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【大リーグ】

レンジャーズが敵地で連勝 リーグ優勝決定S進出に王手

2015年10月11日 紙面から

◇ALDS第2戦 レンジャーズ6−4ブルージェイズ

 20歳の年齢差対決を制したのは、22歳の新人ハンセル・アルベルト三塁手だった。4−4の延長14回2死一、二塁、マウンド上はメジャー最年長の42歳右腕ホーキンス。94マイル(約151キロ)直球を中前に運び、決勝点をたたき出したルーキーは、塁上で両手を広げ、自軍ベンチに向かって何度も雄たけびを上げた。両軍にとってPS最長試合を制したレンジャーズは敵地で連勝となり、地区シリーズ勝ち抜けへ王手をかけた。

 アルベルトは主将格ベルトレ三塁手の負傷により、PS初先発。4打数無安打で迎えた14回の打席は、デシールズのバットを断りもせず借りて打ったという。

 「いいバットだ(笑)。それまで4タコだったけど、ずっと直球を待っていて、ついにいいスイングで捉えられた」

 バニスター監督も「控えのはずだったあいつにとって、すごく特別な日になったな」と誇らしげに語った。

 地区シリーズが開始された1995年以降、2勝0敗のチームが勝ち抜けた確率は89%(47回中42回)。11日の第3戦は本拠地アーリントンに戻り、一気に勝ち抜けを決めるつもりだ。

 

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