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ユーザ辞書に余計な変換学習が消しても消しても復活してしまう〜原因はiCloud Driveだったが、復活しないようにする手順をちょっと整理してみた
以前ここで紹介したTipsで、スニペットアプリを使ってやっていたスニペット入力が、システムデフォルトのユーザー辞書でも入力できるという便利機能をずっと使ってこのサイトのタグの手打ちなどに利用していた。
参照↓
OSXのシステムの機能だけでスニペットを使う方法〜意外にお手軽な文書即製術
ところがMavericksあたりからだったと思うがこのスニペット入力をことえりのユーザー辞書に残しておくと、タグのをコピペした時に勝手に該当する文字列をペースト先のテキストで変換してしまう。
それに気がつかないでサイトのレイアウトが壊れてしまっているのに後から気がつくなんて事故もあって、このユーザー辞書のスニペットが邪魔になってきてなかなか便利な機能だったけど泣く泣く削除した。
ところがこの削除したはずのタグの自動変換がしばらくしたら勝手に復活している。
それだけではない。
iPhoneの変換学習と思われる変な辞書とか、入力を間違えて読みのところに変換結果を入れて変換結果のところに読みを入れてしまった逆の辞書データもゴミなので削除するが、しばらくするとこれも復活している。
最初これはまた設定ファイルか何かの復活機能が誤動作しているのかなと思ったが、いろいろ調べた結果iCloud Driveが原因と判明した。
システム環境設定のiCloudに入ってiCloud Driveのチェックを外せば復活はしなくなる。
しかし戻せばまた復活する。
どうやらこれはMacのバグではなく、iCloudのバグらしい。
と原因がわかっても、iCloudが対応しないと治しようがないのでiCloud Driveの設定を切ることにした。
日本語変換学習がMacからiPhoneやiPadに自動的に移行する便利な奴だったが、タグのコピーをするたびに誤変換をやらかされたんではたまらないので、この機能は諦めることにした。
この設定を切ってからはゴミ辞書は復活しなくなった。
メデタシメデタシ…
ちなみにこの設定はMavericksの10.9.2にアップデートした時に、ユーザー辞書が消えてしまったため、それを復活させるためにチェックを入れていたのを継承したらしい。
当時はiCloud Driveという名称ではなく書類とデータという名称だった。
10.9.2アップデート時にことえりユーザ辞書がすべて消えてしまう〜iCloudの設定が原因〜まだ尾を引くアップデート時システム環境設定の設定が変わってしまう問題
これを切ることによる影響は日本語辞書を共有できない…以外にKeynoteやPagesなどのiWorkアプリで作成した書類を共有できないとか、些細な影響でどれもDropboxなどで代替できるものばかりなので問題ない。
そもそもがこの設定を入れるようになったきっかけはシステムのアップデートの時に
ユーザー辞書が全部消えてしまった事件だったのでゴミ辞書を削除した時点でバックアップをとる
取り方はコマンド+Aですべての辞書項目を選択してデスクトップにドラッグするだけでいい
ユーザ辞書.plistというファイルができる
iCloudから一度ゴミを含む辞書データをクリーンアップする目的で辞書データを全部削除した
すべてを選択してマイナスマークボタンで削除する
しかし後ほどの検証でこの方法ではiCloud上のデータは消えないことがわかった
どうもiCloudの辞書データ自体が「不要な項目なんて出るはずがないから
削除なんて同期しなくていいだろう」という前提で仕様決定されている気がする
辞書は増えこそすれ減ることはないという発想なのだろうか?
システム環境設定に入ってiCloudのiCloud Driveのチェックを外す
するとMacからiCloud Driveのデータを削除するか聞いてくる
上記のマイナスボタンで削除はものすごく時間がかかるのでiCloud Driveとの同期なんて
どうでもいいという人はこの削除ボタンでサクッと削除してしまう方が早い
こちらは一瞬で消えるが、何回かやってみて消えない場合もある
動作が不安定なiCloudらしい微妙な反応だ
削除ボタンで辞書データが消えなかった人はユーザフォルダの中のライブラリに入って
Documentフォルダの中のUserDictionaryDescripttion.plistと
JapaneseInputMethodeフォルダの中身を削除することで綺麗にユーザー辞書データを削除できる
この方法でもユーザー辞書はこの通り真っ白になる
ここに先ほど取ったバックアップファイルをドロップするとユーザー辞書は復活する
このバックアップは何か事故が起きてユーザー辞書が消えてしまった時のためにとっておくとよい
再登録後の保存先は先ほど削除したデータの場所ではなくJapaneseInputMethodeフォルダの中の
ユーザ辞書.dictionarydataというファイルになる
Yosemiteになってことえりが廃止されたりでいろいろ仕様が変わったらしい
なおすべてのiCloud対応デバイスを一度ログオフして上記手順でデータを
削除するというのもやってみたが見事にゴミ辞書が復活してしまった
iCloudは根本的に辞書データ削除に対応していないということなのだろうか?
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「あなたのAppleIDが凍結されている。至急リンク先ページでIDの確認をせよ」という内容のno.reply@appleid.ssl.comのメールはフィッシングだから気をつけろ!<追記あり>
今朝届いたばかりのホットなフィッシングメールを捕獲したのでご報告。
内容はAppleのサポートと名乗るところからのメールで
「あなたのApple IDがサスペンデッド(凍結)になっている
自動システムがあなたのプロフィールの詳細について確認できない問題を検知しているので至急リンク先のAppleのサイトを開いて認証をして確認してほしい。
48時間以内に認証をしないとAppleサービスの全てを凍結することになる…」
という意味合いの英文の警告メールが届いた。
差出人のメールアドレスを確認すると
no.reply@appleid.ssl.com
というなんだかもっともらしいアドレスになっている。
iPhoneで確認できるのはここまでで、リンク先のwebをいきなりiPhoneで開くのは危険なのでMacに移動してそこから確認サイトを開いた。
するといかにもAppleの公式サポートページっぽいデザインのWebサイトが開いて、Apple IDとパスワードをフォームに入力するように要求している。
入力しないで他のページに飛ぼうとしても「手続きを完了してからリンク先に移動する」というポップアップが出るばかり。
プライバシーポリシーや利用規約へのリンクを踏んでも同じで、もうここでフィッシング確定なのだが、URLにも細工がしてあったりで、見た目はApple公式サイトそっくりだしiPhoneだけでネットしているリテラシー低めの人はこれ引っかかってしまうんではないかなと感じた。
なので詳細をキャプチャで上げておく。
iPhoneの普及以来Apple公式サポートを名乗るフィッシングメールは
数限りなく来ていたが今朝届いたこれはなかなか精巧にできている
「利用者様、あなたのApple IDが凍結されています。
お客様のIDが認証できなくなっているのでリンク先ページで再認証してください
48時間以内に認証されない場合はAppleの全てのサービスを停止します」
という内容のメール
差出人はno.reply@appleid.ssl.comというもっともらしいメールアドレスだった
リンク先ページを確認したかったのでiPhoneを閉じてMacに移動
この時点でApple IDに登録しているのと別のメールアドレスにこのメールが来ていたので
フィッシングメールであることは確信していたのだが面白いので細かく見てみたくなった
開いたところ実によくできた、見た目はApple公式ページそっくりのページが開く
IDとパスワードをフォームに入れて確認せよとちゃんと日本語で指示してくれる
上のトップページリンクや他のメニューのどのリンクを踏んでも
「認証を完了させてから他のページに移動せよ」というポップアップが出る
これも公式ページではありえない動きだ
ページソースを見るとリンクはすべてダミーでどのリンクを踏んでも
このポップアップが出るだけの構成になっている
プライバシーポリシーや利用規約のページもそうなっていて
サイトポリシーや規約をログインしないと見られないなんてあり得ないので
ここでもこのサイトがインチキだとわかる
このサイトのURLの出だしはsupport.apple.comともっともらしいドメインになっているが
URLの見方を知っている人なら認証を見なくてもapple.comのうしろが
スラッシュになっていないのは変だろと思うはずだ
ずらずらっと見ていくと最初のスラッシュの前のドメインは
eu0.ssl-eu.comとなっていてAppleとは何の関係もないURLであることがわかる
サイトの目的は…もちろんあなたのApple IDをパスワードを抜いて
勝手に買い物したりという詐欺を意図しているに違いない
この手の詐欺サイトは主に英語サイトが多かったがこのサイトは日本語であることに注目
<追記>
ちょっとイタズラ心が湧いてきたので嘘のIDで再登録に挑戦してみた。
例のフィッシングサイトに嘘のIDでログオンしたらどうなるかやってみた
mutamac@muta.comなんてApple IDはもちろん実在しない
パスワードもでたらめ
サインインをして確認に進むと…
登録情報を再確認するのですべて入力しろと求められる
もちろんすべて適当だ
カードの種類でBISAカードなんてクレジットカードはないんだけど?
セキュリティの質問を選択すると私の母親は何巫女か質問された
アニメの見過ぎじゃないの?
確認終了ボタンをクリックすると執拗に有効なカード番号を入れ直せと言われる
逆に言うとそれ以外のところはチェックしていないみたいだ
BISAカードはOKなの?
千代田区千代田1-1-1はOKなの?
毎回カード番号のフォームがハイライトするのでApple本家サイトに
カード番号が通るのか照会をかけているのかもしれない
このフィッシングサイトはどうやらIDとカード番号を抜くのが目的のようだ
ここに本当のIDとカード番号を入れたらおそらく本物のiTunes Storeにリンクが飛んで
ある日カードに身に覚えがない請求が来てカード番号を
抜かれたことに気がつくという仕組みかもしれない
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ことえり風のキールールに変更するTipsはEl Capitanでは使えない…ていうか使えるが危険でお勧めしないが一応方法を書いとく〜Rootlessについて…カンブリア紀の終わりは近づき…
このエントリを書くのがものすごくしんどい。
というかもうMacサイトもMacユーザもやめるかもしれない。
別に嫌気がさしているからじゃない。
動機がなくなってきたから…ということかな。
詳しく書く気力が湧かないので、できるだけ簡潔に書く。
以前にBBSでさくらさんに情報をもらって、その方法を改良してYosemiteの日本語入力を「ことえり風のキーマッピング」に変更するTipsを書いた。
詳しくはこちら。
Yosemiteの日本語入力のキーマッピングをことえり風に戻してみる〜注意は必要だができることが判明した
漢字Talk以来馴染んだことえり風のキー、例えばラ行の入力は
ラ リ ル レ ロ
LA LI LU LE LO
とタイプする。
今ではWindowsでもMacでもLキーは小文字の入力に割り当てられていて、JIS配列、Windows風キー配列もみんなそうなっているから世間的にはそれに慣れた方が汎用性は高い。
どこでキーボード触ることになるかわからないから。
でも慣れてしまったものは仕方がない。
これが使えると使えないとでは、文章の入力のスピードが1.1倍くらい違う。
たった1.1倍と侮るなかれ。1割能率が違うというのはでかい。
それでYosemiteになってからも廃止されたことえり風のキーで入力を続けていた。
ところがEl Capitanになって、この
/System/Library/Input Methods/JapaneseIM.app
のパッケージの中のファイルの書き換えができなくなってしまった。
rootになってGUIやTerminalからもやってみたが
「この操作は許可されていない」
という表示が出て拒否されている。
sudoやsuの権限も拒否されてしまうなんて!
UNIXのsuの権限は神の権限だと教わったはずだ。
その神の権限もついにEl Capitanからは制限されることになってしまった。
rootが唯一絶対神からやおよろずの神に降格してしまった瞬間だった。
それでこのシステム領域の中身の書き換えを禁止している機能はSystem Integrity Protection、通称SIPと呼ばれるセキュリティ機能で
/bin、/sbin、/System、/Applications/Utilities
が制限区域になっている。
これはrubyなどのコード開発者やMacPortなどを使用するユーザ・開発者には大迷惑な機能で、これのために一部のそうした人々が阿鼻叫喚地獄になって
「若者よ、El Capitanにだけはアップデートしてはならん!このことしかと心得よ!絶対にEl Capitanには触れてはいかん!」
などという会話が交わされているかどうかは知らないが、私にとっても大迷惑な機能になっている。
/bin、/sbinが制限されているということはそこにコマンドをインストールすることも当然できない。
だけでなく/usr/localは対象外になっているといっても、プリインストール版ではこの領域は存在しないため制限解除して新規で作成するとか、アップデートのたびに制限解除の手続きを踏まないといけないとか、いろいろ面倒なことになっている。
UNIX開発者なら
「もうMacめんどいから削除してBSD入れる」
ということになってしまうと思う。
/Applications/Utilitiesもユーティリティーアプリを大量にインストールしている私としては、El Capitanにアップデートする前にそれらのアプリをその外に退避させないといけない。
でないと、もう一生アンインストールやアップデートができなくなる。
一部のアプリはパスが変わると機能しなくなって再インストールが必要になるかもしれない。
このバイナリ認証で煮え湯を飲まされたTrimEnablerは代替アプリのDisk SenseiがEl Capitanに対応したようなので問題なさそうだが、冒頭に触れた日本語入力はアップデート時に/System/Library/Input Methods/JapaneseIM.appも上書きされてしまうので、ことえり配列は使えないことになる。
このSIPはrootlessというYosemiteでも一部の領域の制限で使用されてきた、神の権限を上回る超神の権限で守られているらしい。
これを無効化するコマンドは以前から知られていて以下の通り。
sudo nvram boot-args=“rootless=0”
これはnvramというOS起動以前に読み込むファームウエアレベルの設定を、かつてPRAMと呼ばれた領域に書き込むコマンドでrootlessを無効にするというもの。
TrimEnablerはこのrootless無効化で非認証のカーネルエクステンションをシステムフォルダにインストールしてYosemiteに対応していた。
これを元に戻すコマンドは
sudo nvram boot-args=“”
これはnvram(PRAM)に書き込まれたパラメーターをデフォルトに戻すという意味。
PRAMクリア(コマンド+Shift+P+Rキーを押しながら起動、現在の正しい名前はnvramリセットというらしい)と同じ効果がある。
ということはPRAMクリアを何かのはずみでやってしまうと、インストールされたカーネルエクステンションは無効になってしまう。
TrimEnablerはシステムの起動に関わるカーネルをインストールするので、これが無効になってしまうとMac自体が起動できなくなってしまう。
このNVRAMリセットがPRAMクリアの時だけでなく、セーフブートなどの時にも起こることを知らなかったために、ある日突然Macが起動しなくなるという久々の恐怖を味わった体験の詳細はこちら。
MacBook Proが突然「進入禁止」マークを出して起動できなくなった〜YosemiteでSSDを使用してTrim Enablerを使っている場合、セーフブートも危険〜その復旧法
この問題は認証を回避しないでカーネルを更新するDisk Senseiのおかげで解決した。
YosemiteでSSDのTrimを有効にしていると通行止めマークが出て二度と起動できなくなる恐怖の体験を克服〜Disk Senseiがこの問題を解決してくれる
しかしTrimの問題はDisk Senseiのおかげで解決したが、日本語入力を「ことえり風」のキーにする場合、日本語入力のルールファイルを書き換えるためにこの
sudo nvram boot-args=“rootless=0”
を使うと問題が起きる。
「さくら」さんはこのコマンドは動かなかったとのことだが、Webにはこれで回避できるというTipsも書いてある。
このコマンドを使用した場合、TrimEnablerのケースと同じで何かのはずみでPRAMがリセットされてしまうと、日本語入力ができなくなってしまう可能性がある。
ていうか多分できなくなる。
もし何かのログインIDなどに日本語名をつかっていたら、そのログオンは不可能になってしまう。
PRAMなんて何のはずみでリセットされてしまうかわからないあてにならないものだから、これはかなり危険だ。
SIPを根本的に無効化するコマンドもある。
リカバリーモード(コマンド+Rキーを押しながら起動)で以下のコマンドをTerminalで実行。
csrutil disable
元に戻すのは
csrutil enable
これもOS Xのアップデートのたびにおそらく上書きされてしまうのでSIP無効化は解除され、日本語入力はできなくなると思われる。
そうなると解消する方法は再度無効化するか、システムの再インストールしかない。
nvram追記もcsrutilコマンドも、いずれの方法もあまりお勧めできる方法ではない。
このリスクを知った上で、それでもやりたいという人限定のTipsということになる。
なお私は常用している重要なアプリがEl Capitanで動かないとか、先ほどのユーティリティーフォルダの件などの理由により、手持ちのMacはどれもアップデートしていないし今のところする予定もない。
とりあえずVMWare Fusionの中にインストールして評価試験だけはしているが、仮想環境だと上記のコマンドが使えないので効果は確認していない。
「さくら」さんによるとcsrutilの方だけは有効だったとのことだ。
Yosemiteで成功した日本語入力でことえり風のキーを使うTipsが
El Capitanでは使えないとの情報を受け仮想環境上のEl Capitanで試してみた
日本語入力のルールテキストをことえりルールに書き換えて上書きしようとしたところ
以前なら「認証が必要だ」という表示になっていたが「保存できませんでした」と
いわれるだけでパスワードすら要求されなくなってしまった
最初このファイルにまたACLか何かがかかっているのかと思ったがACLは関係なかった
アクセス権はシステムのみ書き込み可能になっているが変更可能じゃないかと試してみた
しかしここからはどうやっても変更できない
そもそもアクセス権変更のアクセス権がないというニワトリタマゴ状態
ACLの時はBatChmodで回避できたので今回も試してみたが
BatChmodを使っても読み書き権限は変更できず
ACL消去などのオプションも効果なしだった
余談だがアクセス権の修復を試してみようとDisk Utilityを起動したところ
El CapitanからDisk Utilityにアクセス権の修復という項目がなくなってしまった
Disk Utilityの見た目が大きく変わったのもEl Capitanの評価に響いているところで
強制マウントボタンがないとかいろいろあれな感じ
First Aidを実行したところカタログデータ、パーティションマップの診断だけをやっているようで
どうやらEl Capitanからはアクセス権修復はシステムがバックグラウンドで自動的にやるので
ユーザは触らなくてもいい…というより触らせないという仕様に変わったようだ
頭にきたのでTerminalを起動してrootになってことえりルールテキストを
日本語ルールテキストに上書きコピーするコマンドを実行した
神の権限発動である…まいったかモータマラン (;´Д`) ハァハァ…と思いきやOperation not permittedという答え
神の権限をも退ける神を超越する何かに守られているということか!ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!
神の権限を超越する超神の権限の正体がこれ、rootless
これで制限された領域はsuでrootになろうが触ることができない
唯一絶対神ゼウスがやおよろずの神ぬらりひょんやだいだらぼっちに変わってしまった瞬間である…
これを無効化するsudo nvram boot-args=“rootless=0”というコマンドを実行してみた
が、仮想環境にはもともとNVRAMという概念がないのでこのコマンドは効果がなかった
セーフブートをしようとするとスクリーン真っ黒のままいつまでたっても起動しない
root権限でGUIにログインするが同じく超越神の権限により
絶対領域のファイル改変は悉く拒否されてしまった
実機ならNVRAMの書き換えがうまくいくのではないかと
「さくら」さんに試してもらったがうまくいかなかったそうだ
結局新セキュリティシステムのSIPそのものを
無効化するcsrutil disableコマンドが有効だったとのこと
リカバリーモードがない仮想環境では打つ手がないということだ
何れにしてもこの方法は何かのはずみでシステムが動かなくなるリスクがあるので
そのリスクを許容できる人だけにしか勧められない手段だ
と、ここまでが長い前置きで、実はここからが本文だ。
ここでAppleはボケだのジョブズが死んでからやることなすことトンチンカンだの批判するのは、実はピントがずれている。
Appleはジョブズが生きていた頃から決められた既定路線上で仕様を変更し続けているにすぎない気がする。
Appleはサードパーティーに続いてユーザもシステム領域からどんどん排除する方針で進んできている。
ユーザが何も考えないで使える環境。
iPhoneのようにただタップしてLINEや動画を楽しむだけのメディア。
Appleが最終的に目指すのはMacという洗練されたUIをまとったUNIX汎用マシンではないと思っている。
OS Xを最終的にiPhoneやiPadのOSのiOSと統合するという道程表があるようだ。
しかもその内容はMacとiOSの良いとこ取りというような生易しいものではなく、OS XのiOS化、MacのiPhone化が最終的に行き着くところらしい。
実際今度の新型MacBookがまさにその目標を体現しているのだが、MacBookはバッテリーはもちろんメモリもドライブも一切あとから変更できないオンボードタイプで、バックヤードのハイスペック機を画面共有で操って重い作業をやらせたりするリモートコントロールマシン、ネットのリソースを操作するクラウドサービスマニピュレーター…というような内容になっている。
あのMacBookにスクリーンタッチをつけて、Finderを廃止し、すべてのアプリの起動はLaunchpadからやるようなOSに変更していくというのがMacの目指しているところなのかもしれない。
まさにキーボード付きのiPadという仕様だ。
Macそのものをハックしたりカスタマイズして使いやすくするような使用は制限されるが、LINEとツイッター、Youtube、SNSを楽しみたいという向きには安定していてつき合いやすいマシンになるだろう。
それは今に始まったことではなくもう何年も前から予兆のあることで、Appleはその流れに反対するどころかジョブズが生きていた頃からその流れを積極的にリードして推進してきた立場だし、そうなるとAppleの行き着く先は…
もはやユーザがハックする趣味のユーティリティーマシンのMacintoshではない。
実用的で多機能なiPadで十分ネットは楽しめる。
最後はMacを殺す
これしかないと思う。
どうやら9年前に書いた文章が本当に現実になってきていると思う。
カンブリア紀以降の世界の鎮静
10年後のPCなど個人用情報機器の世界なんてのを軽く予想してみた
ここまで書くのに本当に時間がかかった。
穏やかな夜に身を任せてはいけない
絶え行く光に向かって、怒れ!怒れ!
…そして死はその支配力を失う…
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El Capitanのインストールメディアを作ってインストールとディスク修復の非常事態に備える〜作るにはやはりDiskMaker Xが有効だがちょっと注意点も…
世間ではEl CapitanのEl Capitanのインスコ祭りで賑わっていて大変結構である。
すでにダウンロードしてインストール中という諸兄も多いと思う。
そのEl Capitanなのだが、ディスクユーティリティが大きく変化して、見た目は起動ボリュームのアクセス権の修復メニューがなくなってしまった。
それはいらない事情はそのうち機会があったら書くとして、機能的には起動ボリュームのカタログデータをチェック・修復する機能だけになってしまった。
しかしこの起動ボリュームのカタログデータがもし破損したら、実際は内部からの修復で治る可能性は極めて低いと思う。
つまりディスクユーティリティもなんだか飾りになってしまった気がしないでもない。
しかしこの飾りのようなカタログデータ修復も外からかければ強力な修復ツールになる。
そのために今のMacはレスキューボリュームがあって、いざ起動不能になってしまった時にはそこから起動してメインのボリュームをディスクユーティリティを使って救出すればいいという仕組みになっている。
でもパーティションテーブルじゃなくて起動ディスクのテーブルそのもが壊れた場合はこの救出ボリュームは役に立つのか甚だ疑問だ。
なんせ同じディスクの上に乗っているからね。
そこで外付けUSBディスクや光学メディアから起動ができれば、それ自体が強力な救出ツールになる。
実際この方法で壊れたMacを何台も治してきた経験がある。
今のMacはそんなに簡単にボリュームが壊れたりはしないけど、絶対にないとは言えないのでやはりインストールメディアは一つは持っておきたい。
Yosemiteで使用しているならYosemiteのインストールメデイアが必要だし、El Capitanで使っているならEl Capitanのインストールメデイアが必要だ。
と言っても今のAppleはOSはダウンロード配布が原則で、DVDインストールディスクも売ってくれないことはないけど、有償でしかもどこにでもあるわけではない。
ならばせっかくインストーラ自体は無料で手に入るのだから、自分で作ってしまおう!
という記事を以前にも書いたことがある。
参照↓
Yosemiteインストールメディアを作ってMac miniもアップデート〜にしたらVPNサーバが自動起動できなくなった〜打つ手なし・゚・(つД`)・゚・
こんなの面倒だな…という向きにはアプリで簡単にやってしまう方法がある。
DiskMaker
そしてこのDiskMakerはちゃんとEl Capitanのタイミングに合わせて対応してきた。
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DiskMaker X(Freeware)
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
OS10.11El Capitan対応
ダウンロード配布のみになったMountain Lion以降のOS XをUSBメモリなどにインストールメディアとして書き出すインストーラ作成アプリ。
この便利なアプリが最新版のEl Capitanにも対応した。
その分Mountain Lionはサポート対象外になった。
App StoreではMountain LionとMavericksの配布は中止されたようだから、実際にはMountain Lionサポート中止はそんなに影響はないかもしれない。
使い方は以前のYosemiteバージョンとほぼ同じだ。
事前の準備としてはEl Capitanなどのインストールメデイアを作りたいOSのインストーラをまずApp Storeからダウンロードしてくること。
そして8GB以上の容量のあるインストールメディアを用意すること。
8GBのUSBメモリがあればMacのライブディスク式インストーラディスクを作成できる。
手元に8GB以上のUSBメモリがない人はUSB外付けハードディスクをインストールメデイアにすることもできる。
その場合256GBのディスクであっても使用できるのは8GBだけなので、まるまる使ってはもったいないので8GB+248GBのディスクにあらかじめパーティションを切っておいてもいい。
パーティションを切った場合の作成手順も合わせて説明する。
なお作成したボリュームが作成に成功したかどうかのテスト基準で、前回システム環境設定の起動ディスクを開いて、そのボリュームが表示されるかで判断するという方法を書いたが、El Capitanに関しては成功していても起動ディスクに表示されないことが判明した。
実際にoptionキーを押しながら起動してインストールメディアから起動できるか試してみるしか方法がない。
私のところでは問題なく起動できて、インストールにも成功したので特に支障はないと思うが…
DiskMaker Xを起動すると10,9、10.10、10.11のインストーラの検出数が表示される
あらかじめEl Capitanをダウンロードしてあるので10.11をクリックする
このパネルでは最新版のEl Capitanが追加されMountain Lionが削除された
ダウンロードしたインストーラを認識したらこの表示になる
アプリケーションフォルダ以外にインストーラがある場合は「別のファイル」を選択することになる
USBメモリをインストールメディアにする場合は迷わず右のボタンをクリック
もし大容量外付けハードディスクをインストールメディアにしたい場合
右のボタンを選択するとその大容量ディスクがインストールディスクになってしまってもったいない
その場合は8GB以上のパーティションを切っておいてそこだけインストールメディアにすることができる
その場合は「他の種類のディスク」を選択する
次のウインドウでマウントしているボリュームのリストが
表示されるのでインストールしたいボリュームを選択する
あとはアプリの指示に従ってひたすらOKを押し続けるだけでいい
パスワードを要求されるよという予告が出る
管理者パスワードを入力するフォームが次に出てくる
あとはプログレスバーとのにらめっこだ…ちょっと待たされる
ここでウインドウを閉じるにはコマンド+Qを…とか
注意書きが出るが気にしないで見ているだけでいい
作業が完了したらこのタグが出る
気に入ったら寄付をすればいい
全バージョンと同じくシステム環境設定の起動ディスクを開くというボタンもあるが…
システム環境設定の起動ディスクを開くとなぜか
このインストールメディアのボリュームが起動ディスクとして認識されていない
Yosemiteまでのバージョンの場合こうなったらメディア作成失敗なのだがEl Capitanはちょっと事情が違う
デスクトップにはちゃんとインストールメディアのボリュームが
マウントされインストーラを含むウインドウも開く
実はこのインストールメディアを使ってVMWareに新規でEl Capitanをインストールしようとしたが
インストールメディアを作成できませんというエラーが出てインストール失敗
これはVMWare Fusionを最新版にアップデートしないとだめなようだ
理由は起動ディスクとして認識しない理由と同じかもしれない
クリックすればちゃんとインストーラも起動するが、もしや失敗?
このままインストールすると途中で起動に失敗というエラーが出て
システムぶっ壊されてインストールに失敗する?
…とこの時点で冷や汗が出る
VMWare Fusion上のEl Capitanパブリックベータ版に
マウントしてみたがやはり起動ディスクとして認識していない
それどころかこうやってマウントするとかなり高い確率でEl Capitanがフリーズしてしまう…
悪い予感MAXである
しかしVMWare Fusionのインストールの問題はEl Capitanパブリックベータ版に
El Capitanインストールアプリそのものをコピーすることでインストールに成功した
コロンブスのたまご…というか前はこれできなかったはずなのにここは少し緩くなったんだろうか…
脇道に逸れたが結局起動ディスクとして認識しなくてもインストールメディアから起動は可能で
Optionキーを押しながら起動してEl Capitanインストールボリュームを選択すると
ちゃんとインストーラも起動して任意のボリュームにEl Capitanのインストールに成功した
当然内蔵ディスクにもインストールできるし、ディスク診断用のメディアとして
ディスクユーティリティやTerminalも使える
私の場合余った248GBのボリュームにEl Capitanをインストールしたので
緊急用の起動ディスク作成にも成功した
要は起動ディスクとして認識できなくても気にするなということらしい
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