|
そもそもコンビーフとは、塩漬けした牛肉のことです。 |
といい、CORNEDは塩漬けという意味ですので、CORNED BEEFを直訳すれば、「塩漬けの牛肉」ということになります。現在のコンビーフは、塩漬け(JAS法では、塩漬はえんせきと言います)した牛肉を煮沸して、ほぐした後、一般的にミンチ肉、食用油脂、塩、調味料などを配合したものになっています。
ノザキのコンビーフは独自の製法による「肉のボリューム感」と「口で溶ける柔らかい食感」は大きな特長であり、今も変わらない味を守り続けています。
国産コンビーフの第1号は「ノザキのコンビーフ」です!
現在、国産コンビーフは「ノザキのコンビーフ」を始め、他社でも発売されていますが、国産コンビーフの第1号として発売されたのは、牛のマークが特徴の「ノザキのコンビーフ」でした。
ノザキのコンビーフは、戦後まもない1948年(昭和23年)、まだまだ国内の食糧事情が悪い中、「野崎産業(株)」から初の国産コンビーフとして発売されました。 コンビーフの製造委託先である日東ベスト(当時・日東食品製造(株))は山形県寒河江に工場を構えており、当時、物資の入手がままならない中、山形県および山形県周辺には農耕用の役牛が沢山いたことや、食塩、瓶が比較的手に入りやすかった事から、日東ベストでコンビーフの試作が続けられ、1948年に「ノザキのコンビーフ」が発売されることになったのです。 |
ノザキのコンビーフ類缶詰には、「コンビーフ」のほかに、
「山形県産牛コンビーフ」「熟成コンビーフ」「ニューコンミート」「コンビーフ EO缶」「脂肪分ひかえめコンビーフ」「ご飯にめちゃいける ノザキの和風コンビーフ」があります。
|
|
|
|
|
|
コンビーフが台形(「枕缶」と言います)なのは、面積が大きい側から肉を詰めることにより缶の中の空気を抜き、肉の酸化を防ぎ、保存性を高める効果があるためです。
(注)指を巻き取り鍵部分にひっかけたり、缶の切り口部分に触れて怪我をしないよう気をつけて下さい。 |
100gのコンビーフ缶詰を製造するのに約百数十グラムの牛肉が使われています。 |
発売以来の累計販売数は、「ノザキのコンビーフ」と「ノザキのニューコンミート」を合わせて8億9121万個に達しており(2014年3月末現在)、この累計販売数のコンビーフ缶を横につなげると62,384kmで、ほぼ地球一周半強に相当します。
(コンビーフ100g缶の横幅約7cm×8億9121万個=62,384km、地球一周約4万km)
コンビーフは牛肉100%で原料肉は豪州、ニュージーランド、メキシコ産等を使用しております。主な部位は肩やモモ等です。
ニューコンミートは馬肉約80%、牛肉20%以上。馬肉は豪州や中南米産等です。
缶を密封した後、高温高圧で殺菌してありますので、もちろんそのままでお召し上がり頂けます。 |