七日前
和歌山の市道の側溝でうずくまっていた一匹のわんちゃん
迷子になって放浪して 雨が続いたせいもあって
全身がどろどろになり お腹も空いていたせいで 瀕死の姿に
見えたのは言うまでもない。
通りかかって発見した人には
捨てられて生き場所を失った痛ましく(12年で行き着いた場所)
という光景にしか見えず
取りもなおさず保護をして そしてワンダブルに委託されたのだった。
(一時的に保健所に置かれましたが命を救う観点から柔軟な対処をして頂きました。これに対し嫌がらせグループが保健所に戻せとばかりに電話までしてご迷惑をおかけしましたことを謹んでお詫び致します。)
ミニチュアダックス推定12才
運良く保護され民間施設に委託されたことで
ワンダブルではラッキーと名前を付けられ 迷子犬として
命の期限をつけられることなく 飼い主探しが始まった。
発見時から三日が経ち 四日が過ぎても飼い主さんは現れず
そして七日目を迎えた今朝
飼い主さんが興奮しながらワンダブルにやって来て
『この子の飼い主です』と涙ながらの再会になった。
ラッキーの本当の名前はらんたろうだった
七日だけのラッキーだったが そのラッキーがなければ
命に関わることを思うと本当にラッキーだったのではないだろうか
犬は迷子になっても名前も住所も話せない
もし あのまま保健所に拘留されたまま1週間が経過したなら
この涙の再会はなかったかも知れない・・
愛犬の命を護るのは飼い主しかいないこと
愛犬の迷子札を付けるのは飼い主しかいないこと
まだ迷子札をつけていない飼い主さんは ぜひ今回のこの記事を
見て感じて頂きたいと思います。
心ある命のリレー
拾った人
図らってくれた人
預かってくれた人
探してくれた人
そして見つけてくれた人・・
小さな命を愛が守った笑顔を皆さんで見てやって下さい。
良かったね ラッキー&らんたろう!
NPO法人ワンダブル二度目の命