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広島・ビル火災「火災報知器を作動させた」
10月10日 7時22分

8日、広島市中心部にあるメイドカフェが入ったビルで3人が死亡した火災で、最初に通報した店の従業員が「火災報知器が作動していなかったのでボタンを押して作動させた」と話していることが警察への取材で分かりました。
警察は10日も現場検証を行い当時の状況や火事の原因について調べを進める方針です。8日夜、広島市中区流川町にあるメイドカフェが入った2階建てのビルから火が出て、客で36歳の男性が死亡、ビルの焼け跡から男性と女性とみられる2人の遺体が見つかったほか、従業員の女性2人と男性客の3人もけがをしました。
火元のビルと東隣のビルが全焼するなどおよそ660平方メートルが焼け警察が出火当時の状況について調べを進めていますが、最初に通報した店の従業員の男性が「火を見て危ないと思ったが、火災報知器が作動していなかったので自分でボタンを押して作動させた」と話していることが警察への取材で分かりました。
この際、従業員は直前までいた2階の受付に戻り、火災報知器のボタンを押したということです。
警察は遺体の身元の確認を急ぐとともに、10日も現場検証を行い当時の状況や火事の原因について調べを進める方針です。

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