【リマ聯合ニュース】韓国と中国、日本の3カ国は8日(現地時間)、ペルーの首都リマで財務相・中央銀行総裁会議を開き、政策協調策を議論した。3カ国による同会合は5月にアゼルバイジャンで開かれて以来、5カ月ぶり。
韓国からは崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相兼企画財政部長官と李柱烈(イ・ジュヨル)韓国銀行総裁が出席した。
3カ国は世界経済と金融市場における不確実性が高まっているという点で認識を共有し、モニタリングを通じ綿密に分析、評価していくことで一致した。
中国の景気減速や米国の利上げ観測など世界の経済状況が急変する中で開かれただけに、3カ国の議論に関心が集まった。
3カ国は協力関係を持続的に発展させ、景気回復のため積極的なマクロ政策と構造改革政策を強化していくことで合意した。
また、アジア地域内で経済危機発生時に資金を融通し合うチェンマイ・イニシアチブ(CMI)のマルチ化(CMIM)と、東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓中日)による域内経済監視機関「AMRO」の国際機関化に向け、共に努力していくことで一致した。