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【スポーツ】[ラグビー]松島、サモアに期待 南アは1位通過決めた2015年10月9日 紙面から
【ウォリック(英国)大友信彦】ラグビーの第8回ワールドカップ(W杯)は7日(日本時間8日未明)、2試合を行い、B組の南アフリカが64−0で米国に圧勝。勝ち点を16に伸ばし、B組1位通過での8強入りを決めた。自力2位は消滅したものの8強入りの可能性を残す日本は、米国との11日(日本時間12日)の1次リーグ最終戦に向けナイター練習を敢行。わずかな可能性に向けWTB松島幸太朗(22)=サントリー=は1次リーグ突破へ意欲をみせた。 南アフリカが米国から10トライ64得点を奪い、B組1位通過を決めようとしていた、ちょうど同じ時間。その南アを初戦で破った日本代表は、米国との最終戦に向け、薄暮の中で、非公開のナイター練習に励んでいた。 「もう、サモアに期待するだけですね」 練習後に会見したWTB松島は笑みを浮かべた。日本の8強進出の命運は、10日にスコットランドと対戦するサモアが握っている。松島は3日のサモア戦後、同じサントリーのサモアSOピシと話をしたという。 「最後のスコットランド戦に向けて気合が入ってる感じでした。サモアも勝って終わりたいだろうし。まあ、自分たちは何も変えられないので、米国戦に集中するだけです」 その米国は、南ア戦には前戦から先発12人を入れ替えた。南ア戦から中3日で戦う日本戦をにらんだ措置だ。 「日本戦には1軍のメンバーがフレッシュな状態で向かってくる。僕たちも今まで以上に気合を入れて、フィットネス、フィジカルで上回らないと」 ここまで3試合、交代なしの皆勤組はリーチ主将、五郎丸副将と松島の3人だけだ。 「すごく良い経験ができている。自分のラグビー人生の宝物になる。南アやオーストラリアの仲間からもSNSでたくさんコメントをもらったし、また彼らとも試合をしたい」 世界の舞台で進化を続ける22歳の思いが、日本に運を呼ぶか? PR情報
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