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【サッカー】

FIFA倫理委 ブラッター会長らに90日間の停職処分

2015年10月9日 紙面から

 【ロンドン原田公樹】国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会は8日、背任と横領などの疑いでスイス検察庁の捜査対象になっているゼップ・ブラッター会長(79)に対し、90日間の暫定的な停職処分を下した。

 プラティニ副会長と、既に無期限の停職処分を受けているバルク事務総長も同処分とした。ブラッター会長らはサッカーに関わる全ての活動が禁止される。また、2018年と22年ワールドカップ(W杯)招致での不正が認定された鄭夢準(チョン・モンジュン)元副会長には6年間の活動停止と10万スイスフラン(約1250万円)の罰金を科した。

 ブラッター会長は05年、当時のワーナー北中米カリブ海連盟会長に10年W杯の放映権を市場価格の約20分の1で売却した疑いがある。11年にも、プラティニ副会長へ200万スイスフラン(約2億4800万円)を不正に送金した疑いがかけられている。ブラッター会長は次期会長選の来年2月まで現職にとどまることを表明していたが、事実上の解任となった。

 

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