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Wouldってどうやって使う?正しい使い方を知って英語表現の幅を広げよう!

   

前回の記事で、WillとWouldの使い分けについて別の機会に説明すると言いましたが、Willは単に未来を表す単語なのでWouldとの使い分けを説明する必要もないと思い、今日はWouldの正しい使い方について書くことにしました。

ちょっとややこしいけど会話には欠かせない”Would”

このWould、いまいち使い方がわからなくて困ってるなんて人も多いかと思います。

使い方としては、大きく4つに分けられます。

Willの過去形としてのWould

いわゆる時制の一致というやつです。

Where were you last night? I thought you would come.
「昨晩どこにいたの?来ると思ってたのに」

He said he would be late this morning.
「彼、今朝は遅れるって言ってたよ」

ThoughtやSaidが過去形なので、それに合わせてWouldを使います。

非現実または想像上の状況で使われるWould

どういうこと?と思うかもしれませんが、例文を見てもらえれば分かると思います。

I would like to visit Tokyo one day.
「いつかぜひ東京に行ってみたいな」

I would definitely go out with her.
「彼女とだったら(チャンスがあれば)絶対付き合う」

Go out with ~「~と出かける、~と付き合う」

このように現実にまだ起こっていないことや、想像の中での出来事などを口にする際使われます。

仮定や条件の中で使われるWould

2つ目と少し似ているかもしれませんが、仮定や条件の中で使われる表現です。

If I were you, I would leave her alone for a while.
「おれがお前だったら、彼女をしばらくそっとしとくよ」

If you told me the truth, I would forgive you.
「もし本当のことを言ったら、許してあげる」

If I had known you were at the party, I would have come too!
「もしキミがパーティーにいるって知ってたら、僕も行ったのに!」

Leave ~ alone 「~を1人にする、放っておく、そっとしておく」

ここでのポイントは2つで、1つは仮定・条件を表すIfの文が過去形になっていることです。

もう1つは例文③での表現。これは「~していれば、~した」という表現で、If文がいわゆる過去完了の形になっています。過去完了の文法的な説明はこのページで詳しく説明されています。

Would have~というのは、実際に起こらなかった事を「~しただろう」と仮定の過去を言い表すフレーズ。

丁寧語としてのWould

Would you like a cup of tea?
「お茶はいかがですか?」

Would you mind taking a picture for us?
「写真を撮って頂けませんか?」

mind ~ing 「~するのを気にする、嫌だと思う」

2つ目の例文は直訳すると「私たちのために写真を撮るのは嫌ですか?」=「撮って頂けませんか?」という風になります。

ここでYesと答えてしまうと、「はい、嫌です」となってしまうので、快諾する場合は”No”とか、”Sure”と言って撮ってあげましょう。

その他のWould

拒否した、~しようとしなかった

I tried to warn her, but she wouldn’t listen to me at all.
「彼女に忠告しようとしたけど、全く聞く耳を持たなかったよ」

I asked him how old he was, but he wouldn’t tell me.
「彼に何歳か聞いたけど、教えようとしないんだ」

Didn’tじゃダメなの?と思う方もいると思いますが、Didn’tを使った場合はただの過去に起こったアクションになってしまい、「~しようとしなかった」というニュアンスが消えてしまいます。そこが違いです。

意見や考えを伝える際のWould

100%ではない)自分の意見や考えを伝える時に使います。

I would say that’s the right direction.
「その方向で合ってるんじゃないかな」

I wouldn’t mind coming with you.
「一緒に行っても構わないよ」

これは断言するのではなく、100%に達しないぐらいのレベルでモノを言う時に使われるとても便利な表現です。

 

ということで今日はだいぶ文法的な記事になってしまいましたが、Wouldの使い方が理解できると会話の幅がグンと広がります。

ネット上にも詳しく説明してあるページが沢山あるので、まだ??という方はいろいろと調べてみるともっと理解が深まると思いますよ!

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