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【芸能・社会】「石原プロ次世代スター発掘オーディション」 秋元プロデュースで歌手デビュー2015年10月9日 紙面から
俳優渡哲也(73)や舘ひろし(65)が所属する芸能事務所「石原プロモーション」は8日、募集中の「石原プロ次世代スター発掘オーディション」のグランプリ受賞者が、歌手デビューすると発表した。作詞家秋元康さん(57)が音楽プロデュースする。グランプリ受賞者は俳優として活動することが既に決まっているが、同プロを設立した昭和の大スター、石原裕次郎さんのように歌声でも魅了することになりそうだ。 「4K時代の裕次郎」を探すオーディションに強力な援軍が現れた。秋元さんはAKB48グループの総合プロデューサーなどとして知られる。数々のヒット曲を生み出してきた手腕に石原プロは大いに期待する。 きっかけは約30年前に渡が秋元さんとテレビ番組で共演したこと。番組内で「俳優にとって大事なことは?」と問われた秋元さんが「存在感だ」と答えたことに渡は驚いたという。そのとき渡も「同じことを考え共感した」と言い、それ以来、秋元さんと「いつか一緒に仕事がしたい」と願っていた。しかし、その後共演する機会がなかったが、石原プロが社運をかけるオーディションに満を持して秋元さんとタッグを組むことになった。 9月に石原プロから秋元さんに「裕次郎さんをモチーフにグランプリ受賞者に曲を提供してほしい」と作詞を依頼。秋元さんからは即答でOKをもらったという。 石原プロと言えば、裕次郎さんが「嵐を呼ぶ男」「銀座の恋の物語」「夜霧よ今夜も有難う」など、渡が「くちなしの花」、舘も「泣かないで」など俳優としてだけでなく、歌手としてもヒット曲を生み出している。グランプリ受賞者はソロデビューとなる。 石原プロは「『裕次郎さんをモチーフに』と依頼したが、秋元さんの世界観にお任せしたい」とし、「どのような形であれ、ヒットする曲をお願いしたい。カラオケなどで、みんなが歌える曲に」とグランプリ受賞者を国民的俳優・歌手に育てたいと意欲を見せる。 オーディションの応募数は既に1万を超えているという。急性心筋梗塞(こうそく)で自宅療養中の渡も1次審査となる書類選考を行う。石原プロは今月31日までだった応募期限を11月7日まで延長。「俳優志望だけでなく、歌手志望の人も応募してほしい」と呼び掛けている。 <秋元康(あきもと・やすし)> 1958(昭和33)年5月2日生まれ、東京都出身。高校時代から放送作家として頭角を現し、音楽番組「ザ・ベストテン」などの番組構成を手掛ける。83年以降、作詞家として美空ひばりさんの「川の流れのように」や中島美嘉の「WILL」、EXILEの「EXIT」などのヒット曲を生む。2009年、第51回日本レコード大賞・特別賞をAKB48とともに受賞。91年、「グッバイ・ママ」で映画監督デビュー。 <石原プロ次世代スター発掘オーディション> 石原プロと全国約200のケーブルテレビ局が4K映像時代に輝くスターを探す企画で、現在募集中。応募方法は15〜24歳までの男性で、国籍・経験不問だが、日本語が話せることなどが条件。選考は書類審査や面接、ハワイ合宿などを経て、来年4月にグランプリ1人、準グランプリ1人を決定。グランプリ受賞者は賞金100万円を贈呈され、4K映像による新作アクション映画に出演できる。 PR情報
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