伊方原発:再稼働、愛媛県議会が同意
毎日新聞 2015年10月09日 13時04分(最終更新 10月09日 15時14分)
愛媛県議会は9日の本会議で、四国電力伊方原発3号機(同県伊方町)の再稼働を求める請願を賛成多数で採択し、同意した。またこの日、最大会派の自民などが提出した「電力の安定かつ安価な供給のため再稼働が必要」とする決議案も賛成多数で可決。再稼働に向けた地元手続きは、山下和彦町長と中村時広知事の判断を残すのみとなった。
本会議では、エネルギー・危機管理対策特別委員会の中畑保一委員長が、6日の特別委で4件の再稼働賛成請願を採択し、56件の反対請願を不採択としたことを報告。議長を除く46人による採決の結果、賛成請願を賛成多数で採択し、反対請願を不採択とした。自民、愛媛維新の会、公明の3会派が共同提出した再稼働を容認する決議案も、賛成多数で可決した。
伊方町の山下町長は経済産業相と面会して国の方針を確認後、中村知事に同意を伝える方針。中村知事は、伊方町や県議会の結論を踏まえて、再稼働に同意するかどうか判断する。
閉会後、中村知事は記者団に「県議会の判断は重く受け止める。山下町長の同意と、経産相の視察が実現すれば、近いうちに判断する」と述べた。【橘建吾】