清水 彩加(2012年度卒業)
就職活動について
私が就職活動を意識し始めたのは4年次の秋頃でした。本格的に動き出すには遅い方でしたが、臨床検査技師の国家試験を控えていた事もあり、試験対策と就職活動を並行して進めていく事よりもまず試験に合格する事を最優先とし、就職活動にも見切りをつけました。就職活動を再開し実際に就職先が決まったのは、国家試験後の3月でしたが、資格の取得さえ決まればその後の選択も自ずと広がり、結果就職への道が開ける事となりました。
今の仕事について
私は晴れて4月から臨床検査技師という職に就く事が出来ました。都内の大学病院に勤務する事となり、働き始めて一ヶ月とまだ経験が浅いながらも医療の現場における責任の重さを改めて実感しています。今は生理機能検査室で主に心電図をとる事に携わっています。患者様と接する機会も多く、技術や知識に限らず対話力も必要となります。苦労する事も多い反面、やり甲斐は人一倍感じる事ができ、日々新鮮な気持ちで取り組めています。
現役の学生たちへのメッセージ
臨床検査技師という職を目指す人達にとって就職活動と共に国家試験や卒業論文など4年次における焦りや不安は募る一方だと思います。如何に自分が折れる事なく保てるか精神の強さも問われる所です。目の前の事だけに囚われずその先にある就職後の自分を考え、今の自分に必要な事を取捨選択していく事も一つの手だと思います。他人に左右される事なく自分のペースを保ち、人生を変える大きなチャンスに最後まで諦めず臨んで下さい。