ザ・ノンフィクション

▽今回の主人公は2人の元暴走族リーダー▽あれから2人はどんな人生を?▽雄太には20歳の彼女が▽彼女に見せた初めての涙その訳▽美沙は離婚…娘と別居の真相は

番組内容

　ザ・ノンフィクションは、1998年から2001年にかけて深夜の街を爆走する不良少年や不良少女たちのありのままの姿を取材してきた。社会の底辺で育った彼らは自分たちの存在価値を求めて、暴走・暴力・薬物といった反社会的行為にのめり込んでいた。彼らの多くがすでに30代を迎え、少年期に選んだ選択との対峙を迫られている。 　果たして、大人になった「不良少年・少女」は今どんな人生を送っているのだろうか。　主人公は美沙と雄太の2人。 〈美沙(34歳)〉 　取材当時19歳の美沙は女性だけの暴走族「極龍華」のリーダーだった。暴走族の男性と結婚し、妊娠9カ月目を迎えていた。 　美沙は妊娠がわかった時、悩んだという。中学時代からシンナー中毒の前歴があり、覚せい剤にも手を出し、少年院に収容された。そんな自分に子供が産めるだろうか。 　しかし、授かった命を大切にと出産を決意、そして最後の暴走、大きなお腹を抱えバイクを走らせた。 〈雄太(35歳)〉 　出会った時、雄太は19歳だった。「保土ヶ谷麗心愚」という武闘派暴走族のリーダーだった雄太は引退を控え、とび職の仕事を始めていた。窃盗やシンナーで、小学校6年生で児童保護施設に収容され、その後も少年院に2回、ほとんど学校には通わなかった。暴走族は19歳で引退と決めていた雄太だったが、19歳になった冬、逮捕され久里浜少年院に収容され、以来連絡が取れなくなった。

出演者

スタッフ

その他