:「みんなでやっぺ!!きれいな6国」は撤回すべき
- 2015.10.05 Monday
- 22:55
子どもたちに6号線の掃除をさせるなんて!
あいた口がふさがらない!まるで特攻隊ではないですか?
子ども脱被ばく裁判の会は以下の申し入れの賛同団体になりました。
提言:「みんなでやっぺ!!きれいな6国」の
開催およびボランティア参加呼びかけを撤回すべき
2015年10月2日
NPO法人ハッピーロードネットがきたる平成27年10月10日に開催する「みんなでやっぺ!!きれいな6国」での道路清掃
ボランティア活動に、周辺住民および中学校・高校に対し、参加呼びかけを行っている。この提言は、国道6号のボランティア
清掃開催とその参加呼びかけに対し、断固反対するものである。
反対の理由は以下の通り。
1)平成26年9月12日原子力災害現地対策本部、原子力被災者生活支援チームが発表した「国道6号等の通過(帰還困難
区域の特別通過交通制度の運用変更)について」の、「2.運用変更に伴う主な対策等について」によれば、「今回の運用変
更は自動車の通過交通に関するものであり、自動二輪、原動機付自転車、軽車両及び歩行者については、引き続き通行い
ただけません。」とされ、本来無防備に通行できる道路ではない。
2)今回の清掃ボランティア活動は、詳細な清掃ルートが公表されていないものの、チラシに記載されている限り、一部の帰還
困難区域、居住制限区域、避難指示解除準備区域が含まれている。
3)活動ルートの詳細な測定値が公表されたわけでもなく、参加判断の材料が非常に乏しい。
4)当日も厳重な被ばく防護措置が取られるというものでもない(軍手と希望者にマスクが配布されるのみ)。
5)避難指示解除された活動ルートでは、中高生の参加も呼びかけられており、中高生だけでも数百人の参加が見込まれて
いるという。
こういった善意の呼びかけにより、無用な被ばくをさせるイベントの呼びかけは、社会貢献とはとうてい呼べるものではなく、
子どもを含めた参加住民の安全を保証できるものではない。即刻、ボランティア清掃活動の開催と参加呼びかけを撤回すべ
きである。
以上
問い合せ:子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト・郡山
武本泰(080-1809-3169)
応援します会員がブログにまとめてくれました。
星の対話プロジェクト(災害避難者の人権ネットワーク)さんブログより
http://starsdialog.blog.jp/archives/44606349.html
これは酷い!! 子どもたちに放射能ゴミを掃除
これは酷い!! 子どもたちに放射能ゴミを掃除 Npo法人 ハッピーロードネット
http://blog.goo.ne.jp/chiba20110507/e/d7a3686d936e64f5e4c3484e4a437d87
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福島民報 (2015年10月4日)
6号国道美化、若い力を結集 来月10日5年ぶり一斉清掃
https://www.minpo.jp/news/detail/2015092325504
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特定非営利活動法人ハッピーロードネット
http://happyroad.net/
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記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/44606349.html
原発災害の加害者と報道機関が協賛し,政府,自治体,警察,青年会議所が後援し,高等学校,中学校が参加する
総がかり体制は,まさに「全体主義」にほかならない。全体主義は同時に,批判の能力と意思をもつ者を抑圧する
体制である。現代の全体主義には軍事パレードも,独裁者の演説も必要ない。
「9.19 違憲クーデター勢力がすでに国家権力をにぎっている」という状況判断ができなければ,ときには仲間(ら
しき者)にだまされつつ,ぼんやりと流されていくことになるかもしれない。
分断を避けつつ,徹底的な議論ができる市民社会をどうつくっていくのか,そのために個人の言語能力,認識能
力,他者の苦しみへの共感的理解力をどう育てるのか,明確な方向性をもつ「非暴力,不服従,直接行動」をどの
ように組織していくのか,わたしたちの前に,山のような課題と,可能性が問われている。