Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 第22話「冬の日、遠い家路」感想
かつて男の子を見た。
日が暮れるまでずっと士郎を見ていた凛。そのあどけなさの残る少女の表情に初恋の訪れを感じました。
まずはご飯ですねって言わんばかりに、すっくと立ち上がるセイバーさんに顔がほころんでしまいましたが、オープニングが流れる最中に衛宮家の食卓でおかわりする彼女の笑顔が浮かんでくるようでした。
こうして腹ごしらえも済み、凛のリードでギルガメッシュへの対応策と聖杯の破壊について思案が繰り広げられましたが、士郎が無限の剣製と固有結界の発動でギルガメッシュに当たるのが最善の策だという結論へと至りました。
そして士郎曰くセイバーはギルガメッシュと相性が良くないということでしたが、士郎は武器防具を出現させるだけでなく、それらがどの様に使われてきたか、アーチャーとの戦いで彼が武器だけでなく、アーチャーがどうやって攻撃しているかを吸収していったように、個々の武器にまつわる使い手の技や力量を自分のものにしてしまうのが、士郎の強みと言っていいでしょうね。
その点でただ多くの宝具を持っているだけのギルガメッシュが、アーチャーや士郎を危険視しているのだと思いますが、多くの魔力を消費する固有結界の維持、そして無限の剣製を続けなければならない必要のある戦いは、士郎にとっては荷が勝ちすぎるので、凛が繋がって魔力を供給することに決定しました。
ここから先はちょっと荒ぶってしまいそうになる凛のカット満載ですが、相変わらず鈍い士郎には枕どころかゲイボルグを投げてやりたくなりますね。
しかし高飛びする士郎を見ていた頃からずいぶん成長したような凛のキュートなボディを横から映したり、露わになった下腹部と絶対領域のコンビネーションに目を奪われて、できれば肩紐か枕になりたいなと思ってしまい、士郎の反応を楽しむどころではなかったです。
好きと言われて真っ赤になったり、恥ずかしくて涙目になる凛がとっても可愛い決戦前夜のパートでしたね。
そして両思いであることもわかった二人には、幸せになって欲しいと思いました。

あらすじ(公式サイトから引用)
ギルガメッシュが語った、聖杯戦争の真の目的を知った士郎たちは、今回の祭壇である柳洞寺での戦いに向けて策を練る。
ギルガメッシュの宝具がセイバーとは相性が良くないと話す士郎に対し、凛が導き出した対抗手段とはーー

かつて夢をみた。
そう士郎に告げるセイバーの全てが思い出され、涙が溢れてしまった。
セイバーのとても落ち着いた表情に、彼女が答えを得て、とらわれ続けていた苦しみから解放されたのを感じます。
思えば生身のまま召喚されたセイバーは、英国を救えず仲間も死なせてしまったことへの悔恨に、華奢な身体も純真も全てが包まれてしまっている瞬間が、ずっと続いているようなものですね。
しかし、アーチャーと士郎の生き様を見て、あるいはその強烈な思いが揺さぶられつつも前へと進む在り方に、優しく手を引かれたのでしょうか。
宝剣を抜いた時の少女の想いと、その先に待っていた苦しみを、かつて夢をみたと飲み込み、その両方を彼女が昇華できたように感じることができました。
そして士郎と話すセイバーは、とても落ち着いていて、その優しい瞳が彼により多くの言葉を伝えているような気がして、静かなシーンでしたが今までの彼女のことがいっぺんに思い出されるようでした。
とても良いシーンだったと思います。思わず溢れた涙が止まらなくなってしまいました。
さておき、今回もオチは慎二が持っていった感じでしたが、聖杯の器となった彼の変形した姿がなんとも悪魔的で終末観に溢れていたと思います。
そしてその慎二の頭上には、ぽっかりと穴の空いた空間がありましたが、ここから滅びがこぼれ落ちる前に決着をつけることができるんでしょうか。
無限に剣製できるという士郎の優位さにギルガメッシュが冷静に対処したり、エアの発動などいっぺんに形勢を逆転される可能性も含んでいますから、予談を許さない戦いであるのは間違いなさそうです。
ともあれ、予告では柳洞寺の山門を守るあの人の再登場が示されていましたが、バトル必至の展開になりそうですね。
剣萌えな私にとっては、ずっと待っていた二戦目なので、どんなシーンと最期を見せてくれるのか、楽しみで仕方ない次回を、わくわくしながら待ちたいと思います。
日が暮れるまでずっと士郎を見ていた凛。そのあどけなさの残る少女の表情に初恋の訪れを感じました。
まずはご飯ですねって言わんばかりに、すっくと立ち上がるセイバーさんに顔がほころんでしまいましたが、オープニングが流れる最中に衛宮家の食卓でおかわりする彼女の笑顔が浮かんでくるようでした。
こうして腹ごしらえも済み、凛のリードでギルガメッシュへの対応策と聖杯の破壊について思案が繰り広げられましたが、士郎が無限の剣製と固有結界の発動でギルガメッシュに当たるのが最善の策だという結論へと至りました。
そして士郎曰くセイバーはギルガメッシュと相性が良くないということでしたが、士郎は武器防具を出現させるだけでなく、それらがどの様に使われてきたか、アーチャーとの戦いで彼が武器だけでなく、アーチャーがどうやって攻撃しているかを吸収していったように、個々の武器にまつわる使い手の技や力量を自分のものにしてしまうのが、士郎の強みと言っていいでしょうね。
その点でただ多くの宝具を持っているだけのギルガメッシュが、アーチャーや士郎を危険視しているのだと思いますが、多くの魔力を消費する固有結界の維持、そして無限の剣製を続けなければならない必要のある戦いは、士郎にとっては荷が勝ちすぎるので、凛が繋がって魔力を供給することに決定しました。
ここから先はちょっと荒ぶってしまいそうになる凛のカット満載ですが、相変わらず鈍い士郎には枕どころかゲイボルグを投げてやりたくなりますね。
しかし高飛びする士郎を見ていた頃からずいぶん成長したような凛のキュートなボディを横から映したり、露わになった下腹部と絶対領域のコンビネーションに目を奪われて、できれば肩紐か枕になりたいなと思ってしまい、士郎の反応を楽しむどころではなかったです。
好きと言われて真っ赤になったり、恥ずかしくて涙目になる凛がとっても可愛い決戦前夜のパートでしたね。
そして両思いであることもわかった二人には、幸せになって欲しいと思いました。
あらすじ(公式サイトから引用)
ギルガメッシュが語った、聖杯戦争の真の目的を知った士郎たちは、今回の祭壇である柳洞寺での戦いに向けて策を練る。
ギルガメッシュの宝具がセイバーとは相性が良くないと話す士郎に対し、凛が導き出した対抗手段とはーー
かつて夢をみた。
そう士郎に告げるセイバーの全てが思い出され、涙が溢れてしまった。
セイバーのとても落ち着いた表情に、彼女が答えを得て、とらわれ続けていた苦しみから解放されたのを感じます。
思えば生身のまま召喚されたセイバーは、英国を救えず仲間も死なせてしまったことへの悔恨に、華奢な身体も純真も全てが包まれてしまっている瞬間が、ずっと続いているようなものですね。
しかし、アーチャーと士郎の生き様を見て、あるいはその強烈な思いが揺さぶられつつも前へと進む在り方に、優しく手を引かれたのでしょうか。
宝剣を抜いた時の少女の想いと、その先に待っていた苦しみを、かつて夢をみたと飲み込み、その両方を彼女が昇華できたように感じることができました。
そして士郎と話すセイバーは、とても落ち着いていて、その優しい瞳が彼により多くの言葉を伝えているような気がして、静かなシーンでしたが今までの彼女のことがいっぺんに思い出されるようでした。
とても良いシーンだったと思います。思わず溢れた涙が止まらなくなってしまいました。
さておき、今回もオチは慎二が持っていった感じでしたが、聖杯の器となった彼の変形した姿がなんとも悪魔的で終末観に溢れていたと思います。
そしてその慎二の頭上には、ぽっかりと穴の空いた空間がありましたが、ここから滅びがこぼれ落ちる前に決着をつけることができるんでしょうか。
無限に剣製できるという士郎の優位さにギルガメッシュが冷静に対処したり、エアの発動などいっぺんに形勢を逆転される可能性も含んでいますから、予談を許さない戦いであるのは間違いなさそうです。
ともあれ、予告では柳洞寺の山門を守るあの人の再登場が示されていましたが、バトル必至の展開になりそうですね。
剣萌えな私にとっては、ずっと待っていた二戦目なので、どんなシーンと最期を見せてくれるのか、楽しみで仕方ない次回を、わくわくしながら待ちたいと思います。
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テーマ : Fate/stay night
ジャンル : アニメ・コミック