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メイドカフェ火災 窓少なく短時間で煙充満か
10月11日 4時24分

今月8日、広島市中心部の飲食店などが入った建物で3人が死亡した火事で、亡くなった3人が当時いたとみられる建物の2階は南側以外の壁は窓がなかったり看板でふさがれたりしていたため発生した大量の煙が短時間に充満したとみられることが警察への取材で分かりました。警察が当時の詳しい状況を調べています。
広島市中区流川町にあるメイドカフェが入った2階建ての建物が焼けた火事では3人が死亡し、3人がけがをしました。
建物の2階には部屋が7つありましたが、警察が現場を詳しく調べたところ、南側にある5つの窓以外は、東と西の壁には窓がなく、北側は店舗の看板で窓がふさがれていたことが警察への取材で分かりました。警察によりますと、このため、火事で発生した大量の煙が短時間に充満したとみられるということです。
出火当時、1階の居酒屋にいた女性は、「焦げくさい臭いがして火事に気づいたが、避難するときには建物の中は煙で真っ暗だった」と話しています。
警察によりますと、死亡した3人とけがをした3人は当時、2階の中央部分の同じ部屋にいたとみられ、亡くなった3人のうちの1人の死因は煙を吸ったことによる一酸化炭素中毒だったほか、けがをした3人もいずれも煙を吸ってのどにやけどを負ったということです。警察が当時の詳しい状況を調べています。

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