【ヒューマン】
舞台「大逆走」で、主演の北村一輝に抱きしめられる吉高由里子。“初体験”を楽しんでいる【拡大】
慣れない稽古では、緊張しすぎて練習靴を忘れ、靴下だけ持ってきたことも。それでも今は純粋に仕事が楽しい。
この舞台は自身にとってどんな作品になる? と聞くと「どうなるんだろう?」と目を輝かせ、「この感覚って、もう超えられないですよ。この緊張とか。何にも知らない過程を知ることとか。初めての映画やドラマって、いつだって(自分の経歴に)こびりついてくるからプレッシャーはあります。でも、やりがいはある!」
初舞台が大きな飛躍になることを、吉高はもう十分に意識していた。
★「普通にノーマル婚がいいな~」
昨年末、休養することが分かったときに、一部で結婚説が流れていたことを告げると、「“てんで(なかった)”でしたね~」と大笑い。結婚願望を聞くと、「ありますよ。でも、何歳までにとか言うのやめたの。まんまと通り過ぎるから」とニヤリ。「彼氏? (今は)いないですね。何よ。すごいツッコんでくるじゃん。いないよ」と頬をふくらませた。もし自身が結婚したとき、○○婚と書かれたい?と質問すると、「何だろ~。普通にノーマル婚がいいな~」と意外に答えも“ノーマル”だった。
吉高由里子(よしたか・ゆりこ)
1988(昭和63)年7月22日生まれ、27歳。東京都出身。高校1年生のときにスカウトされ、2006年に「紀子の食卓」で映画デビュー。08年の映画「蛇にピアス」で初ヌードを披露し、体当たり演技でブルーリボン賞新人賞を受賞。代表作はフジテレビ系「東京DOGS」、同「ガリレオ」、映画「横道世之介」など。昨年4~9月放送のNHK「花子とアン」でヒロインを演じ、同年末の紅白歌合戦で紅組司会を務めた。1メートル58。
(紙面から)