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JICA新理事長「ODA 柔軟化する」10月9日 16時03分
JICA=国際協力機構の新しい理事長に就任した北岡伸一氏は、9日に記者会見し、災害救助など軍事目的でなければ軍隊が関係した分野への支援も検討するとした新しいODAの大綱について、「今まで軍事はだめという限定が厳しすぎたので、それを柔軟化する」と述べ、必要があれば、災害救助など軍隊が関係した分野の支援にも取り組む考えを示しました。
国際大学の学長などを歴任した北岡氏は、今月1日付けでODA=政府開発援助を実施するJICAの理事長に就任し、9日、初めて記者会見しました。
この中で北岡理事長は、災害救助など軍事目的でなければ軍隊が関係した分野への支援も検討するとした新しいODAの大綱について、「軍事的な分野に積極的にODAを使うということではなく、今まで軍事はだめという限定が厳しすぎた。いろんな効果的な支援のしかたはある」と述べました。そのうえで、「やりすぎると反発もあるので、あんばいを見計らってやるが、一切ゼロという姿勢は極めて非生産的なので、それを柔軟化する」と述べ、必要があれば、災害救助など軍隊が関係した分野への支援にも取り組む考えを示しました。
この中で北岡理事長は、災害救助など軍事目的でなければ軍隊が関係した分野への支援も検討するとした新しいODAの大綱について、「軍事的な分野に積極的にODAを使うということではなく、今まで軍事はだめという限定が厳しすぎた。いろんな効果的な支援のしかたはある」と述べました。そのうえで、「やりすぎると反発もあるので、あんばいを見計らってやるが、一切ゼロという姿勢は極めて非生産的なので、それを柔軟化する」と述べ、必要があれば、災害救助など軍隊が関係した分野への支援にも取り組む考えを示しました。