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米政府 病院誤爆で弔慰金や見舞い金支払いへ
10月11日 14時39分

米政府 病院誤爆で弔慰金や見舞い金支払いへ
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アフガニスタンで、国際的なNGO「国境なき医師団」の病院がアメリカ軍による誤爆で、患者など22人が死亡したことについて、アメリカ政府は、民間人の犠牲者などに弔慰金や見舞い金を支払う方針を明らかにし、批判の高まりに対処する姿勢を示しています。
アフガニスタン北部のクンドゥズで今月3日、国際的なNGO「国境なき医師団」の病院がアメリカ軍に空爆され、患者とスタッフ合わせて22人が死亡、33人の安否が不明となっています。
オバマ大統領は、今月7日「国境なき医師団インターナショナル」の会長に電話し、アメリカ軍による誤爆だったと謝罪したうえで、徹底した調査を行い再発防止策を講じる考えを伝えました。これについてアメリカ国防総省のクック報道官は、10日の声明で、アメリカ政府が誤爆による民間人の犠牲者の遺族に弔慰金を、けが人には見舞い金を支払う方針を明らかにしました。また誤爆で破壊された病院の修復費用も支払うとしています。
クック報道官は、今回の措置について「悲劇的な事件の結果にきちんと対応することが重要だと考えている」としており、アメリカ軍の誤爆に対する批判の高まりに対処する姿勢を示しています。

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