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南シナ海沿岸 米比が軍事訓練 自衛隊が視察
10月7日 16時26分

南シナ海沿岸 米比が軍事訓練 自衛隊が視察
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中国が海洋進出の動きを活発化させる南シナ海に面しているフィリピンの沿岸部で、きょう、日本の自衛隊が視察するなか、アメリカ軍とフィリピン軍による合同の上陸訓練が行われました。
アメリカ軍とフィリピン軍の海兵隊は、今月1日から9日間の日程で、定例の合同軍事演習をフィリピン各地で実施していて、7日は、南シナ海に面しているルソン島西部のサンバレスにある基地で訓練が行われ、その様子がメディアに公開されました。
訓練は、敵に占領された島を奪還するという想定で行われ、両軍の合同部隊が沖合から水陸両用車で上陸し、敵の部隊を制圧するまでの手順を確認しました。
現場では、去年に続いて派遣された自衛隊の視察団が、一連の動きをカメラで撮影したり、アメリカ軍の関係者から詳しい説明を受けたりしていました。防衛省陸上幕僚監部の宮崎章1等陸佐は「南シナ海という現場の緊張感のなかで行われている訓練を確認できたのは、非常に有意義だった」と話していました。
南シナ海では、中国が浅瀬を埋め立てた人工の島に滑走路を整備するなど、軍事拠点化を進めているとみられる動きを加速させていて、フィリピンとしては、安全保障面での日米両国との協力関係を強調し、中国をけん制するねらいもあるとみられます。

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