(二郎)いかんなぁ。
咲のことばっかり考えてしまう。
(森田)そりゃ気になるよな。
捨てたはずの画集を持ってたんだから。
(高野)先輩と室長が協力したってことですか?
(咲)家族食堂の立て直しには彼が必要なの。
(3人)この際だからやり直せば?
(二郎)あり得ない。
(咲)あり得ない。
(目覚まし時計の音)
(二郎)姉ちゃんだぞ。
(楓)出掛けたって言って。
いつまでいる気なんだよ?結婚するまで。
冗談じゃないよ。
ったく。
もしもし。
(一子)早く出なさいよ。
朝一かけてきて挨拶なしかよ。
楓。
出して。
もう出掛けた。
いいかげん家に帰ってこないと部屋にある縫いぐるみとか本とか全部捨てちゃうからねって言っといて!
(楓)駄目駄目駄目駄目…。
伝えとく。
3日ぐらい執行猶予してあげてよ。
分かった。
3日だからね。
食べたものは流しへ持ってけって何十年言ってんのよ?もう!
(咲)これ確認お願い。
・あっ。
はい。
・問題ありません。
(咲)ありがとう。
(高野)どうしたんですか?
(咲)何でもないです。
仕事を続けてください。
(高野)先輩?うるさい。
(高野)俺しゃべってませんけど。
顔がうるさいんだよ。
(高野)顔?・
(克子)経営改革推進室ってどこ?
(克子)あんたが室長ね?
(咲)はい。
根岸です。
宮間店の柳井さんですね?
(克子)そうよ。
あんたが決めたんだよね?うちの店閉めるって?総合的な判断です。
(克子)女の敵は女ってホントだね。
どういう意味ですか?
(克子)私はね男社会の中で頑張って頑張ってやっと店長になれたんだ。
存じてます。
家族食堂で唯一の女性店長ですよね?
(克子)だいたい99店舗もあって一人しか女性がいないなんて遅れてる会社でしょ?その私を首にするんだ?店舗の閉鎖と柳井さんの再就職支援は関係ありません。
(克子)関係あるでしょ。
申し訳ありませんがここは計画を立てる部署です。
再就職支援のことでしたら別の担当の者が…。
(克子)あんたが決めたんでしょ?そうです。
柳井さん。
(克子)あっ。
木原さん。
あんたもここのメンバーなの?ええ。
よかったら僕が話聞きますよ。
(克子)あんたに話してもしょうがない。
そうおっしゃらずに。
私は絶対辞めないからね。
柳井さん。
(高野)あーあ。
先輩。
また無駄なことを。
柳井さんはどこかめんどくさい部署に飛ばして辞職に追い込めばいいんじゃないですかね?柳井さん。
待ってください。
お茶でもしますか?
(克子)店に戻る。
もうすぐランチタイムだから。
(志穂)咲。
どうかした?うん?何でもない。
・
(三子)あっ。
志穂さん。
咲ちゃん。
こんばんは。
こんばんは。
(志穂)こんばんは。
何か久しぶりな気がするけど。
(三子)そう。
ちょっと旅行に行ってたの。
(志穂)何か楽しそう。
(三子)今度こそうまくいきそう。
また結婚!?このままいけば。
7回目。
(三子)そう。
7回目。
ただいま。
めぐみ!?
(一子)二郎。
お邪魔してるよ。
うん…。
(一子)親が子供のことを構うのは当たり前でしょう。
ああー。
うざい。
(一子)何!楓。
今の言い方はないぞ。
(一子)じゃあどうするつもり?このままずっと二郎のところにいるつもり?
(楓)そうする。
こらこら。
人の迷惑ってもの考えなさい。
(楓)迷惑じゃないよね?迷惑だよ。
ほら!いいじゃん。
めぐみちゃんいないんだし。
(一子)えっ?
(一子)何?どういうこと?いないって。
ああ。
今ちょっと出掛けてるんだ。
あれ?やだ。
何?何?このテーブル。
えっ?
(一子)あら?何かちょっと部屋の様子変わってない?そう?二郎ちゃん。
もういいじゃん。
言っちゃえば。
勝手に決めるな。
お前が。
二郎?
(中野)いらっしゃい。
(三子)二郎ちゃんはいないよね?
(中野)今日は来てないよ。
何で?
(三子)咲ちゃんが二郎ちゃんには会いたくないっていうのを無理やり連れてきたから。
(中野)そうなの?いや。
会社で会ってるから。
・
(森田)咲ちゃん。
おお!キャプテン。
お久しぶりです。
(森田)ああ!
(森田)いい女になったね。
ありがとうございます。
(志穂)こんばんは。
志穂さん。
うわ。
うれしい。
うわ。
久しぶりに会えた。
えっ?どれぐらいぶり?
(中野)あれじゃない?あのほら。
二郎ちゃんと咲ちゃんの結婚式。
(森田)いや。
だってそれほら。
志穂さんと初めて会ったときだもん。
バーベキュー行ったよね?
(志穂)ええ。
(中野)どっか旅行も行ったよね?
(志穂)あれは茨城。
(森田)茨城。
(中野)そうそう。
そうだ。
(森田)まだチュンに嫁さんがいるころだ。
(志穂)まだ?
(中野)そうなの。
(中野)バツイチトリオなの。
(森田)勝手に一緒にすんなよお前。
俺は奇麗な独身だからね。
顔は汚いけどね。
(森田)これ日焼けです。
私もまだ独身です。
(森田)おっ!
(中野)僕もだよ。
(三子)私も。
(森田)誰に対してアピールしてんだよ?
(三子)無駄なアピールでした。
かばん置いてくる。
(森田)ああー。
すげえうれしい。
久しぶり。
よし。
今日はとことん飲んでいってよ。
咲ちゃん。
何にする?飲み物。
どうしようかな?
(志穂)モトサヤとか焼け木杭とか未練とかそんな名前のカクテルありますか?志穂。
(森田)あれ?咲ちゃん。
まだ二郎に未練あんの?ありませんって。
オリジナルで作りましょうか?咲&二郎とか?やめてくださいよホントに。
めぐみちゃん。
出てったんだ?ああ。
何で!?言いたくない。
(一子)じゃあこの前私にお金借りに来たのは?手切れ金のつもりだろ?
(一子)何で私が払わなきゃいけないのよ?姉ちゃんは出さなかったんだろ?
(一子)ホントバカだね。
三子は。
ホントだよ。
あんたもよ。
うん?何で子供つくっとかなかったのよ?
(楓)それって関係ある?
(一子)ある。
まだ結婚して半年だよ。
咲ちゃんのときも言ったけどさっさとつくっておいたら別れることなかったでしょ?そうかもしんないね。
(一子)楓は黙ってなさい。
帰ったらゆっくり話しましょ。
(楓)帰らないって。
何で子供つくんなかったの?だからまだ半年だったからだよ。
咲ちゃんのことよ。
めぐみちゃんはまあ最初っから嫌いだったからよかったんだけど。
ママ。
何げにすごいこと言ってる。
タイミングが合わなかったんだよ。
やっぱり二郎ちゃんの浮気でしょ?
(一子)はっ?そんなの離婚の理由になる?
(楓)ならないの?
(一子)そんなこと言ったらうちなんか何回離婚しなきゃいけないのよ?
(楓)えっ!?パパも浮気したの?子供つくっといたら離婚なんかしなかったでしょ?子はかすがいか。
(楓)かすがいって何?
(一子)自分で調べなさい。
(楓)なるほど。
でもやだな。
子供を接着剤代わりにするなんて。
(一子)実際接着剤だったよ楓は。
(楓)えっ?楓がいなかったらパパとなんかとっくに別れてたわ。
嘘!?姉ちゃん。
冗談よ。
(楓)ああーよかった。
もうびっくりした。
ねえ?二郎ちゃん。
ああ。
(志穂)ホントは会いたかったんでしょ?うん?
(志穂)この店に来たの。
三子さんが強引だったから。
…は口実。
何年友達やってると思ってんの?二郎さんに電話しよっか?えっ!?ちょっとやめてよ。
(志穂)分かった。
(中野)お待たせしました。
モヒートハートに火をつけてです。
付けなくていいって。
(志穂)ねえ?さっきのは何てモヒート?恋の導火線。
(志穂)うわ。
危険。
(中野)地雷を踏んだらフォーリンラブってオリジナルもぜひ飲んでいただきたい。
んっ!?強っ。
これ危険過ぎる。
(中野)ごゆっくり。
ホントに酔いそう。
咲。
酔ったら寝ちゃうよね?相変わらずそのパターン。
寝たら二郎さんに迎えに来てもらうからね。
《咲。
大丈夫?》《うん。
気持ちいい》《ほら。
月奇麗だぞ》《あれ?月が2つあるよ》《えっ?》《違う。
3つだ》《いいなぁ。
たくさん見えて》《二郎は?幾つ見えるの?》《俺も3つ》《嘘だ》《一つは空にあってあと二つは咲の瞳に映ってる》《くーっ。
くさいね》《ちょっとくさ過ぎか》《くさっ。
くさっくさっ》酔っても記憶をなくさないのがつらい。
もしもし。
(楓)今着いた。
もう来るな。
(楓)冷たいな。
家にいて姉ちゃんの様子見ててくれ。
(楓)えっ?じゃあな。
木原さんは?
(高野)さあ。
あれ?早番か?
(克子)淳也。
ありがとうございました。
ごめんね。
遅くなっちゃってね。
今日何して遊んだ?・
(淳也)お絵描き。
(克子)おお。
お絵描きか。
すごいね。
何描いた?
(淳也)車。
(克子)車か。
へえー。
じゃあさお母さんに帰ったらさ絵見してくれる?
(淳也)うん。
(克子)ホント?あっ。
ちょっと待って。
淳也。
もう。
ぶらんこか。
よいしょ。
押してあげるね。
よいしょ。
(男性)よし。
ほら。
淳也行くぞ。
(克子)ちょっと。
(男性)放せよお前。
(克子)やだ。
やめてよ。
ちょっと。
(男性)行くぞ。
やめろよ!おい。
(男性)何だ?お前。
お前こそ何だよ!
(男性)行くぞ。
(克子)やめてって!もう。
やめろっての!痛っ!?
(淳也)パパに何するんだ!パパ!?えっ!?宮間店の柳井店長の件でお話があります。
何でしょうか?処遇について再検討していただけないかと。
理由は?柳井店長は去年離婚し5歳の男の子を女手一つで育てています。
別れた夫とも子供の親権を巡ってもめてますし。
それは家庭の問題ですね。
えっ?会社とは関わりありません。
つまり見直すつもりはないと?そうです。
いまさらですが女性の店長を増やした方が家族食堂のイメージアップになるんじゃないでしょうか?能力重視の少数精鋭主義に徹しなければ家族食堂の再建は難しいです。
彼女は逆境で頑張ってるんですよ。
仕事に私情を持ち込まないでください。
私情じゃないでしょ。
俺は家族食堂のこと考えて…。
柳井店長への同情じゃないんですか?仕事に役に立たない優しさは無駄です。
ったく。
予想どおりのおせっかい。
もういいかげんにしてほしいんだけど。
(志穂)二郎さんの武器じゃないの?今回は無駄な弾を撃ってるだけ。
(志穂)そうなの?だいたいみんな頑張ってんのよ。
男も女も。
彼女だけが頑張ってるんじゃない。
(志穂)まあ確かに女性を特別扱いするのは逆差別になるかもね。
そう。
そのことに気付いてない。
自分は女性の味方のように振る舞ってるからたちが悪い。
ったく!
(中野)ありがとうございました。
まったく。
何なんだ?あの融通の利かなさは。
(中野)女は女に厳しいね。
・
(ドアの開く音)
(中野)いらっしゃいませ。
あれ?一人ですか?
(志穂)ええ。
二郎さんに会いたくて。
俺に?
(志穂)咲から色々と聞いてます。
どうせ悪口でしょ?
(志穂)はい。
ハァー。
二郎さん。
離婚してからの咲のことご存じですか?ええ。
県都銀行辞めてニューヨークレモン銀行。
そしてクローキャピタルにヘッドハンティングされた。
クローキャピタルでの彼女の立場は?というと?咲。
日本支社で2つの案件を担当したそうです。
最初の案件は大成功して社内の評価も上がったらしいんだけど次は失敗。
失敗?情に流されて大胆な改革をためらったそうです。
それで業績の回復ができず損を出してしまった。
会社の利益を上げられなかっただけじゃない。
救えたはずの人も不幸にしてしまったと。
(塚本)《彼女は言った》《大事なのは手足ですか?それとも命ですか?》《少しでも多くの社員を救うためにはやらざるを得ないんだ》咲は今回の仕事に懸けてます。
それに二郎さんのことを信頼しています。
俺を?はい。
じゃあ帰ります。
(志穂)あっ。
咲。
再婚してませんよ。
咲からは二郎さんの悪口ばっかり聞きますけどでもそれって二郎さんのことをまだ思ってるってことじゃ?
(三子)ちょっと二郎ちゃん。
何だよ?
(三子)めぐみちゃん。
出ていったんだって?お姉ちゃんから聞いたよ。
離婚すんの?志穂?
(克子)復縁?あの人と?色々と調べさせていただきました。
またご主人とも会いました。
(克子)元主人ね。
離婚の原因もお聞きしました。
今は心を入れ替え真面目に働いてらっしゃいます。
お子さんと一緒に暮らしたいという一心で。
どうだか。
「克子は分かってくれない」えっ?元ご主人はあなたの悪口ばっかおっしゃってました。
だからやり直すなんて無理。
悪口ばっか言うってことは柳井さんのことをまだ思ってるってことじゃないでしょうか。
やり直すことは可能だと思います。
復縁?そう。
復縁。
(高野)あれ?復縁するんですか?宮間店の柳井店長の話だ。
(高野)失礼しました。
子はかすがいってやつ?そうです。
復縁すれば再就職支援を承知してくれる可能性があります。
分かりました。
本来の仕事に戻ってください。
木原さん。
総務部へ付き合ってください。
昨日志穂が何か言ったみたいだけど気にしないで。
彼女から聞いたことも気にしないでくれ。
めぐみさんのこと?あなたの浮気が原因なんでしょ?私のときはそうだった。
ちょっと!何ですか!俺のせいなのか?えっ?咲が鉄の女非情の女になったのは。
クローキャピタルで1勝1敗。
家族食堂では失敗できない。
だから冷酷にリストラも進める。
そうね。
あなたと別れなければここにはいない。
よかったじゃないか。
望んだことだろ?キャリアアップ。
そうやって浮気を正当化するんだ?えっ!?二郎の浮気は嘘だった?
(中野)うん。
僕の浮気が嫁さんにバレないようにかばってくれたんだ。
(森田)チュンの浮気相手が自分の女だってチュンのかみさんに?
(中野)そう。
それが変なふうに咲ちゃんの耳に入ってしまったんだ。
(森田)そんなもん二郎が自分でちゃんと説明すればいいじゃないか。
(中野)でもしなかったんだ。
何で?
(中野)俺の浮気で別れるのが一番すっきりするんだって二郎ちゃんが。
じゃあどうしてめぐみさんは出てったの?関係ないだろ。
2回も離婚するなんてあなたの人間性に問題があるんじゃないの?再婚もできなかったくせに!何がニューヨークのダーリンだよ?仕事に戻る。
総務部も2人で話す口実だろ?ちょっと!待ってよ。
仕事はきちんとやりますよ。
家族食堂。
立て直したいんで。
2015/10/09(金) 13:25〜13:55
関西テレビ1
別れたら好きな人 #10[字][デ]【ハートに火をつけて!】
めぐみ(秋元才加)の理不尽な要求をのみ、離婚届に判を押した二郎(綾部祐二)。一方、彼の元妻で現上司の咲(白石美帆)は、部下・二郎の頼もしさに思わずときめき…!?
詳細情報
番組内容
<ハートに火をつけて!>
子は鎹(かすがい)なんて簡単に言われるけれど、キャリアアップしたい妻にとっては、鎹を作るタイミングこそが難しい。
はやく子どもを作っていれば咲(白石美帆)と別れることなかったのにと二郎(綾部祐二)に話すのは、姉の一子(小川菜摘)。キャリア志向の咲と結婚していた二郎にとっては、子どもの話はそんなに簡単なものではなかった。
番組内容2
咲がリストラ候補にしているメンバーの中に、シングルマザーの店長がいた。女手一つで子育てする店長は「女の敵は女って本当だね」と咲に言い放つ。男性社会で女性が仕事で認められるのは本当に厳しい。だが、女性を特別扱いすることが逆差別だと考えている咲は、情に流されることを嫌った。
咲は咲で今回の家族食堂の経営再建を成功させ、過去の失敗を取り戻そうと必死だった。
番組内容3
そんな咲に二郎が、自分と別れたから、望んでいたキャリアアップが出来てよかったじゃないか、と嫌みを言ってしまったことで…。
出演者
木原二郎:綾部祐二
根岸 咲:白石美帆
木原めぐみ:秋元才加
中野啓太:中村靖日
木原三子:北川弘美
高野 毅:篠田光亮
内田 楓:疋田英美
・
内田一子:小川菜摘
江沢志穂:佐藤藍子
森田茂樹:山口智充 ほか
スタッフ
【脚本】
伴一彦
【音楽】
末廣健一郎
得田真裕
【主題歌】
ソンモ from 超新星「still love you」(♪YM3D)
【エンディングテーマ】
Funky Galaxy from 超新星「ジーザス feat.アヴちゃんfrom女王蜂」(ユニバーサル J)
スタッフ2
【プロデュース】
後藤勝利(東海テレビ)
仲 良平(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
小池唯一(泉放送制作)
亀井俊徳(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
【演出】
木内健人
【制作】
東海テレビ/吉本興業/泉放送制作
ご案内
公式サイトやSNSなど、充実のウェブコンテンツは「昼ドラ」で検索!!
【公式サイトURL】
http://tokai−tv.com/wakaretara/
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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