ニュース詳細
北朝鮮軍事パレード 米などけん制か10月11日 7時28分
k10010266361_201510110738_201510110739.mp4
北朝鮮は10日、朝鮮労働党創立70年に合わせて行った軍事パレードで、大陸間弾道ミサイルとみられる大型の兵器を登場させるなど、核・ミサイル開発を継続する姿勢を鮮明にし、今後も、事実上の長距離弾道ミサイルの発射をちらつかせながら、アメリカなどへのけん制を続けるものと見られます。
北朝鮮の首都ピョンヤンで、10日、2年3か月ぶりに行われた大規模な軍事パレードでは、片側に8つの車輪があるトレーラーに乗せられた、大陸間弾道ミサイルとみられる大型のミサイルが登場したほか、放射性物質を示すマークがついたバッグを持った部隊が行進するなど、核・ミサイル開発を継続する姿勢を鮮明にしました。
また、パレードの開始に先立って演説したキム・ジョンウン(金正恩)第1書記は、「アメリカが望む、いかなる戦争にも万端の準備ができている」と述べ、アメリカを威嚇しました。
一方でキム第1書記は、軍事パレードに続いて10日夜行われた、たいまつを持った学生たちの行進を、中国共産党の劉雲山政治局常務委員と一緒に観覧して友好ムードを演出し、ぎくしゃくしていた中朝関係の改善をアピールしました。
北朝鮮としては、伝統的友好国である中国との関係の修復を急ぐとともに、今後も、事実上の長距離弾道ミサイルの発射をちらつかせながら、長らく対話が途絶えているアメリカなどへのけん制を続けるものと見られます。
また、パレードの開始に先立って演説したキム・ジョンウン(金正恩)第1書記は、「アメリカが望む、いかなる戦争にも万端の準備ができている」と述べ、アメリカを威嚇しました。
一方でキム第1書記は、軍事パレードに続いて10日夜行われた、たいまつを持った学生たちの行進を、中国共産党の劉雲山政治局常務委員と一緒に観覧して友好ムードを演出し、ぎくしゃくしていた中朝関係の改善をアピールしました。
北朝鮮としては、伝統的友好国である中国との関係の修復を急ぐとともに、今後も、事実上の長距離弾道ミサイルの発射をちらつかせながら、長らく対話が途絶えているアメリカなどへのけん制を続けるものと見られます。