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マイナンバーに便乗 現金詐取も
10月6日 16時55分

マイナンバーに便乗 現金詐取も
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マイナンバー制度に便乗して個人情報を聞き出そうとするうその電話が全国で相次ぐなか、現金をだましとられる被害も起きていたことが分かり、消費者庁が注意を呼びかけています。
消費者庁によりますと、現金をだましとられたのは、関東地方の70代の女性です。まず、女性の自宅に公的な機関を名乗る人物から電話があり、うそのマイナンバーを教えられ、その後、別の電話で、「公的な機関に寄付をしたいのでマイナンバーを貸してほしい」と頼まれました。女性が番号を伝えると、次の日、さらに別の電話で、「マイナンバーを教えたことは犯罪にあたる」と脅されて、要求された現金を支払ってしまったということです。被害の金額は明らかにできないとしています。
消費者庁によりますと、マイナンバー制度に便乗したうその電話に関する相談は、これまでに全国の消費生活センターにおよそ20件寄せられていますが、現金をだましとられる被害が確認されたのは初めてだということです。
消費者庁は、「名前やマイナンバーを貸してほしいという依頼は、典型的な詐欺の手口で、不審な電話はすぐに切ってほしい」と注意を呼びかけています。

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