【嘘も方言】

■原典:

 嘘も方便

■意味:

 嘘をつくときは、方言を使えば、後でごまかすことができる、という意味。

■解説:

 嘘をつくことは悪いことですが、ついつい、その場しのぎな言い訳をすることもあります。

それがどんどん膨らむと、結果的に嘘をついたことになってしまいますので、ご用心を。

●用例:

 

今市課長

現木君、この前、頂いた会社概要の資料だけど、見せてくれるかね。

 

現木さん

え?あれは、ほかしといてくれっておっしゃってたので、ほかしましたけど。

 

今市課長

いや、保管しておいてくれって、言ったつもりなんだけど。

 

現木さん

すみません。内容的には、ホームページにも掲載されていましたので、不要なのかと思いました。

 

今市課長

いや、資料の端に私が書き込みしたメモを、もう一度見たいんだが。覚えてないかね。

 

現木さん

すみません。覚えてないです。

 

今市課長

ところで、「ほかす」って、何だね。

 

現木さん

え?ほかすって、捨てることですけど、標準語じゃないんですか?

 

軽井主任

「嘘も方言」ってか。

 

現木さん

嘘ついてないし。


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