くならこれが一番だよ。
全部合わせても1万5,000円くらい。
買う前に聞いてくれればよかったのに。
(腹の鳴る音)
(手塚)おーい。
貧乏学生。
(雅也)どこ行くとですか?
(手塚)黙ってついてきなさい。
お前これ乗れ。
行くぞ。
誰んとですか?おおやのだからいいんだよ。
おおやって…。
ほら早く来い。
あっ…。
(手塚)早く来いよ。
・
(手塚の鼻歌)どこ行くとですか?・
(手塚の鼻歌)どげんしたとですか?しーっ。
・
(手塚の鼻歌)よーし!行くぞー!ええーっ!?泥棒やないとですか!
(手塚)早く来い!早く!泥棒やないとですか!
(手塚)ハハハハ!
(手塚)これで1週間は飢え死にしないぞ!ハハハ…。
(雅也)遠賀川みたいや。
ここだけ見とったら東京も筑豊も変わらんとに。
(手塚)河原はどこでも一緒だろ。
俺の田舎もこんなもんよ。
手塚さんの田舎は何て川なん?
(手塚)何だったかな…。
忘れた。
あのういつも盗むんですか?フリーライターなんて根なし草商売やってるとどうにもこうにも食えないときがあんのよ。
警察に捕まりますよ。
食うに困ったときだけ1回に1袋までと自分の中でちゃーんと線を引いている。
そういう問題?そういう問題。
(手塚)はぁー!はぁー!でも久々に気持ちよかったばい!東京来て初めて羽根伸ばした感じや。
筑豊でバイク乗っとったとき思い出したけん。
(手塚)東京では羽根伸ばせない?うーん。
大学は毎日どっか緊張しとる。
これしたら笑われるこれ知らなバカにされるって。
何か窮屈なんよ。
「お前の居場所じゃない」っち言われてるようで。
居場所ねぇ…。
(兆治)チビ。
行くんならのう東京を自分の場所にせい
(手塚)そりゃあ流されてるうちは見つからんわなぁ。
(鳴沢)あっ中川君久しぶり!
(学生たち)おおー。
久しぶり!
(鳴沢)最近全然大学来てないじゃん。
うん。
ちょっとね。
あんまりサボってると単位やばくなるよ。
・
(まなみ)鳴沢君!
(鳴沢)ああまなみちゃん。
(まなみ)フライヤーできたけど。
(鳴沢)うわぁー!いいじゃん。
(鳴沢)来週ここのみんなで企画展やるんだ。
(まなみ)あっ。
よかったら。
えっ?
(まなみ)はい。
じゃあ教授に呼ばれとるけん。
そしたらね。
(鳴沢)たまには授業も顔出しなよ!
(鳴沢)みんな。
まなみちゃんがフライヤー作ってきてくれました。
(学生たち)やったー!・
(ノック)失礼します。
(渋谷)ああ君か。
(渋谷)このままじゃ確実に留年だぞ。
どうするつもりだ?まあやる気のない人間に無理に続けろとは言わんがねクソ!ロン!ロン!
(徳本・レオ)あっ!
(レオ)アイヤー!
(徳本)アイヤーじゃないよ!ここでマンズ切らないでしょう!?
(手塚)授業料授業料。
(徳本)はいもう1回もう1回…。
完成までこぎ着けましたか?
(雅也)はい。
一応…。
どげんでしょうか?思い切り感情をぶつけて描けたのかな?
(渋谷)君が何を表現したいのか全然分からない。
そもそも人に何かを伝えたいという気持ちがあるのかな?
(音楽)
(音楽)・
(雅也)バカボン!
(耕平)先輩?・こっちやこっち!先輩!うわあーっ!うわぁ。
(耕平)もう1年ぶりや。
先輩ちーっとも筑豊帰ってこんで。
何ね?その格好。
(耕平)向こうのビデオ屋でバイトしよったら見つけてしまったんよ。
やっと自分の夢ば。
夢?ジャーン!はっ?
(耕平)先輩!俺東京でダンサーになるけん!ダンサーねえ。
おい。
行くぞ!
(耕平)何ね!?この部屋!空気悪か。
(手塚)東京で生活していくにはいくつかのコツがある。
とりあえず方言は貫け。
トラブルは拳で解決。
金は稼ぐものではなくもらうもの。
(手塚)そして飯はたかるもの。
まあ食え食え。
なっ?もやし炒めにもやしライスそれにもやしのお作り。
はい。
全部もやしやん。
あの先輩。
大学行かんでよかと?性に合わんのよ。
こっちにおったほうが落ち着くんよ。
(レオ)マー君。
人生修正したほうがいいよ。
(徳本)せっかくいい大学行ってんのに。
きれいな温室よりゴミだめのほうがずっと暮らしやすいんよ。
おっ。
ロン!メンタンピンドラドラ満貫!まみれとる。
何かダメな方向にまみれとる。
あっ。
先輩。
これ。
何ね?
(耕平)おばちゃんから預かったんやけど今月分やって。
来た来た!これで徳本から借りた金返せるわ!
(徳本)利子ついてるからな!アハハ。
さて市場に行こうかね。
(まなみ)中川君?来てくれたんだ。
うん。
あっ。
覚えてる?あっ。
覚えとったん?フフッ。
こんときは東京がキラキラしとった。
最初に見たこの東京がいちばんきれいやった。
そうかな?えっ?わたしはこの写真を撮ったあのとき何か…そこから始められる気がした。
だからわたしにとってはここがスタート。
5月にある人は言った
「東京はそんなに楽しいところですか?」
夢と未来へ続くトンネル
それを抜けた先がゴミだめだったとしたら?
(清原)栄子ちゃーん!ヘッヘッヘッ。
ほい今月分!あっ。
いつもすいません!
(清原)いやぁ。
ヘッヘッヘッ。
ありがとうございます。
(清原)栄子ちゃん!大根とネギも持っていかんね!いつもすいません。
気を付けて帰りぃや。
はい!
(男)お待たせしました。
ああどうぞ座ってください。
はい。
失礼します。
(男)このスペキュレーション取り引きでは今すぐ契約すればお客さまは必ずもうかるようなシステムになっております。
掛金が多ければ多いほどもうかる仕組みになっておりますが今回いくらほどご入金なさいますか?
(松原)栄子ちゃん!マー君頑張っちょうわい。
当たり前たい!フフフフ。
どうも。
お願いします。
(男)必ずもうかりますよ。
これからの時代はいかに先を読み楽してもうけるかですよ。
今どき汗水流してちっぽけなお金を稼ぐなんてバカらしいでしょう?ここ東京じゃそんなの常識ですよ。
(エンジン音)
(ブレーキ音)
(男)あっ!
(女)すいません。
(男)お前何やってんだ!?早くふきん持ってきなさい!
(女)すいません!
(レオ・徳本)先物取引!?何でも有望な商品に投資しとくと資金が10倍20倍になるんやって。
今年は小豆が来るらしい。
(徳本)うん?で乗ったの?有り金全部はたいたんよ。
あっ。
配当金入ったらみんなに焼き肉おごっちゃるけん!
(レオ・徳本)おー!もやし卒業!あのう。
先輩大学は?もううんざりや。
大学なんて芸術家気取りのボンボンの集まりたい。
手塚さんたちとおるほうがよっぽど落ち着くわぁ。
俺はやっぱりこっちの人間たい!・
(中西)中川君!中川君!筑豊から!お母さん事故に遭ったって。
もしもし?・
(香苗)もしもし?ああ。
ブーブおばちゃん?・
(香苗)マー君?どうしたん?オカンはどうなん?
(香苗)配達の仕事の帰りに自転車で転がってから。
もうひざパックリ割れて右足ねんざたい。
あー。
もう何ね。
驚かせんでよ。
そげんこつ言うて。
ひどいケガたい。
帰ってこれんと?今そんな金なかとよ。
何ば言うとね!?オカンがこげん痛い思いしようとに。
何とかせんね!?心配せんでよか。
姉ちゃ…。
大したことなかけん。
オカン!?大丈夫なんね?マー君が卒業するまでオカン死ねんわ。
・
(栄子)あしたにでも仕事に行けるばい。
安心してそっちで頑張りぃよ。
あのなオカン。
俺大学辞めようかね。
えっ?辞めてどうするん?自分で何とかするわ。
オカンは田舎者やから知らんと思うけど東京じゃ一発大きく稼げる方法があるったい。
本当に卒業せんの?・
(雅也)うん。
そうね。
・
(雅也)そうしたらね。
(耕平)先輩。
ホントにええん?ええんよ。
(兆治)ほうか。
大学辞めるんか。
一人でやれるっち言いよる。
まあ大学は俺も中退してるけえのう。
本人がそう決めたんやったらそうさせたらええ。
どこへ行き着くかは本人しだいや。
ほしたらのう。
(男)お前らでどうにかしてこいや。
おい。
・
(ドアをたたく音)
(男)おーい!早出んかい!
(男たち)おい!中にいんだろ!早く出てこい!
(男)金持ち逃げか!?えっ!?すいませんすいません!あの。
俺のお金。
(男)何や!?われ!
(男)クソガキは引っ込んでろ!ああーっ!あ痛っ!
(男)早く出てこい!何でや。
手塚さん!?
(手塚)そんな簡単にもうかるわけないじゃない。
俺みたいなへっぽこライターなんて1日取材して原稿書いたっていいとこ5,000円よ。
でも俺の金…。
いいじゃん。
金なんて田舎から勝手にわいてくるんだろ?もやし泥棒に言われたくなか。
お前見てるとさぁ甘すぎなんだよ。
浅い夢見て東京へ来ました。
ぶつかりました。
くじけました。
はいそこで終わり。
東京に出てきたこと自体がゴール。
それ以外何にもない。
大学の坊ちゃんたちのほうがまだ少しはふんばってるんじゃないの?やけん俺は手塚さんたちのほうが!俺たちのほう?フッ。
一緒にすんなよ。
それは確かに俺たちはゴミかもしれないけど。
それでもゴミためだってふんばって生きてんのよ。
徳本はすぐカッとして事件起こすけどそれでも食ってくために必死で手に職つけようとしてる。
(徳本の舌打ち)
(手塚)レオは女にだらしないけどそれでも台湾の実家にコツコツ金を送ってる。
(レオ)あっ!すいません!すいませんすいません…。
(手塚)一緒にすんなよ。
今のお前はまだそのゴミにもなってないんじゃないの?
(まなみ)わたしにとってはここがスタート
(手塚)東京に出てきたこと自体がゴール
(手塚)それ以外何にもない
(玉夫)おー!中川久しぶり!来たんだ。
(守)おー!久しぶり!ああ。
(守・玉夫)あれ?
(守)中川。
どうしたの?その顔。
(玉夫)えっ…。
大丈夫?
(守)大丈夫か?おい。
(二人)わっ!大丈夫?中川?中川どうした?中川!おい大丈夫か?
(徳本・レオ)お大事に!
(レオ)うおっ!
(耕平)先輩!いい年して風しんやって?バカボーン。
みーんな逃げていきよる。
やっぱ頼れるんはお前だけや。
(耕平)これお見舞いやき。
ありがとう。
(耕平)しばらく手塚さんとこで世話になるけえ。
うーん。
殺す。
後で絶対に殺す。
(リンゴをする音)何で?バカボンに連絡もろうたけん。
熱40度もあったばい。
一人できつかったやろ?うん。
熱下がったばい。
もう心配なか。
あっ。
おっ。
空気の悪かけん少し寒かばってん我慢してね。
オカン。
足まだ治っとらんの?もうよかばい。
ほれ。
(耕平)痛ぇ。
よかねこの絵。
こんなんこっちのレベルじゃクソたい。
そうかねえ?オカンは好きやけど。
オカンには分からんのよ。
どうにもならん!絵ば描いてどうなるん?大学行ってどうなるん?東京におってどうなるん?こっちじゃむちゃくちゃ金かかりよる!ださいっち思われんよう洋服ば買うて立派な絵描こうち高い道具ば買うて。
それでんどうにもならん!俺なんか才能も根性もなかけん。
結局もろうた金全部無駄になったったい。
もうええ!仕送りしても意味ないけん。
ええよもう。
苦労せんでも。
何ば言いよっと。
何ば言いよっと!男がちぃーと病気したぐらいで弱音吐きよってからに!オカン苦労やなんて思ったことないんよ!マー君。
東京にのまれたらいけんよ。
あんたがのみ込まな!それが男たい。
じゃあオカン…。
帰るけん。
(耕平)先輩ええん?
(耕平)おばちゃん帰りようよ。
(耕平)筑豊で俺が見るおばちゃんいつも働いとったよ。
(耕平)汗だくで一生懸命頑張っとったよ。
・『蕾』オカン!マー君。
何ね?オカン東京に来ていーっぱいびっくりしたんよ。
人が多かし車も多かしビルも高うして。
ばってんいちばんびっくりしたんは大きな看板たい。
マー君いつだったか言いよったやろ?東京はキラキラしとうって。
ホントそのとおりやねえ。
いつかマー君の絵もあげん大きく飾られるとよかねえ。
じゃあ行くけんね。
そしたらね。
そしたらね。
マー君。
オカン頑張るけん。
あんたも気合い入れ直してから卒業までしっかり行きなさい!できるかね?うん。
(清原)栄子ちゃん!もう足治ったとね?全然大丈夫たーい!
(松原)うおー!栄子ちゃん!
(三人)万歳!万歳!
(目覚まし時計の音)うわあああーっ!ああっ。
遅刻や遅刻。
ああっ!
(耕平)あっ痛ぇ。
行ってくるばい!いやああーっ!遅刻や遅刻!すいませーん!遅刻じゃ。
2015/10/09(金) 14:55〜15:50
関西テレビ1
東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 #02[再][字]
「涙の別れ後」
速水もこみち 香椎由宇 浅田美代子 平岡祐太 柄本佑 石黒賢 泉谷しげる 倍賞美津子ほか
詳細情報
番組内容
1989年。中川雅也(速水もこみち)は母の栄子(倍賞美津子)のもとを離れて東京に上京。栄子の仕送りに支えられながら、オンボロアパートを拠点とした美大生生活が始まった。授業初日、早速、鳴沢一(平岡祐太)らと知り合った雅也は東京のファッションに身を包み、絵のレベルの高い学友たちに驚く。また、雅也はどう見ても裕福ではなさそうな同じアパートに住む住人、手塚修一郎(石黒賢)、レオ・リー(チェン・ボーリン)
番組内容2
徳本寛人(高岡蒼甫)とも知り合う。大学生活になじめない雅也は、徐々に彼らと行動を取ることが多くなっていく。
翌年、後輩の山田耕平(柄本佑)が上京し、雅也の部屋に転がり込んだ。しかし、散らかり放題の部屋で手塚たちとマージャンをする雅也に、耕平は顔をしかめる。どうやら、大学にも通っていないらしい雅也。そんな雅也が大学から呼び出された。
久しぶりにキャンパスに行った雅也は、鳴沢や
番組内容3
佐々木まなみ(香椎由宇)らに会う。彼らは企画展を開くと言う。雅也も誘われるが…。教授室に行くと、留年を示唆される雅也。帰り道、雅也は繁華街でもらったティッシュに書かれた儲け話に飛びつく。
アパートに帰ると、レオらに小豆の先物に仕送り金をつぎ込んだと自慢する雅也。心配する耕平に、雅也は大学を辞めると宣言。そんな時、アパートの大家が、栄子が事故に遭ったと電話が入ったと飛び込んできて…。
出演者
速水もこみち
香椎由宇
平岡祐太
柄本佑
チェン・ボーリン
高岡蒼甫
石黒賢
浅田美代子
泉谷しげる
倍賞美津子 ほか
原作・脚本
【原作】
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」リリー・フランキー(扶桑社刊)
【脚本】
大島里美
監督・演出
【プロデュース】
中野利幸
【演出】
久保田哲史
音楽
河野伸
澤野弘之
【主題歌】
『蕾』コブクロ(ワーナーミュージック・ジャパン)
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0x0820)
EventID:35330(0x8A02)