広島の黒猫ﾒｲﾄﾞ魔法ｶﾌｪ流川店で火災！3人死亡 犠牲者の氏名は、お客の高尾洋平さん以外報道されず 個室にｼｬﾜｰ… 火事の原因は特定されず【ﾒｲﾄﾞｶﾌｪ火事・店員顔写真あり】

８日夜、広島市中心部にあるメイドカフェが入ったビルの火災で、焼け跡から２人の遺体が見つかるなど３人が死亡し、警察は現場検証をして火事の原因を調べています。警察によりますと、この火事で従業員の１人が一時、意識不明になりましたが、その後、意識が回復したということです。

８日午後９時４０分ごろ、広島市中区流川町にあるメイドカフェが入った２階建てのビルで火災があり、火はおよそ９時間後に消し止められました。
この火事で、ビルの焼け跡から男性と女性とみられる２人の遺体が見つかったほか、意識不明の重体となっていた客の男性の死亡が確認されました。警察によりますと、死亡したのは広島市西区の会社員、高尾洋平さん（３６）で、死因は煙を吸ったことによる一酸化炭素中毒だったということです。
また、警察によりますと、２２歳の従業員の女性が一時、意識不明となりましたが、その後、意識が回復したということです。女性はのどにやけどをするなどしていますが、命に別状はないということです。
このほか、別の従業員の女性と男性客の２人もけがをしました。
警察によりますと、火事のあと２８歳の従業員の女性の行方が分からなくなっているということで、警察は、遺体で見つかった２人の身元の確認を急ぐとともに現場検証をして火事の原因を調べています。

今回の火災を受けて、総務省消防庁は、職員や「消防研究センター」の専門家、合わせて６人を現地に派遣し、地元の消防と連携して、火が出た原因や防火管理態勢などを調べることにしています。

過去の繁華街のビル火災と対策

平成１３年に起きた東京・新宿歌舞伎町の雑居ビルでの火災では、階段の踊り場付近から火が出て燃え広がり、飲食店の従業員や客など４４人が亡くなりました。この火災では、避難経路となる階段に物が置かれているなどの悪質な違反が放置されていたことが被害の拡大につながりました。
平成２０年には大阪・浪速区の雑居ビルの１階にあった個室ビデオ店で男が放火して店が全焼し、客など１６人が死亡しました。
こうした火災を受けて、消防法の改正など対策が行われ、▽建物の管理者に対しては、消火器やスプリンクラーの設置、それに避難を妨げるような物が通路に置かれていないかなどを民間の業者に点検してもらい、消防に報告することや、▽ビルとテナントの双方に防火管理の責任者を置くことが義務づけられました。また、悪質な違反が放置されないようチェック体制も強化され、▽立ち入り検査の時間の制限を廃止し、事前の通告なしにいつでも実施できるようになったほか、▽入れ替わりが激しいテナントの実態についても把握できるよう、新たに営業を始める際は消防に届け出ることが義務づけられました。

via: 広島 繁華街のビルで火事 ３人死亡　NHKニュース

「従業員の女の子が２階から下りてきて、火事だと大声で叫んだ。そのあと、階段から２人が転げ落ちてきた」。雑居ビルの１、２階にあるメイドカフェ「黒猫メイド魔法カフェ」の１階部分にいた３０代後半の男性客は取材にこう話した。

　男性が外に出ると、雑居ビル内は煙がもうもうと立ちこめていた。「大丈夫だよ、大丈夫だよ」。出火直後、外で泣きじゃくる女性従業員に声をかける同僚の女性もいたという。

　一夜明けた９日午前７時ごろには、メイドカフェに来店したことがあるという派遣社員の男性（２２）＝広島県東広島市＝が現場近くを訪れた。昨年１１月から店に通い始め、ＳＮＳで火災を知り、駆け付けた。「仲良くしてくれたメイドさんたちにこんなことが起こるなんて……」

　黒猫メイド魔法カフェでは女性従業員がメイドの格好をして接客をしていたとみられ、ホームページによると広島市や大阪市、東京都内に店がある。火災が起きた雑居ビルの店の「基本営業時間」は平日午後６時～午前１時。から揚げ、たこ焼き、ピザといった食べ物や酒のメニューが並び、「広島初の東京アキバ風キッチンスタイルの急接近な萌（も）えカフェです」「喫茶店として！　ショットバーとして！　いつでも気軽に可愛いメイドさんに逢（あ）いに来てくださいね」などとうたっている。

via: 「仲の良いメイドにこんなことが…」　広島雑居ビル火災：朝日新聞デジタル

　広島市中区流川町の飲食店などが入る２階建ての雑居ビルが８日夜全焼した火災で、広島県警は９日、焼け跡から男女とみられる２人の遺体が見つかり、病院搬送された男性１人が死亡したと発表した。他に女性１人が意識不明の重体、男女２人が重軽傷。一方、同ビルに備え付けられていた火災報知機が自動では鳴らず、従業員が手動でボタンを押していたことが県警への取材で分かった。県警はビルの防火体制についても調べる。

　県警によると、死亡したのは男性会社員（３６）＝広島市西区。ビル１、２階に入居するメイドカフェ「黒猫メイド魔法カフェ」の客で、死因は急性一酸化炭素中毒だった。また、女性従業員（２８）＝同市東区＝と男性客１人と連絡が取れなくなっているといい、遺体で見つかったのはこの２人の可能性があるとみて身元の確認を急いでいる。

　重体になっているのは女性従業員（２１）＝同市安佐南区。別の女性従業員（２５）＝同市佐伯区＝が重傷、男性客（４３）＝山口県岩国市＝もやけどを負っているという。

　広島市消防局や県警などによると、火事は８日午後９時４５分ごろ発生。鉄骨２階建ての雑居ビル延べ約５００平方メートルを全焼し、隣接するビルにも延焼。約８時間４０分後の９日午前６時半に鎮火した。ビルには複数の飲食店が入居している。

　県警によると、火災発生時、メイドカフェの男性従業員が報知機のボタンを押したという。県警は同日午後から現場検証を行い、出火元などを調べる。

　広島市消防局は２０１１年１１月、このビルに対して消防法に基づく立ち入り調査を実施。その際、消火器や自動火災報知機などの設備に問題はなかった。ただ、消防計画ではテナントの代表者名が違うなどの不備が見つかったほか、避難訓練をしていないことも判明したため、指導した。

　また消防法では、ビルの所有者や管理者らに対して年に１回、設備を実際に作動させ、その結果を消防署に報告するよう義務付けている。このビルからは、今年４月に「問題なし」との報告が出ていたという。【植田憲尚、高橋咲子、五十嵐朋子、大島英吾】

via: 広島雑居ビル火災：女性ら３人死亡　１人重体、２人重軽傷 – 毎日新聞

　広島の歓楽街にあるビルで８日夜に発生した火災は、客１人の死亡が確認されたうえ、焼け跡から男女２人の遺体が見つかり、死者は３人となりました。現場となったメイドカフェの常連客がＪＮＮの取材に答え、店内の様子を詳しく証言しました。

　広島市の夜を焦がす炎。火事があったのは、中国・四国地方きっての歓楽街です。８日午後１０時前、雑居ビルから煙が見えると通行人から通報がありました。

　「（倒れていた人は）顔が真っ黒。頭は燃えてチリチリになっていた」
　「２階から客が降りてきて、そのあと追いかけるように黒い煙が・・・。女の子はパニック状態」

　警察によりますと、この火事で、雑居ビルの中にあるメイドカフェにいた４人が病院に運ばれましたが、意識不明となっていた広島市西区の高尾洋平さん（３６）が９日朝、死亡しました。ほかに、やけどで２２歳と２５歳の女性従業員が重傷、４３歳の男性客が軽傷です。

　また、２８歳の女性従業員と連絡がとれていないということですが、９日朝になって、この女性とみられる遺体が見つかったほか、別の男性とみられる遺体も見つかったということです。

　実は、病院に運ばれた４人を含め６人が出火当時、２階の接客スペースにいたとみられます。９日朝になって見つかった２人の遺体は、いずれもこの接客スペースの床が抜け落ちた１階部分で見つかったということです。現場近くには、たたずむメイド姿の女性たちの姿がありました。

　午後からは警察の現場検証が始まりました。警察によりますと、男性従業員が１階部分から出火しているのを確認していたことから、１階の南側の入り口に絞って検証しました。１階の階段横には、廃油が入ったオイル缶やごみが置いてあったといいます。

　「ここもメイドカフェだと思う。ここに１か所だけ厨房があり、２階は火を使うことはない」（火災があった店の常連客）

　焼けた店の常連客は、２階の個室では、１階のメイドカフェとは違うサービスが行われていたといいます。

　「２階はキャバクラ、エステ、マッサージをするような。カフェではない」（火災があった店の常連客）

　この常連客は４年前から週に複数回この店に通っていましたが、見取り図にある建物奥の階段は記憶にないといいます。

　「この奥の階段のイメージがない」（火災があった店の常連客）
　Ｑ．通常、客が使う階段ではない？
　「使ってない」

via: 「広島のメイドカフェ火災 死者３人に、店内で何が？」　News i – TBSの動画ニュースサイト

広島最大の歓楽街で3人が犠牲となったメイドカフェでの火災。現場となった店舗でかつて働いていた女性が、店内の防火態勢について証言した。
メイドカフェ元従業員は「(従業員も)実際に何かあったらというのを、みんな実際考えていなかったと思います。(管理者から指導は?)なかったですね」と語った。
鳴り響く火災報知機。
泣き声と悲鳴で騒然とする中、路上に座り込むメード姿の女性たち。
8日夜、広島市最大の歓楽街で発生したビル火災。
激しく燃え上がる炎が建物を包んだ。
現場の雑居ビルは、木造2階建て。
1階に居酒屋と、1階と2階に同じメイドカフェの店舗があった。
出火当時、1階には客と女性従業員がおよそ8人。
2階には受け付けに2人。
さらに2つの接客スペースに、12人ほどいたとみられている。
9日午後、2011年までこのメイドカフェで働いていたという女性が取材に応じた。
メイドカフェ元従業員は「2階にエステというのがあって、ここが個室なんですが、そこで簡単なエステというか、マッサージを」と語った。
少なくとも、この女性が働いていた当時は、2階にエステのスペースもあったという。
メイドカフェ元従業員は「エステの部屋にいた時は、こっち側、エステの部屋の外の音が全く聞こえない状態だった。ちょっと閉鎖的すぎるかな」と語った。
閉鎖的な空間。
2階にいた客とみられる高尾洋平さん(36)が、一酸化炭素中毒により死亡。
22歳の女性従業員ら2人が重傷で、1人が軽傷となっている。
さらに9日、2階の床とともに焼け落ちたとみられる男女2人の遺体が、1階の店舗から見つかった。
あわせて3人の死者を出した雑居ビル火災。
出火当時、1階の階段下スペースには、廃油が置かれていたという情報があり、警察と消防は、激しく燃えている階段下を重点的に調べ、出火原因の特定を急いでいる。 (テレビ新広島)

via: www.fnn-news.com: 広島市繁華街火災　元…