栗林史子
2015年10月10日03時00分
県議会一般質問で、小泉利治議員(公明)が「ひきこもりは不幸な人生」などと発言したことをめぐり、9日の議会運営委員会で野党議員から反発の声が相次いだ。
小泉氏は先月29日の一般質問で安全保障関連法に触れ、「入試で『安保法案とは何か』との質問が出たとして、デモを見た生徒が『戦争法案』と書けば×になる。それで入試に失敗し、ひきこもりになって就職できず、不幸な人生を送るという心配は杞憂(きゆう)でありたい」と述べた。
これに対し、河合喜代議員(共産)が「多くのひきこもりの方の家族がつらい思いをされている。ひきこもりは不幸になるという決めつけは、人権への配慮が欠けている」と批判。民主、社民、共産、草の根の4会派は9日、小泉氏に発言を取り消すことを命じるよう、畑原基成議長に申し入れた。
一方、自民党議員らは「ユニークな表現。自由な表現を不穏当な問題発言とするのはいかがか」などと反論した。小泉氏は朝日新聞の取材に、「戦争法案ではないということをわかりやすくするためのたとえ話だった」と説明した。(栗林史子)
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