自分の教養水準をさらすようで恥ずかしいのですが、 私は生まれてこの方、小澤征爾さんを聞きに行った事がありません。 メディアでは「世界の小澤」と称されておりますが、彼の素晴らしさを存じません。 聞いたことが無いのですから、当たり前です。 今までの私にとって、クラシック音楽やオペラは興味がありながらも 敷居が高い存在でした。 「知識がないまま行っても楽しめないのではないか?」 「ハイソサエティな方々の集まりゆえに、自分は場違いなのではないか」 「私って、そんな高尚な趣味持ってたっけ?」 など、色々な言い訳をして、避けて通っていた道でした。 でも、やっぱりオペラやクラシックをたしなむ女性はステキだなぁ〜・・・と思うわけで。。 で、少しでも私が思うステキな女性に近づけるよう、 先日意を徹してフィガロの結婚を鑑賞したら、とっても楽しかったので、 もっと知りたくなっちゃいましたww 典型的な日本人である私が、「クラシック音楽」という言葉から連想するのは 「題名の無い音楽界」「第九は年末に歌うものである」「小澤征爾」 以上。。。(−−; 知識が乏しすぎて恥ずかしい限りですが、それでも 「オザワ」はオペラやクラシックに明るくない私でさえも知っている人です。 スゴイに決まってる(笑) 彼のどこがどう素晴らしいのか、全くワカリマセンが(笑) 最初はそんなモンですよね。 徐々に分かっていけば良いと思いますし、 彼の素晴らしさが分かる人間になりたいと思っています。 ですが、(こんなことは絶対に口にしてはいけませんが) 小澤征爾さん自身高齢ですから、近いうちに最悪の事態・・・だって考えられます。 現に、ここ数年は降板や長期療養のニュースも耳にします。 もしかしたら、私は一生オザワを聞けない可能性だってあるわけです。 今はまだ聞きに行くチャンスがあるわけですから、みすみす逃すわけには参りません。 行くなら今しかない。 直近では、来月に公演があります。 (日本の楽団が演奏し、小澤征爾が指揮をする公演で、歌手は海外の方です) 当たり前ですが、チケットの発売初日はとおに過ぎている上に、 世界のオザワのチケットです。 (チケットぴあ取扱分の)チケットはとっくに完売御礼(−−; それ以前に、来月の公演のチケットを今探すほうが無謀ですよね。。。 なので、いつもお世話になっている、チケット売買HPにアクセス。 (定価+送料以上の金額での売買は禁止で、良識あるサイトなので信頼して使っています) そしたら運良く2枚出ているではありませんか!! そのうちの1枚はS席@35,000円。 世界のオザワのチケットだと思えば、妥当な金額、、、 むしろ、お買い得かもしれません。 (11月の小澤征爾指揮@ウィーン歌劇団の公演はS席@65,000円ですから) 決して高額だとは思いませんが、私にはまだ早いかなぁ。。。 もう1枚はD席@18,000円。 お席はお世辞にも良い席ではありませんし、 お代だって、決して安い金額ではないけれど、 (事実、私が今までお支払いしたチケット代の中では一番高額です) 本格オペラデビューの今の私にちょうど良い金額です。 それに、オペラデビューが小澤征爾なんて、夢のようです! 早速売主の方にメッセージ。 幸い、譲っていただけました。 本当にありがとうございます!!! ただ、正直なところ、今回の公演だって、100%彼が振るとは限りません。 (急な降板は考えられますから) これはもう、彼が振ってくれるよう祈るしかありません。。。 人の健康やそういったことをギャンブルと言ってはいけないけれど、 久々に、ギャンブルをしている気分です。 私は決してオペラを知っているとは言いません。 知ったかぶりをするつもりもありませんし、 そんなことをしたって、メッキは必ずはがれます。 オペラに関してはまるっきり初心者です。 まずは、 小澤征爾に対して、 オペラに対して、、、 つまり、時間や、文化、芸術といった、形の無いモノに対して 価値が見出せる人間であれて良かった。。。
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