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官房長官 海兵隊移転先のグアム視察を打診
10月11日 6時36分

官房長官 海兵隊移転先のグアム視察を打診
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菅官房長官は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って政府と沖縄県の対立が続くなか、今月29日から2日間の日程で、沖縄のアメリカ海兵隊が移転する予定となっているグアムの視察をアメリカ政府に対して打診しています。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、政府が「これまでの手続きに瑕疵(かし)はない」として工事を推進する姿勢を堅持するなかで、沖縄県の翁長知事は、今週にも、移設先の名護市辺野古沖の埋め立て承認を取り消す方向で調整を進めています。
こうしたなか、菅官房長官は、在日アメリカ軍の再編計画で沖縄に駐留する海兵隊のうち、およそ4000人が移転する予定のグアムの状況を視察するため、今月29日から2日間の日程で現地を訪問したいとアメリカ政府に対して打診しています。菅官房長官は、今月末から来月にかけて、日本と中国、韓国の3か国の首脳会議が開かれる方向で調整が進んでいることから、こうした安倍総理大臣の外交日程も踏まえながら、最終的な日程調整を進めることにしています。
政府の危機管理を担っている官房長官の海外出張は異例で、菅官房長官のグアム訪問が実現すれば、2003年8月に当時の福田官房長官が中国を訪問して以来、およそ12年ぶりとなります。

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