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ロボットやITの技術で新たなスポーツを
10月10日 18時31分

ロボットやITの技術で新たなスポーツを
ロボットやITの技術を活用して人間の身体能力を高めて競技する新しいスポーツのイベントが東京・北区で行われました。
イベントを行ったのは最新のテクノロジーを使って、これまでにないスポーツを生み出そうと設立されたバーチャルリアリティーなどの研究者らで作る「超人スポーツ協会」です。

10日は荒川の河川敷で協会のメンバーが考案した3つの競技のデモンストレーションが行われました。
このうち、「鬼相撲」という競技は特殊なバネの力で脚力を強化する器具を付けた選手が、大きなビーチボールのようなプロテクターをかぶってぶつかり合い、先に倒れたほうが負けというものです。選手が助走をつけて激しくぶつかり合うたびに、大きな音がしたり、地面にたたきつけられたりしていました。
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また、「Jintory」という競技はランダムに音が鳴る8つのコーンに近づくスピードなどを競うもので、通信機器が仕込まれたコーンにスマホやタブレットをかざすと、得点が入る仕組みです。体を使って通信を遮ることで相手への加算を防ぐなどの戦略性もあるということです。
協会の共同代表の慶應義塾大学大学院の稲見昌彦教授は「まだ、開発の途上ですが、2020年の東京オリンピックに合わせて、こうしたスポーツの世界大会を開くことを目指したい」と話していました。

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