武田玲奈さん
ほかにも、ティーン向けガールズファッション誌『Popteen』のレギュラーモデルや、ショートカットの美少女たちを集めた写真集『0410―ショートー』の表紙モデルの起用など、大きな期待が寄せられている次世代モデルの1人といえるだろう。
10月25日(日)からMBS、10月27日(火)からTBSにて放送されるTVドラマ『監獄学園-プリズンスクール-』では、主人公の藤野清志(キヨシ)を陰ながら支える女子・千代役として出演することも決定。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで注目度が急上昇中のモデル/女優として、『週刊ヤングジャンプ』では「史上最大級の逸材」と表現され多くのメディアから注目を集める武田さんにインタビュー。趣味のアニメ鑑賞をはじめとしたプライベートな一面から、女優としての展望、モデルとして活動していく中でのSNSの活用法など、「2015年という時代に活躍するモデル/女優」としての武田玲奈に迫る。
記事後半では、中目黒での仮想デートショットを一挙公開!
(取材・構成:きくちみずほ/撮影:市村岬)
モデルになるきっかけは憧れの「魔界出身アイドル」
武田 もともとファッションやメイクがすごく好きで昔から雑誌を読んでいたので、モデルさんの世界に憧れていたんです。それで、自分で応募したオーディションでグランプリをいただいて、今の事務所に入りました。
──ファッション雑誌はどういったものをよくご覧になるんですか?
武田 『Popteen』を読んでました。
──好きなモデルさんはいますか?
武田 椎名ひかりちゃんです(笑)。
──それはなぜですか?
武田 最初は雑誌で見ていたんですけど、同じアニメ好きという共通点から好きになりました。ツインテールも好きなので、もう好きな要素が全部詰まってました(笑)。福島から、ひかりちゃんのシングル発売イベントのために東京まで遠征してきたこともあって、そこでもっと好きになりました。
──魔界出身アイドルといったカオスな設定もありますよね?
武田 そこも含めて大好きです(笑)。初めて会ったときは、もう可愛すぎて心臓止まるかと思いました(笑)。
女優としての初めての演技に戸惑いも
武田 それもオーディションです。事務所のススメだったんですが、『暗殺教室』は前から好きだったので私としても「やりたい」と思って受けました。その時はまだ女優さんという仕事について、あまりよく分かっていなかったんですけど、徐々に興味を持つようになりました。
──『暗殺教室』でのデビューはいかがでしたか?
武田 本当に何もかも初めてだったので不安でした。でも、1ヶ月地方で泊まりこみということもあって他の出演者の皆さんともすごく仲良くなれたし、学校みたいで楽しかったです。
──特に大変だったことはありますか?
武田 やっぱり演技は初めてだったので、すごく戸惑いました。みんながバタバタ倒れるシーンがあったんですが、その倒れ方がわからないーっということもありました(笑)。
「実写化不可能」と言われた原作ファンの期待とプレッシャー
武田 連ドラのレギュラー出演は初めてなので、すごく嬉しかったです。でも、自分にできるのかなという不安もありました。
原作は、今回初めて読みましたが、アニメとか漫画は好きなので、面白く読んでいました。原作ファンの方も多いのでプレッシャーもありましたが、そこは期待に応えなきゃと思って頑張りました。
──暴力的なシーンやセクシーなシーンもありますよね?
武田 そうですね。普段はあまり手に取らないジャンルですけど、ストーリーが面白いので好きです。
私が演じた千代は「純粋な女の子」という役柄だったので、物語の中に描かれる唯一の青春模様を表現できるように演じました。
一番大変そうだったのは副会長の芽衣子役を演じた護あさなさんですね(笑)。全身スーツとヒールで走るシーンもあるし、私自身のアクションシーンはなかったので、すごく大変そうだなあって思いながら見てました(笑)。
武田 とにかく千代に寄せないといけないなと思って、漫画を読み込んだり、千代に近いキャラの女の子を探して観察したりしました。
あと、相撲好き女子という役だったので、相撲のことは勉強しました。インターネットで調べたり、相撲協会のTwitterをフォローしたりとか(笑)。
──自分と千代との共通点を感じる部分はありますか?
武田 控えめな所とか、影で支える姿勢とかは共通かなーと思います。
──中川大志さんなど豪華な面々も出演されていますが、他の共演者の方々とは馴染めていますか?
武田 最初はちょっと心配でした。だけど、護あさなさんが最初から気さくに話しかけてくれて、他の皆さんもすごく優しくしてくれたので、本当に楽しい現場でした。
もちろん、演技面ではとても勉強になりました。表情のつくり方とか。
──撮影自体はどのくらい進んでいるんですか?
武田 もう撮影は全部終わっていて、あと完成を待つだけです。
武田 監督はマスコットキャラクターみたいな感じで、優しくて癒しの存在でした(笑)。演技、指導というよりは「こうしてみようか~」みたいな感じで(笑)。とにかく癒されながら撮影してました。
──そういう意味でも楽しく撮影できた?
武田 そうですね。皆さんとの撮影が面白くて、笑いをこらえながら演技していました。
──ずばり見所は?
武田 出演者全員、原作を忠実に再現したビジュアルなので、そこは期待してほしいなと思います。
──ちなみに、優しい人がタイプということをお聞きしましたが、『監獄学園』ではどのキャラクターがタイプですか?
武田 誰でしょう……みんな面白くて可愛くて好きなので選べないです(笑)!
アニメは「女の子が可愛い」ことが大事
武田 『涼宮ハルヒの憂鬱』が好きだった従兄弟に影響されて私も触れるようになって、それで出会った『けいおん!』でアニメにハマりました。
──『けいおん!』のどこに惹かれたんですか?
武田 ゆる〜い感じと演奏してる姿が素敵だなと思って。あと、女の子が可愛いところです(笑)。私がこうなってみたいっていう願望というよりは、ただ癒されます。
──ほかにもハマっているアニメはありますか?
武田 最近は、『ニセコイ:』とか『がっこうぐらし!』。『四月は君の嘘』はすごく感動しました。1番好きなのは、やっぱり『ラブライブ!』ですね。
武田 歌がどれもすごく良い曲で、キャラクターも可愛いし、衣装もダンスも可愛い。曲を聴きたり、ライブ映像も観ています。劇場版も観に行きましたが、曲も素敵で、すごく感動しました。
他のアイドルアニメも観ますが、やっぱり『ラブライブ!』かなあ(笑)。
──自分もああなりたい、という気持ちもあったりしますか?
武田 カラオケでは『ラブライブ!』の曲も歌いますけど、自分でアイドルをやろうと考えたことはないですね。見て癒されたいという感じです。
──誰が好きですか?
武田 にこにー(矢澤にこ)とことりちゃん(南ことり)と凛ちゃん(星空凛)です! 各学年に1人ずついます(笑)。
──周りの友達とアニメの話とかもしますか?
武田 アニメ好きの友達と話したり、知らない友達にもアニメを見せたりして布教してます(笑)。
──アニメを知らない人には、最初にどの作品を薦めますか?
武田 最初は、『ラブライブ!』の「スクフェス(ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル)」をみんなに薦めます。まずはゲームから(笑)。
最近はあまりプレイできていませんが、ランクは102くらい。1番難しい曲もクリアできます!
──イベントにも行くんですか?
武田 『ラブライブ!』の「スクフェス感謝祭 2015」には1人で行きました。すごい癒されました(笑)。
武田 以前は、とりあえず一通り1話だけ予約していたんですけど、だんだん観る時間がなくなってきて……。最近はネットで調べて気になった作品を観てますね。録画しておいたり、ちょっとした移動時間などに観ています。
──今後、実写化してほしい作品、やってみたいキャラはいますか?
武田 『ニセコイ』は実写化してほしいです! 大好きな小野寺小咲ちゃんとして出たいです。でも『ラブライブ!』は実写化しないでほしいですね。さすがに3次元では表現できないと思います(笑)。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
KAI-YOU.net の最新情報をお届けします
この記事へのコメント