韓国の女性教授に論文盗用の疑い、年間の発表数が平均を大きく上回る―中国報道
韓国紙・朝鮮日報(電子版)は18日、韓国の国立大学の女性教授が年間の論文発表数が多すぎるとして、不正の疑いが持たれていると報じた。19日付で中国網が伝えた。
疑いが持たれているのは、韓国順天大学人文芸術学院の45歳の女性教授。最近の5年間で韓国の著名な学術誌に論文を約70本、それ以外にも約60本を発表している。2012年の1年間だけで21本に上り、同大教授の平均論文発表数の0.6本を大きく上回っている。
この教授は2009年から同大の約320人の教授を対象とした評価で、毎年1位を獲得、他の教授陣をはるかに上回る巨額の研究費などを受け取っている。だが、最近になってこの教授の論文を分析した別の教授から「他人の論文内容をそのまま写している」との指摘が上がったため、同大の倫理委員会が調査を開始した。
大学側は「本人の名誉にもかかわることなので、調査は慎重に進めたい」としている。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
疑いが持たれているのは、韓国順天大学人文芸術学院の45歳の女性教授。最近の5年間で韓国の著名な学術誌に論文を約70本、それ以外にも約60本を発表している。2012年の1年間だけで21本に上り、同大教授の平均論文発表数の0.6本を大きく上回っている。
この教授は2009年から同大の約320人の教授を対象とした評価で、毎年1位を獲得、他の教授陣をはるかに上回る巨額の研究費などを受け取っている。だが、最近になってこの教授の論文を分析した別の教授から「他人の論文内容をそのまま写している」との指摘が上がったため、同大の倫理委員会が調査を開始した。
大学側は「本人の名誉にもかかわることなので、調査は慎重に進めたい」としている。
(編集翻訳 小豆沢紀子)