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ファミマに一本化へ サークルKサンクス、来秋の経営統合で

 来年九月の経営統合を目指すユニーグループ・ホールディングス(愛知県稲沢市)とファミリーマート(東京)が、統合後のコンビニの名称を「ファミリーマート」へ一本化する方向で検討していることが分かった。ユニー傘下の「サークルKサンクス」のブランド名は消えることになる。

 両社は来週にも経営統合に向けた基本合意をする見通し。コンビニの国内店舗数は一万八千店舗を超え、首位を独走するセブン−イレブンを肩を並べる規模となり、ローソンを含めて三強時代を迎える。

 ユニーとファミマは三月に統合協議入りを発表した際、ブランドの一本化を検討すると発表。ファミマはサークルKサンクスの二倍近い一万一千店あるほか、一店舗当たりの売上高もファミマが一日平均五十二万円とサークルKサンクスよりも八万円多いことから、ファミマに一本化する方向になった。

 ファミマが今月一日に完全子会社化したココストア(名古屋市)も、ファミマにブランドを変更することが決まっている。

 サークルKサンクスの店名をめぐっては「サークルK」と「サンクス」が二〇〇四年に合併した際、早期に統一するとしたが、現在も一本化できていない。

 

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