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温室ガス削減で対策検討の懇談会初会合
10月11日 18時22分

地球温暖化対策を進めるため、温室効果ガスの削減目標の達成に向けた対策を検討する国の懇談会が新たに設けられ、今年度中をめどに長期的な戦略を取りまとめることになりました。
地球温暖化対策を巡って、国は2030年までに2013年に比べて温室効果ガスを26%削減する目標を国連に提出しているほか、2050年までに80%削減する長期目標を掲げています。
この目標達成に向けた対策を検討するため、丸川環境大臣は有識者の懇談会を新たに設置し、11日環境省で初めての会合が開かれました。この中で丸川大臣は、「目標達成は個別の解決策の積み重ねだけでは難しく、社会システムの変革が欠かせない。日本が直面している課題の解決に向けた議論をお願いしたい」と述べました。懇談会に出席した環境行政や都市計画などの専門家からは、長期目標の達成には、再生可能エネルギーの拡充や、排出された二酸化炭素を地下に貯蔵するなど、これまでの常識を破るような対策が求められるという意見や、将来を担う若い世代に地球温暖化の問題に危機感を持ってもらう必要がある、といった意見が出されていました。
懇談会では、今年度中をめどに長期的な戦略を取りまとめることにしています。

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