「南京大虐殺」が世界記憶遺産に登録!「慰安婦」は見送り―中国メディア

配信日時:2015年10月10日(土) 8時28分
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10日、中国中央テレビによると、国連教育科学文化機関は、中国が申請していた南京大虐殺に関する資料を世界記憶遺産に登録した。写真は南京大虐殺記念館。
2015年10月10日、中国中央テレビ(CCTV)によると、国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、中国が申請していた南京大虐殺に関する資料を世界記憶遺産に登録した。同時申請していた慰安婦問題の関連資料については、登録が見送られた。

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中国が提出した南京大虐殺の資料は3つ。1つは1937〜1938年に日本軍が南京を占領した期間に中国の軍人や民間人に対して大規模な虐殺を行ったことを示すもの。2つめは1945〜1947年に行なった日本の戦犯に対する調査と極東国際軍事裁判(東京裁判)の記録。3つ目は、1952〜1956年の中華人民共和国の司法機関の資料だ。

南京大虐殺の世界遺産登録に対して、日本政府はこれまでに何度も申請を撤回するよう求めてきており、菅官房長官も「日中間の過去の一時期の負の遺産をいたずらに強調しようとしていることは極めて遺憾だ」と述べていた。(翻訳・編集/北田)
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